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すいかを落とせ - プチコン4で横スクSTGパズルアクションゲーム

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年5月18日
すいかを落とせ - プチコン4で横スクSTGパズルアクションゲーム「プチコン4で横スクロールのシューティングゲームを作ったことが無いな」と思い、Xでそのようなことをポストしたところ、あるフォロワーさんから「いつもの物理演算で、上から落ちてきたもので敵をやっつける」というアイデアをいただきました。どのように「横スクロールのシューティングゲーム」と「上から落ちてきたもので敵をやっつける」のを組み合わせるのかはその時点ではうまく想像できませんでしたが、「なんとなくでいいから作ってみよう」と思い、8日ほどで出来上がったゲームが今回の「すいかを落とせ」になります。もともとシューティングゲームだったはずが、最終形態としてはパズルアクションゲームになっています。

タイトル: すいかを落とせ
公開キー: 4CAQYX3J4



Xでアイデアをいただいた数日後、ふと「丸いものが地面に置いてあって、ショットで地面を崩すと、その丸いものが下に落ちていく」というイメージが頭に浮かび、早速プチコン4で作ってみることにしました。「丸いもの」は何でもよかったのですが、プチコン4の真ん丸なプリセットキャラの中で一番定義番号の若い「すいか」を選択しました。地面はBG(テキスト)用のプリセット画像ですが、これをGCOPYでグラフィックとして使用(グラフィックの方が物理演算と相性が良いため)、画面全体を左に1ドットずつずらしてコピペする形で横スクロールを表現しています。まだこの時点では具体的なゲームのイメージは頭に浮かんでおらず、シンプルな「物理演算デモ」のような形でした。ただ、ゲームとしてのポテンシャルはあるかなとも思いました。

続いて頭に浮かんだのが、あの「スイカゲーム」です。スイカゲームは同じフルーツ同士をくっつけて別の大きなフルーツに変換、最終的に巨大なスイカにするというゲームです(ちなみに実際にプレイしたことはないです)。この「くっつけて大きくなる」という部分を拝借して、すいか同士が触れたら雪だるま式に大きくなるようにしてみました。すいかはくっついた分「重量」のパラメーターが足し算されて、サイズ(直径)は重量の「三乗根」に比例して増すようにしました。すいかのサイズについては、もっと大きくした方が見た目にはインパクトがあるのですが、地面と引っかかりやすくなって難易度が増してしまうこともあり、重量と寸法の関係は三乗根を使う標準的な形のままにしておきました。

その後、すいかの重量を見える化して、番号をふるようにしました。さらに画面の幅の範囲内ですいかを下に落とすと得点をゲットできるようにもしました。番号が大きなすいか(重いすいか)はより得点が高くなるように設定しています。

それから簡単なタイトル画面を作成して、一旦完成としました。公開後、またX上で別のフォロワーさんから「タイマーを見やすくした方が良い」というアドバイスをいただき、数字を大きくしたほか棒グラフでも表示するなどして、視覚的に残り時間が分かりやすくなるよう変更しました。その後も細かいバグなどが見つかり、調整と再アップを繰り返しつつ、ようやく落ち着くようになりました。ただ、すいかが地面と地面の隙間に入ると震えることがあったり、画面左端で自機が地面に挟まれると突き抜けたり、一部の不具合は放置したままの少々大雑把な作りになっています。

プログラムは以下の通りです。



久しぶりに完成形が定まっていないままゲーム制作をスタートさせてしまいましたが、小規模なゲームということもあるものの、意外と短時間で仕上げることができました。物理演算系のゲームは作りながらアイデアが出るようなことが多い分、世に出ているゲームとは少し違った感覚のものができるのが、作っていても面白かったりします。



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Bluetooth折りたたみキーボード SKB-BT-35BK(SANWA SUPPLY)

