Google AdSense広告配信停止(2度目)名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2010年10月2日 先月27日にGoogleよりAdSense広告の配信を停止する内容のメールが来ました。手持ちのショッピングサイトが、Googleのポリシーに引っかかったようです。翌日には実際に広告の配信が停止されて、広告のあった部分が空白になってしまいました。
昨年6月には違うサイトが「Googleサービスの抜け道を利用する(YouTube著作物配信の助長)」という理由で、広告配信停止になりました。それ以来、2度目の広告配信停止の措置です。この時にはその後ページ上に「Google広告配信停止になったため、本サービスの継続を中止する」等、Googleの名前を連呼するような形の説明文を掲載したことが、「Googleブランドの(不正)利用」ということになってしまい、広告配信停止が延長されたという経緯があります。 今回問題になったショッピングサイトですが、Amazon Product Advertising API(APAAPI、旧AWS)のデータをもとにしたコンテンツを掲載していました。これにAdSense広告を掲載し始めたのは2年以上前です。その後は特に問題なくサイトを運営していたのですが、APAAPIの仕様が変わることになり、ユーザーレビューをコンテンツに埋め込む形でなく、iframaeで表示するように変更しなければなりませんでした。広告配信停止の連絡はページ変更から2週間後なので、恐らくページ内に突然増えたiframeを自動的に検知するなどした上、APAAPI側の不具合でエラーが多発してたことなども影響して、広告配信停止の措置が取られたものと思います。 加えて「コンテンツがアフィリエイトのみ」というのも、ポリシー違反となってしまいます。アフィリエイト広告だけでなく、APAAPIからユーザーレビューなども引っ張ってきていたので、問題ないと思っていましたが、どうやらこのような形態のものもポリシー違反になってしまうようです。 そのため、このショッピングサイトに加えて、他のアフィリエイト系APIからデータを引っ張っているサイトについても、AdSense広告を全て外した上で、Googleに「広告配信復活」のお願いを出しました。 その後Googleからメールが来たのですが、今度は別のページについて「見出しの直下に広告が配置されていて、広告が見出しに関連した内容と誤解される」ということで、広告配信停止が解除されませんでした。そのページは見出しの部分の背景色は緑で、広告とその周りの背景は白だったので、見間違えるようなことは無いと思っていましたが、どちらにしてもポリシー違反ということだったので、このページからも広告を外しておきました(元々広告を掲載できるようなコンテンツではなかったので)。加えて他にも見出し直下に広告を掲載しているページがあったので(一応見出しと広告には、一行分以上の隙間がありましたが)、そのようなページについては全て見出しと広告の間に罫線を入れた上で、広告の上に「スポンサードリンク」の表記を入れておきました。 改めてGoogleに「広告配信復活」のメールを出したところ、今度は問題がなかったようで、無事に広告掲載復活となりました。 AdSenseのポリシーはよく読んでいたつもりではあったのですが、解釈の違いでポリシー違反となってしまいました。上記の例が他の方の参考になればと思います。 Web管理関連記事(リンク一覧): SPF、DKIM、DMARCの設定とネームサーバー(DNS)設定のトラブル / さくらレンタルサーバーのアクセス履歴をPHPで表示 / PHPで画像のアップロード(さくらレンタルサーバーのPHPでImageMagick) / KUNISAN.JPサイトのメンテナンス(2018) / Webサーバー引っ越し(さくらインターネット スタンダード)とHTTPS(常時SSL)化 / ...(記事連続表示)
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