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右足腓骨(ひこつ)亀裂骨折治療記

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2012年6月3日
右足腓骨(ひこつ)亀裂骨折治療記3月10日にスキーで右足の腓骨を骨折してから約3ヶ月が経過し、ようやく「完治した」と言える状態になりました。骨折とは言っても、骨が完全に分離した形ではなく、亀裂骨折だったことから、手術でボルトを取り付けるような大掛かりなことはする必要がなく、「シーネ」という簡易的なギブスのようなものと包帯で固定するだけの治療でした。その後の経過も順調で、当初言われていた「全治2~3ヶ月」の通り、ほぼ元通りの状態になりました。

骨折から完治までの経過について、レントゲンの写真を添えつつ、以下にまとめておきます。

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3/10(骨折当日) 丸沼高原スキー場でゴンドラで頂上まで行き、そこから滑りはじめのところで突然スキー板が外れて、右足のすねに全体重がかかる形に。転倒後、右足に激しい痛みがあり、しばらく起き上がれなかった。痛みが治まることはなかったものの、スキーを履き直して、左足のかかとに体重を乗せて横滑り風のボーゲンで、約4000メートル先のベースまで何とか自力で滑った。ブーツを脱いでからも、痛くてまともに歩けなかった。ベース内にある救護室で見てもらったところ、右足の甲のあたりに少し腫れがあり、骨の部分を触ると激しい痛みがあったことから、「骨に行っている可能性が高い」との診断。応急処置として、ハシゴ状の太い針金を直角に曲げて、ふくらはぎと足の裏で固定し、包帯で巻いた。

3/11(骨折1日後) 日曜日のため近所の整形外科は休院。右足は動かさない分にはそれ程痛みはなく、夜も普通に眠ることができた。

3/12(骨折2日後) 近所の整形外科で診察。レントゲンで右足腓骨の亀裂骨折を確認。右足が全体的に腫れていて、指先まで内出血で紫色になっていた。患部に触れると激しい痛みがある。シーネと包帯で固定。歩行は松葉杖。午後から普通に出勤。

3/16(骨折6日後) 骨折箇所は動かさなければ痛くないが、前の晩あたりから、横になった状態から起き上がる時に、血が足に行くからなのか数十秒ほど激しい痛みが出る(それまでは起き上がりに痛むことはなかった)。痛み止めとむくみ止めの薬を飲んだ。

3/18(骨折8日後) 新幹線で関西出張。新幹線の席では固定した右足がうまく曲げられず置き場に困る。長時間座っていると、右足に血が溜まるからか、腫れて痛くなる。

3/20(骨折10日後) 横になってから起き上がった時の骨折箇所の痛みが、ようやく少しだけ弱まってきた感じ。ただ、朝一の寝起きが痛いのは変わらず。全体として痛みは弱まっている。右足のむくみは残っているものの、内出血の紫色の部分は半分程度に減った。

3/22(骨折12日後) 夕方に足がむくんで痛い。仕事から家に帰り、椅子の上で右足を伸ばすと痛みが治まる。

3/24(骨折14日後) 朝、右足の甲のあたりが痛くて起きた。骨折箇所よりもむくみの方が痛い。松葉杖で歩行中(右足にも若干体重を乗せる)の痛みはほとんど無くなった。

3/28(骨折18日後) 右足の甲のむくみが大分引いてきた。寝起きの痛みは少し残るものの、これも大分弱くなってきた。内出血の跡も右足の内側と外側に少し残っているだけで、足の甲や指からは消えた。

3/29(骨折19日後) 右足の痛みは朝の起床時もほとんどなくなった。夕方のむくみも若干残る程度。いずれも痛み止めを飲むほどではなくなった。

3/30(骨折20日後) 骨折箇所は触ると少し痛い程度に。普段は痛みが無いものの、ふとした時にチクっとするような軽い痛みを感じることはある。足全体からむくみがほとんど消えて、朝起きる時の痛みも全くと言っていいほど無くなった