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年5月13日
Bluetooth折りたたみキーボード SKB-BT-35BK(SANWA SUPPLY)つい先日、「鞄にも入るBluetoothの折りたたみキーボードが欲しい」ということで、SANWA SUPPLY製のSKB-BT-35BKという型番のものを入手しました。購入の決め手となったのが、テンキーがあることと、文字入力時にノーマルなキーボード(折りたたまない)との感覚的な違いがなさそうなことでした。実際、SKB-BT-35BKは「カーソルキーが若干小さめかな」という程度で、ほぼ違和感なく使えています。

SKB-BT-35BKはキーボードを少し手前に傾けるためのプラスチック部品が付属しています。これをキーボードの左右の端と奥側に付けることで手を置く角度が自然になります。

SKB-BT-35BKの充電はUSBケーブル経由で行うのですが、PCにUSBケーブルで接続すると「USBキーボード」に変身します。これの何が良いかと言うと、Bluetooth接続だとノートPCを立ち上げる際に要求されることもある「BIOSパスワード」の入力ができないのに対し(ノートPC本体のキーボードを使う必要があります)、USB接続ではそのままパスワード入力が可能になるので、その分ちょっとした手間が省けたりします。

実はSKB-BT-35BKを購入する前に、Omikamo製のB099 JPという型番の折りたたみキーボードを購入していました。こちらも同じくBluetooth接続で、サイズ的には上述のSKB-BT-35BKよりも一回り小さく、価格も安かったのですが…。

いかんせんキーボード右下にShiftキーが無く、これがかなり不便に感じました。恐らく英語のキーボードをそのまま改良したもので、Shiftキーになるはずのところが「アンダーバー/バックスラッシュ/ろ」のキーになっています(なので不自然に大きいです)。他の折りたたみキーボードもこのようなキー配置のものが多いようなので、右下のShiftキーを多用する人は、折りたたみキーボードを購入する前にこの部分はしっかりと見ておいた方が無難です。逆に右下のShiftキーをほとんど、もしくはまったく使わない人は、選択肢が広がるかと思います。

今回折りたたみキーボードを購入したのは、会社のオフィスがフリーアドレス化となり、私物はロッカーに入れるか鞄に入れて持ち歩かなければいけなくなったことからでした。個人的にはできるだけロッカーとデスクの往復を避けたかったこともあり、「全て」を鞄に入れて完結したいという思いもありまぢた。今回の折りたたみキーボード購入により、この思いは十分達成されることになり嬉しい限りです。



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色々な国の料理を楽しむ第6弾 - トルコ料理トルコアズ(池袋)

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年5月4日
色々な国の料理を楽しむ第6弾 - トルコ料理トルコアズ(池袋)ゴールデンウィーク(GW)とは言え、海外の物価高と円安でなかなか海外旅行に行けるような感じではなくなってしまいましたが、「せっかくの休みなので…」ということで、久しぶりに「色々な国の料理を楽しむ」を遂行しました。今回は第6弾で、池袋西口にあるトルコレストラン・トルコアズ(TURKUAZ)に家族3人で行ってきました。トルコ料理と言えば真っ先にケバブが頭に浮かびますが、期待を裏切らずランチメニューは色々なタイプのケバブがありました。私はその中で、牛肉、鶏肉、羊肉がいっぺんに楽しめる「ケバブの盛合せセット」を選択しました。スープ、サラダ、トルコ風パン、デザートがついて、税込2,000円でした。

ということで、料理はこんな感じでした。


[ ひよこ豆のスープ、トルコ風パン、トルコのビールEFES ]


[ ケバブの盛合せセット ]


[ トルコ風プリン ]

味は全体的に比較的あっさりとしていて、特に肉には脂身はほとんど感じませんでした。ただ、味がシンプルという訳でもなく、肉は噛めば噛むほど独特な味わいがありました。最初に出てきたひよこ豆のスープも、一見素朴そうな味に、塩味とスパイスが効いていて美味しかったです。



