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e-Taxで平成21度分の確定申告(青色申告)完了

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2010年2月17日
e-Taxで平成21度分の確定申告(青色申告)完了先ほどe-Taxソフトを使って、平成21年度分(2009年度分)の確定申告を済ませました。今回は初の青色申告でしたが、昨年「雑所得」分でe-Taxソフトでの申告を経験していたので、「右も左も分からない」ということはありませんでした。

ただ、昨年購入した日立製の公的個人認証対応カードリーダーライターが、Windows7の64ビット版に対応しておらず、新たに64ビット対応のソニーのカードリーダーライター(RC-S330)を購入する羽目になってしまいました。おかげで「電子証明書等特別控除」の5,000円よりも、カードリーダー2台+区役所までの往復電車賃+住民基本台帳カード発行費用を全て足した額の方が上回ってしまいました。金銭面だけを考えるなら、昨年のうちから電子申告など一切考えず、自転車で近所の税務署まで行って申告した方が安上がりでした…。

昨年、確定申告書の電子申告控除欄への記入を忘れてしまったため、今年中に電子申告を再びやらないと5,000円の控除が得られない状況でもあり、「新たにカードリーダーライターを買わずに、今年は電子申告無しで済ませる」という選択肢が無かったことも痛いです。控除なしの3,000円強の損よりは、「出費-控除」の1,000円程度の損で済ませた方が得策という結論でした。

どちらにしても出してしまったお金は戻ってこないので、e-Taxソフトを使って申告することになります。せっかくなので署名の手続きを書いておきますが、これの前提としてe-Tax上で書類の作成が全て終わっていることが条件です。
※e-Taxソフト上での書類の作成についてはこちらを、書類作成の前提となる記帳ソフトについてはこちらを、住民基本台帳カードの取得についてはこちらを参考にどうぞ。

1)カードリーダーライターのドライバインストール
2)カードリーダーライターをパソコンに繋いで認識
3)JPKI(公的個人認証サービス)ソフトをインストール
4)e-Taxソフトを起動、画面左から「電子署名」を押し、申告する書類を選択して、画面右下の「署名」ボタンを押す
5)ポップアップでカード選択(ICカード)、カード種選択(公的認証カード)、カードのパスワードを入力
6)2~3分ほどで「承認内容」が画面に出て署名完了

あとは画面左の「送信」から書類を送信して申告完了です。

昨年前半の会社在職時に多めに源泉徴収を取られていたこと、昨年10月の個人事業開業以降の所得が青色申告控除額を下回ったこと、それと住宅ローン控除などもあって、今回は「納税」ではなく、いくらか「還付」されることになりました。

昨年納税した際には、納付情報登録をして、銀行から指定の所に振り込んで…、という手順を踏みましたが、それが無かった分、申告の処理自体は今年の方が若干楽でした(書類作成は昨年より大変でしたが)。

それにしても、e-Taxの手続きや処理は総じて面倒で、青色申告者の1割程度しか利用していないということも頷けます。もっと金銭的なメリットが大きければいいのですが、私のようにe-Taxを利用することで損を出してしまうことがあるようなシステムでは、納税者の大半に普及することはほとんど不可能でしょうね。





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