プチピンボール - プチコン4のシンプルピンボール風ゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年11月23日
以前から「いつかプチコン4でピンボールゲームを作ってみよう」と思ってはいたのものの、なかなか取り掛かれず、ようやくピンボール風の物理演算サンプルプログラムを作り始めたのが今年の5月でした。途中STC Associate試験とTOEICオンラインIPテストの勉強でプログラミングができなかったり、プログラミング復帰後も別のゲームの制作(ワンパクとトランプ)があったりしましたが、それからピンボール風ゲーム制作を再開させて、制作期間合計2か月半ほどでようやく完成させることができました。
タイトル: プチピンボール 公開キー: 4N4K5RXK3 このゲームの作り始めはフリッパーの動作からでした。ゲーム全体の物理演算はいつものもの(自作の関数)を使います。その中で、フリッパーは角度ごとに画像パターン(スプライトではなくグラフィック)を複数用意して、フリッパーが上下に動いている間にボールが当たった場合には、フリッパーのボールが当たった場所の単位時間の移動距離(先端ほど移動量が大きい)から、ボールの反発を計算させるようにしました。この部分は三角関数を使用するなど、多少計算が複雑でしたが、最初の段階から割とうまく動いてくれました。 それからプランジャー(ゲームスタート時にボールを飛ばすバネの付いたピン)とレーンをプログラムで描画。あと、思いつきでりんごが多数でてきてそれを落としていくようなデモを制作してみました。この時点ではうっすらと「ステージクリア型のピンボール風ゲーム」が頭にあり、このりんごを落とすアイデアは、「ステージの原案」のような感じで考えていました。(後にりんごはマルチボールの一形態になります。) 昔ファミコンの「ピンボール」が好きだったこともあって、そこから左右に動くバー、トランプめくり、ボール吸い込み&発射、アウトレーンのバンパーなどのフィーチャーを、一つ一つ導入してみました。この時点で「ステージクリア型ではなく、オーソドックスかつシンプルなピンボール風ゲームとして仕上げよう」と方向転換しました。 ここまで来ると具体的なイメージが頭に浮かびやすくなってきます。ボールを大きくするアイテム、糸を引く蜘蛛などの独自フィーチャーを配置、それから全体のレイアウトや壁の尖りを無くしてカーブを入れたりなどの調整も行いました。最後にノーマルモード、2分モード、5分モードと3つのゲームモードを用意し、各モードのタイトルにスコアランキングを取り付けて完成です。とは言いつつ、一旦完成した後もボールの動きやバンパーの反発やフリッパーの挙動など、物理演算に関する部分のパラメーターの再調整にかなりの時間を費やしてしまいました。 プログラムは以下の通りです。シンプルなゲームながら、自作品の中ではかなり長い方になります。 念願のピンボール風ゲームが何とか完成して、正直ほっとしました。52歳にして生まれて初めてピンボール風ゲームを作ることになるとは、自分が中高生の時(ベーマガ全盛期)には全く想像できませんでしたが、年齢に関わらず自分のできる範囲で何かに挑戦し続けるのは大事だし楽しいと思っています。 プチコン4関連記事(リンク一覧): 虹色ブロック崩し - プチコン4でシンプル&レトロなブロック崩しゲーム / プチピンボール - プチコン4のシンプルピンボール風ゲーム / ワンパクとトランプ - プチコン4公式のトランプ画像を使ったスコアアタックゲーム / すいかを落とせ - プチコン4で横スクSTGパズルアクションゲーム / パチスロ風ゲーム+シミュレーター - プチコン4で単チェリーからのネジりとペカりを再現 / ...(記事連続表示) 最近の記事: 虹色ブロック崩し - プチコン4でシンプル&レトロなブロック崩しゲーム / プチピンボール - プチコン4のシンプルピンボール風ゲーム / Sensaphonics Prophonic 2XS(イヤモニ)の故障と再制作 / 色々な国の料理を楽しむ第7弾 - ウズベキスタン料理サマルカンド・テラス(高田馬場) / トヨタ - カローラツーリング / ワンパクとトランプ - プチコン4公式のトランプ画像を使ったスコアアタックゲーム / 馬子禄牛肉面(神保町店)の蘭州牛肉面 / 5年ぶりの中山競馬場 / 1年ぶりのTOEIC L&R(オンラインIP)とリーディング力の実力低下 / ダイキンF363ATSSW - 19年ぶりにリビングのエアコンを交換
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