あと、今回はおまけで中国系スーパー「友誼商店」(ゆうぎしょうてん)にも行ってきました。ここは中国の食材を販売している他、フードコートで本場の中華料理も楽しめます。スタッフ間では中国語が飛び交い、独特な香りが中国を感じさせてくれました。今回はスーパーでお菓子類を購入しただけですが、近いうちにこちらのフードコートでも食したいと思っています。






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パチスロ風ゲーム+シミュレーター - プチコン4で単チェリーからのネジりとペカりを再現

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年5月3日
パチスロ風ゲーム+シミュレーター - プチコン4で単チェリーからのネジりとペカりを再現私は1990年代にパチスロにハマっていました。「ワイルドキャッツ」や「スーパープラネット」や「コンチネンタルⅡ」から始まり、最後の方は「アステカ」や「大花火」などゲーム性が比較的高い機種もやりこんでいました。それ以降はパチスロにハマるようなことは無くなり、パチンコ店やパチスロ店には月1に1回行くか行かないか…まで減り、さらに最近では年に1回正月に行くか行かないか…までめっきり行く回数が減ってしまいました。ここ数年はパチスロを打つにしても、ルールを覚えるのが面倒なのでシンプルなジャグラーシリーズのみです。そんなジャグラーっぽいパチスロゲームをプチコン4でも再現しようと思って作ったのが今回の作品になります。

タイトル: パチスロ風ゲーム+シミュレーター
公開キー: 4EKSK4321



パチスロ風のゲームは8年前にJavaScriptで作ったことがあります(その名も「JavaScriptパチスロ」)。基本はジャグラーっぽい感じに仕上げていますが、絵柄や音楽が違うのはもちろん、リール配列やリールストップの挙動なども部分部分で異なります。今回プチコン4で作ったものも、基本的にはジャグラーっぽい「JavaScriptパチスロ」のプログラムや作成資料を参考にしています。

作りはじめはリール配列からでした。リールの絵柄は基本的にプチコン4のプリセット画像を使っており、セブン(7)やBARについてもテキストをスプライト化したものを横に伸ばす形になっています。ただ、リールを動かしてみると、60fpsでも絵柄がカクカク動くように見えてしまい、この辺の調整も必要になります。ちなみにプログラム的には絵柄情報を入れ込んだ二次元配列を使って、それをユーザー関数で制御しながら動かす感じです。

続いてBETボタン、レバー、ストップボタンの配置をして、役(リプレイ、ぶどう、ボーナスなど)の当選フラグの発生と、それに伴うストップ時のリール制御を組み込みました。こちらは実際のパチスロの動作に合わせて、ストップボタンを押してから最大4コマまで滑らすようにしています。当選フラグが立っているものは滑らせてでも絵柄を揃えるようにして、フラグが立っていないものは絵柄が揃っていてもわざと外すような形です。リールが動いている時の絵柄のカクつきについては、半透明のスプライトを8つ用意して、それを縦に並べてぼかして表示することで、若干スムーズに動いて見えるように改良できました。

その後、デジタルカウンター(7セグメント)の設置をしたり、ボーナスゲームの演出を入れ込んだりして完成です。BGMについては当初自分で作ろうと思っていたのですが、曲が頭に浮かばなかったことから、今回は全てプチコン4のプリセットのものになっています。

あと、今作の「肝」とも言える「情報+設定」画面も用意しました。実際のパチスロ店で見られるような、ボーナス間のゲーム数推移やスランプグラフが見られるのと、台設定(通常の1~6に加えて爆裂モードも)、ウェイト有無、ボーナスゲーム省略有無、フラグ表示有無なども選べるようにしました。各種設定については、スマホアプリのパチスロシミュレーターも意識しています。