4/3(骨折24日後) 右足のレントゲン撮影。1ヶ月前に比べて痛みはだいぶ引いたものの、レントゲンで見る限りは、まだ骨折線がはっきりと見える。

4/6(骨折27日後) 患部に触れても痛みが無くなった。ただ、少し強めに押すと痛い。まだ右足固定の状態は続け、松葉杖も使い続ける。

4/10(骨折31日後) 骨折からちょうど1ヶ月。松葉杖2本を使っていた状態から、杖1本でいいということになった。無理しない形なら、体重も乗せても問題無い。

4/11(骨折32日後) 雨の中歩いたら、家に帰って右足の固定しているところから悪臭が…。包帯とシーネを取り、ほぼ1ヶ月ぶりに右足を石鹸で洗った。シーネも石鹸で洗ったものの、悪臭が取れなかったために、これ以降使わないことにした。右足を動かすと、足首の関節のところに、少しむくみ感が残っている。

4/14(骨折35日後) 右足に靴を履くようになって3日目。まだ足首をひねると少し痛みがあるものの、ひねりさえしなければ痛みは無い。内出血の跡は完全に無くなっている。右足首関節のむくみ感はかなり引いてきた。まだ歩行に不安があるので杖は必要。

4/18(骨折39日後) 右足は杖をついて歩いている分には基本的に痛みはないものの、数分に一度、足首のあたりが痛むこともある。電車で右足に体重を乗せてたら10秒位で痛みが出てきた。

4/21(骨折42日後) 家の中では杖を使わずに歩いても痛みが全く無い状態。外では一応杖を持っているものの、痛みもなく普通に歩ける。ただ、右足に少し力が入ったり、体重をかけた状態でひねったりすると少しだけ痛む。右足関節は固く、左足よりも可動範囲が狭い。

4/25(骨折46日後) 両足に普通に体重を乗せて歩行できるようになった。ただ、右足首がまだ固い感じで少々違和感がある。右ふくらはぎの筋力が落ちて細くなっており、歩行の際に右足に体重がかかると「重い」と感じる。

4/29(骨折50日後) 右足一本で体重を乗せても、患部を押しても痛く無くなった。杖も不要に。関節が固い状態は相変わらずで、正座はできない。久しぶりに家族で外出した。

5/2(骨折53日後) 右足のレントゲン撮影。ただ、骨折線がはっきりと残っていて、状態の変化はよく分からない。医師より、「少なくとも5月末までは運動しない方がいい」とのこと。

5/6(骨折57日後) 右足首の関節の固さがだいぶ取れた。普段は痛みが出ないが、体重を掛けた上でひねると少し痛む状態は続いている。

5/17(骨折68日後) 体重をかけた状態で足をひねっても痛みが出なくなった。右ふくらはぎの筋肉が元に戻りつつある(まだ若干細い感じはある)。

5/28(骨折79日後) 歩き始めに少しだけ右足首に違和感が出ることがあるものの、少し歩くとそのような感覚も無くなる。右ふくらはぎの太さも、左ふくらはぎとほぼ同じ状態に戻った。

6/1(骨折83日後) 右足のレントゲン撮影。骨折線が残っているものの、傷跡のようなもので、痛みが無いのであれば運動をやってもいいとのこと。とりあえず、完治ということで。
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骨折2日後からしばらく週1~2回のペースで近所の整形外科に通っていましたが、毎週1回レントゲンを撮る「レントゲン好き」の医師でした。ただ、経過を見ている限り、週単位で骨折箇所が変わるわけではなく、特に骨折から1ヶ月程度経った辺りからは「これだけの頻度でレントゲンを撮るのは全く意味が無いなあ」と思っていました。松葉杖を借りた時にも、何の説明もなくポンっと渡されて、歩き方に慣れるまでにかなり苦労しました。

正直な所、イマイチな整形外科でしたが、まあこうやって完治できたことは嬉しい限りです。





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