Sensaphonics Prophonic 2XS(イヤモニ)の故障と再制作名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2024年11月17日
2018年に購入したイヤモニ「Sensaphonics Prophonic 2XS」ですが、つい先日、3度目の故障・修理から戻ってきました。修理とは言いつつも完全な再制作でした。
メーカーからの連絡では、耳の中で発生する汗がイヤモニ内部に溜まったことで、左側はほとんど音が出なくなり、右側もある音域で音が出づらいような状態になってしまっていたとのことでした。イヤモニでも材質がプラスチックのものであれば、蓋を開けてドライバー等のパーツの取り外しもできるのですが、Prophonic 2XSのようなフルシリコンのイヤモニではそのようなことができません。一応、メーカー側の修理対応として「乾燥」をやれるところまでやっていただいたのですが、肝心の「音」については元の状態には戻らず、再制作するしかないという状況でした。 Prophonic 2XSは遮音性の高さで大変お気に入りのイヤモニではあるのですが、6年前の購入以降、4度の故障があって、以下の通り購入費用と修理費で合計30万円近くの出費になってしまっています。 ・2018年:購入で10万円 ・2020年:右側のシェルの亀裂修理で1.5万円 ・2021年:ケーブル断線、左右両側作り直し(MMCX化含む)で7.5万円 ・2023年:ケーブル断線、ケーブル購入で0.3万円 ・2024年:左側の音がほとんど出ず、右側のある音域でも音が出づらく、左右両側作り直しで9.7万円 今度故障してしまったら、さすがに市販のイヤホンで我慢するかもしれません。フルシリコンのものでも、何か構造的に汗の水分が残りづらいとかができればいいんですけどね。
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