プログラムは以下の通りです。



昨秋以降、大よそ月1本のペースでゲームを作ってきましたが、今回の「パチスロ風ゲーム+シミュレーター」の完成でやり切った感があるのと同時に、頭の中に「作りたいゲーム」がない状態になってしまいました。また少しブランクを置いて、何かアイデアがひらめいてゲームが作りたくなったら、ゲーム作りを再開しようと思います。



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尿酸値を下げる薬を飲み始めました

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年4月13日
尿酸値を下げる薬を飲み始めました2月にかかりつけ医で血液検査を行ったのですが、一昨日アレルギーとLDLコレステロールの薬をもらうついでに血液検査の結果も聞きました。全体として大きな異常は無かったのですが、尿酸値が高め(7.0mg/dL超)の状態が続いていることから、「尿酸値を下げる薬を飲みましょう」いうことを言われました。尿酸値が高めとは言っても通風にはなったことはなく、7~8の範囲内に入る程度ですが、医師からは「このままだと腎臓にダメージを与えかねないので」ということでの提案です。

普段から薬は飲んでいるので、一つ増えたところでそれほど変わらないと思い、そのまま受け入れることにしました。LDLコレステロールの薬は数値が下がってもずっと飲み続ける形ですが、尿酸値の薬の方は数か月飲んでみて、数値がある程度下がったらそこで投薬終了ということになるようです。薬だけでなく、普段から水分を取るようにして、尿酸値を下げられればと思います。





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Googleから居住者証明書を求められて

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年4月13日
Googleから居住者証明書を求められて先日、Googleから支払いの関係で「居住者証明書」(日本国内の居住者であることを証明する書類)を求められました。あまりピンと来なかったのですが、とりあえず住所が書いてある公式な証明書であれば何でもいいと思い、運転免許証の写真を撮り、ファイルをアップしてGoogleに提出しました。しかし、1週間後にGoogleから「確認できませんでした」とのメールが来てしましました。

その後ネットで調べると、居住者証明書は英語で書かれたものでないといけないということが分かりました。今度はパスポートに英語で住所を書き込んで、それをスキャンしてファイルをアップして提出してみました。しかし、こちらも1週間後に「確認できませんでした」とのメールが来てしまいました。

ネットで調べていた時に気づいてはいたのですが、税務署で居住者証明書を取得する必要があるということは散見していて、仕方なく最寄りの税務署に行って、正式な「居住者証明書」の交付請求書を提出しました。交付請求書はあらかじめネットでダウンロードしたもの(PDF)に必要事項を記載しておいて、それを2部印刷、税務署の窓口で郵送用の封筒、切手と一緒に提出する形です。

数日後に居住者証明書が自宅に届き、Googleへ3度目の提出となりました。今回は提出から3日程でGoogleから「受理された」旨のメールが来て、本件は無事完了ということになりました。色々と手間はかかってしまいましたが、とりあえずホッとしました。



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プチリバーシ - プチコン4でシンプルなオセロ風ゲーム

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年4月7日
プチリバーシ - プチコン4でシンプルなオセロ風ゲームプチコン4のCOM対戦型ゲーム第3弾は、シンプルなオセロ風(リバーシ)にしてみました。リバーシについては、8年前に「PHPリバーシ」という、名前の通りPHPで作成したものをWeb上で公開したことがあります。ただ、製作者である私が、オセロが得意ではないことから、PHPリバーシについてもCOM側はあまり強くはありませんでした(当時小学生だった息子にやっと勝てた程度です)。そんな感じで久しぶりのリバーシゲームの作成になりますが、プチコン4でアクション要素のないゲーム制作も久しぶりになります。

タイトル: プチリバーシ
公開キー: 48KQEA3DJ



作りはじめですが、盤面の描画、COM思考の基本的なところ、2人プレイモードの実装などを半日でやってしまいました。石(表裏が白と黒の丸いピース)については、めくる動作も含めてプチコン4のプリセット画像にあるので、わざわざ描画する必要がなくて、この部分は楽でした。「COM思考の基本的なところ」は、盤面のそれぞれのマスに優先順位を設定して、COM側の石が置けるマス(プレイヤー側の石をめくれるマス)が複数ある場合に、優先順位のより高いところに石を置く…、というものです。この部分は2次元の配列変数を使って処理をしています。

COM思考については、さらに状況に応じて各マスの優先順位を変動させる「例外処理」を色々と加えていきます。これにより「普通ならこんなところには石を置かない」という動作をある程度回避できるようになります。この例外処理を作っていくのに数日かかりましたが、その後はレイアウト調整やタイトル画面の追加を簡単に済ませて、合計8日間でゲームとして完成しました。

ちなみに8年前に作成したPHPリバーシと今回作成したプチリバーシを対戦させてみました。片方を先手、もう片方を後手として、1戦ごとに先手後手を入れかえる形で、合計2戦対戦させたところ、PHPリバーシの2勝、プチリバーシの2敗という結果に終わりました。プチリバーシの方が例外処理を凝ったつもりだったのですが、「8年間で脳の老化が進んでしまったのでは…」という思わず寂しい想像をしてしまいました。

プチリバーシのプログラムは以下の通りです。



今回のプチリバーシで、一連のCOM対戦型ゲームの製作は一旦区切りを付けようと思っています。次回はパチスロ風ゲームを作ってみようと思っていますが、こちらも過去にJavaScriptでパチスロ風ゲームを作ったことがあるので、ある程度頭の中に制作の流れのイメージはできています。



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プチエアホッケー - プチコン4でシンプルなエアホッケーゲーム

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年3月24日
プチエアホッケー - プチコン4でシンプルなエアホッケーゲーム前作の「ムカデ四匹対戦ゲーム」に引き続き、またCOM対戦型のゲームを作ってみました。今回はエアホッケーです。エアホッケーと言えば、私もひと昔前にゲームセンターでよくプレイした記憶があります。マレットでパックを思いっきり弾き飛ばして、相手のゴールに入る瞬間の爽快感はなかなかのものです。その爽快感とスピード感を何らかの形で再現したいと思いながら作ったのが、本作「プチエアホッケー」になります。

タイトル: プチエアホッケー
公開キー: 4T49NH3DJ



作りはじめは自分(マレット)とパックの動きからです。左スティックでマレットの操作、Bボタン(もしくはLボタンまたはRボタン)で加速、Aボタンでスマッシュという設定にしました。当たり判定や衝突時の反発処理は、いつもの物理演算プログラムを応用する形なので、基本的なところはそれほど手間がかかりませんでした。ただ、パックがかなりの高速(速い時は1フレームで数十ドット)で動くために、パックがマレットをすり抜けてしまうなど、不自然な挙動を起こすことがありました。そのため、1回の処理あたりの速度を1/5に落として、1フレームあたりの処理回数を5回にすることで、衝突時の精度を高めるようにしました。これによりパックの不自然な挙動がなくなりました。

その後、実際のエアホッケーで使われるテーブル、ゴール、マレット、パックの寸法を調べて、同じような比率でキャラクターをセットしてみました。しかし、マレットとパックが思いのほか小さくなりすぎて、かなり見づらい感じになってしまいました。テーブルを横に表示して全体を大きく表示させるアイデアもありますが、私は「プレイヤーが手前にいて、マレットでパックを向こうに押し出す…」感覚をできるだけ出したかったので、やはりテーブルは縦に表示する形を固辞しました。ただ、キャラが小さすぎるのはよろしくないので、マレット、パック、ゴールをそれぞれ大き目に調整して見やすく調整はしました。

COMの動きに関しては意外とてこずりました。サーブの時の位置調整や、スマッシュ始動の判断、パックが止まりそうになった時の追いかけ、それに高難易度を選択した場合にはパックの到達位置予測をするなど、色々な要素を組み込んでいったら、かなり複雑なプログラムになってしまいました。それに加えてファール判定やゴール後の処理などの場合分けを作っていくうちに変数が多くなりすぎてしまい、久しぶりに自分の中で把握しきれなくなってしまいました(変数表を作るのが億劫なもので…)。それでもどうにかこうにかして、ゲームとして成り立つ感じにはなってきました。

あとは見た目の調整をした上で、一旦完成、公開までしたのですが、その後にSwitchの携帯モードでプレイしたところ、気持ち大き目に調整したはずのマレットとパックがかなり見づらいことに気づきました。これではプレイに支障をきたしかねないので、マレットとパックの直径をそれぞれ+30%アップ、これに合わせて各種パラメーターを再度調整した上でサーバーに再アップしました。キャラサイズ辺りの設定は定数を1か所変えるだけで他も調整するようにしたこともあり、せっかくなのでトップ画面でLボタンとRボタンを同時に押すと、マレットとパックのサイズが切り替わる隠し機能も加えておきました。

プログラムは以下の通りです。



COM対戦型ゲームを続けて作りましたが、次回もCOM対戦型ということでオセロゲーム(リバーシ)を作ってみようかなと思っています。以前、PHPでもオセロゲームを作ったことがあるので、その時のCOM思考ルーチンをほぼそのまま適用するつもりでいます。



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今までに行ったことのあるスキー場まとめ(2024年)

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年3月16日
今までに行ったことのあるスキー場まとめ(2024年)2014年、2019年に「今までに行ったことのあるスキー場まとめ」というブログ記事を書きました。前回から5年経過したものの、2020~2022年シーズンはコロナ禍でスキーにはほとんど行けず、この間に初めて訪問したスキー場は合計5つで、そのうちの3つはコロナ禍直前の北海道旅行中に日替わりで行ったスキー場になります。

いずれにしても、このタイミングで今までに行ったことのあるスキー場をまとめておきます。スキー場をどうカウントするかについては議論の余地はありますが、私のまとめ方だと今までに75のスキー場に行ったことになります。

※ほぼ時系列にまとめましたが、古いものほど順番の前後は定かではありません。また、2度目、3度目…はカウントしていません。
※「★」マークはお気に入りのスキー場(2回以上訪問)で、すぐ下の行にコメントを入れておきました。
※志賀高原のように、複数のスキー場の集合体としてまとめているものもあれば、白馬五竜とHakuba47のように隣接しているスキー場でも別々に分けているものもあります。
※シーズンの年表記は、一部を除きシーズン中の1月~春に当たる年のみにしています。(例: 2000年シーズン=1999年冬~2000年春)

■ 中学生~高校生時代(1991年シーズン以前)
・シャトー塩沢スキー場
・スノーパーク尾瀬戸倉(旧名: 尾瀬戸倉スキー場)
・蔵王温泉スキー場(旧名: 蔵王スキー場)
・ハンターマウンテン(旧名: ハンターマウンテン・スキーボウル塩原)

■ 大学生時代(1992年シーズン~1995年シーズン)
・野沢温泉スキー場★
 →規模が大きく滑りごたえがある。後年(2000年)、ここでスキー検定2級合格。
・野辺山スキー場(2008年閉鎖)
・ふじてんスノーリゾート(旧名: 富士天神山スキー場)
・車山高原SKYPARKスキー場(旧名: 車山高原スキー場)
・川場スキー場★
 →関越道のインターから近いところにある。頂上付近の雪質が良い。学生時代によく行ったスキー場。
・たんばらスキーパーク(旧名: 玉原スキーパーク)
・神田津スノーリゾート(旧名: 神立高原スキー場)
・岩原スキー場
・ホワイトワールド尾瀬岩鞍(旧名: 尾瀬岩鞍スキーリゾート)
・丸沼高原スキー場
・白馬八方尾根スキー場★
 →チャレンジングなコブコースが多い。頂上から麓までよどみのない斜面。
・スキーイングイン津田沼(室内スキー場 1997年閉鎖)
・谷川岳天神平スキー場
・富士見パノラマリゾート★(旧名: 富士見パノラマスキー場)
 →ゴンドラ1本で標高差700m超、距離3000mのコースあり。晴天率が高い。
・ノルンみなかみスキー場(旧名: ノルン水上スキー場)
・群馬みなかみほうだいぎスキー場(旧名: 水上宝台樹スキー場)
・エイブル白馬五竜(旧名: 五竜とおみスキー場)
・Hakuba47 Winter Sports Park(旧名: Hakuba47スキー場)
・サエラスキーリゾート尾瀬(2013-2014シーズン休業、その後閉鎖)
・志賀高原
・ららぽーとスキードームSSAWS(ザウス 室内スキー場 2002年閉鎖)
・ニセコ東急 グラン・ヒラフ★(旧名: ニセコ国際ひらふスキー場、現在はニセコユナイテッドの一角
・ニセコHANAZONOリゾート★(旧名: ニセコ国際ひらふスキー場の一部、現在はニセコユナイテッドの一角)
・ニセコビレッジスキーリゾート★(旧名: ニセコ東山スキー場、現在はニセコユナイテッドの一角)
・ニセコアンヌプリ国際スキー場★(現在はニセコユナイテッドの一角)
 →ニセコ全体で大規模。コースのバリエーションの多さ、雪質、景色のどれもが最高。今までに行ったスキー場で一番のお気に入り。
・会津高原たかつえスキー場
・星野リゾート ネコママウンテン 北エリア(旧名: 裏磐梯猫魔スキー場、2023年に星野リゾート アルツ磐梯と合併してネコママウンテンに)

■ 海外滞在~社会人初期(1995年秋~2000年シーズン)
・Edmonton Ski Club(カナダ)
・Whistler・Blackcomb(カナダ)
・戸狩温泉スキー場(旧名: 戸狩スキー場)
・Flumserburg(スイス)
・赤面山スキー場(2000年閉鎖)
・苗場スキー場
・あだたら高原スキー場
・鹿島槍スキー場★(旧名: サンアルピナ鹿島槍スキー場)
 →色々なタイプの斜面があり、スキーの基礎練習には最適。2001年にここでスキー検定1級合格。
・キロロリゾート(旧名: キロロスキーワールド)
・六日町八海山スキー場
・かぐらスキー場(旧名: かぐら・田代・みつまたスキー場)
・アイピラ(2000年閉鎖)
・星野リゾート トマム(旧名: アルファリゾート・トマムスキー場)
・みやぎ蔵王えぼしリゾート(旧名: みやぎ蔵王えぼしスキー場)

■ スキー検定1級・2級以降(2001年シーズン~2012年シーズン)
・白馬岩岳スノーフィールド(旧名: 白馬岩岳スキー場)
・乗鞍雪渓(夏スキー)
・EN RESORT Grandeco(旧名: グランデコスキーリゾート)
・万座温泉スキー場
・佐久スキーガーデンパラダ
・湯沢中里スノーリゾート(旧名: 湯沢中里スキー場)
・湯の丸スキー場
・竜王スキーパーク
・狭山スキー場(室内スキー場)

■ 息子のスキーデビュー以降(2014年シーズン〜2020年シーズン)
・菅平高原スノーリゾート(旧名: 菅平高原スキー場)
・舞子スノーリゾート
・妙高杉ノ原スキー場
・軽井沢プリンスホテルスキー場
・石打丸山スキー場
・ガーラ湯沢スキー場★
 →東京駅から新幹線で75分。上部は標高が高めで湯沢エリアながら雪質も良い。
・湯沢高原スキー場
・上越国際スキー場
・高峰マウンテンパーク(旧名: アサマ2000パーク)
・富良野スキー場
・草津温泉スキー場(旧名: 草津国際スキー場)
・奥利根スノーパーク
・安比高原スキー場
・斑尾高原スキー場
・星野リゾート ネコママウンテン 南エリア(旧名: 星野リゾート アルツ磐梯、2023年に猫魔スキー場と合併してネコママウンテンに)
・パルコール嬬恋リゾート
・サッポロテイネ
・札幌国際スキー場
・小樽天狗山スキー場

■ コロナ禍終了&シニア世代(2023年シーズン以降)
・やぶはら高原スキー場
・よませ温泉スキー場

昨シーズン、今シーズンともに1つずつ新しいスキー場を開拓しましたが、来年以降も1シーズンに1つ以上は今までに行ったことのないスキー場に行くようにしたいです。



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ムカデ四匹対戦ゲーム - プチコン4でCOM対戦型ゲーム

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年3月3日
ムカデ四匹対戦ゲーム - プチコン4でCOM対戦型ゲームプチコン4のとあるクリエーターさんが、毎回のようにCOM対戦型のゲームをさくっと制作されていて、「凄いなあ」と思っていました。私自身、プチコン4で50作を超えるゲームを作っていますが、COMと対戦するゲームは「プチダートレース」だけで、プチダートレースを制作する時にも、COM側の動きを作るのは「結構大変だ」と思っていました。ただ、逆にCOM対戦型のゲームは自分にとってほぼ未開拓と言えるエリアで、制作するゲームの幅を広げていくにはここを攻めていくのが良いかなと思うようになりました。そこで制作したのが今回の「ムカデ四匹対戦ゲーム」になります。

タイトル: ムカデ四匹対戦ゲーム
公開キー: 4D5N38VQV



実はこのゲームは「バネの原理を使用する形で、ムカデのようなキャラを動かしたらどんな感じになるだろう?」というデモプログラムからスタートしてます。まだこの時点ではCOMとの対戦やマルチプレイヤーについては頭にありませんでした。ただ、実際に作ってみたところ、今までにない操作感が新鮮だったので「これでゲームを作ったら面白いかも」と思うようになりました。

それからしばらくしてCOMとの対戦やマルチプレイヤーのことが頭に浮かびました。自キャラ(ムカデ)の配列変数の値をコピペして少しだけいじるような感じで、全部で4キャラ分を動かせるようにプログラムを変更しました。また、フルーツ(バナナ)を食す動作も加えます。COMの動きについては基本シンプルで、「近くにあるフルーツに向きを合わせる」のと、「向いている方向に進んでいく」ということが中心になります。ただ、壁の向こうにフルーツがある場合にはそのまま固まってしまうこともあったので、「一定時間固まったら逆の方向を向く」というのも加えています。さらに高得点のスイカが出てきたら、そちらを優先に追いかけるなど、細かい所での調整もポツポツと追加しています。

フルーツを食べるだけのゲームだと少々シンプルすぎる気がしたので、ゲームが少し進むと爆弾を登場させるようにしました。爆弾に何かが触れると爆発して、爆風で周りのものが吹っ飛ばされるのと、フルーツは「焼きフルーツ」になって得点が高くなるように設定してみました。焼きフルーツのアイデアは、ゼルダの伝説BotWやTotKの「焼きバナナ」から思い浮かびました。

ゲーム本体が完成した後はタイトル画面の作成です。タイトルロゴは走査線状にスプライトを分割して、HSV関数でカラフルに表示するようにしています。また、背景でムカデ4匹xCOM操作のデモを動かすようにしました。ただ、そのままデモを動かすと、ややごちゃごちゃした感じがあったので、背景側はLFILTERでぼかしを加えています。

プログラムは以下の通りです。シンプルゲームの割には、COMの思考と物理演算でプログラムが長くなってしまいました。



そんな感じで、これからしばらくはCOM対戦型のゲームをメインにして作っていきたいと考えています。ちなみに次はエアホッケーみたいなゲームを作りたいと思ってます。



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