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直腸肛門周囲膿瘍 - お尻の痛みから入院、手術へ

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2022年8月6日
直腸肛門周囲膿瘍 - お尻の痛みから入院、手術へ先週の7月28日(木)に直腸肛門周囲膿瘍という病気で、人生初の入院、人生初の手術となりました。手術は無事成功して入院7日目の8月3日(水)に無事退院することができて、退院翌日から在宅勤務ながら仕事復帰、その次の日も普通に働きました。お尻の術部に若干痛みが残るものの、無事に回復に向かっている感じです。

入院前は激しいお尻の痛みがあって、特に7月27日(水)未明には、あまりの痛さに救急車で病院に運ばれてしまいました(救急車も人生初でした)。立っても、座っても、横になっていてもお尻が猛烈に痛く、体中から脂汗が噴き出るほどでした。

そんな感じで、今回のお尻の痛みの進捗をブログとして残しておきます。以下、長文になります。

実はお尻の痛みは少し前からあって、痛み始めは7月15日頃でした。この時には「座るとちょっと痛いかな」程度で、同じような痛みが今年の1月も、その1年位前にもあって、いずれも10日~2週間ほどで自然に痛みが治まりました。今回もそんな感じだろうと思い、痛み止めを飲みつつ、普通に日々を過ごしていました。ただ、7月20日頃にはお尻の痛みから尿や便が出しづらい状態にはなっていました。

痛みが急に酷くなったのが7月23日(土)の夕方でした。昼頃に眠かったのでソファーで昼寝をして起きたら、今までに経験したことの無いじんじんするような痛みが左のお尻にありました。「土曜の夜で医者にも行けないし、これはまずいな」ということで、翌日7月24日(日)は一日中横になっていました。

7月25日(月)も痛みが治まらないため、最寄り駅から2駅の富士見台に大腸カメラがあるクリニックがあったので、午前中にそちらに行ってみました。触診後、しばらくしてから大腸カメラで直腸付近を調べてもらったのですが、大きなしこりのような腫れがありました。ただ、医師より「原因がわからない。不規則な形ではないので、がんではないとは思うが」とのことで、薬が処方されずにそのまま帰されてしまいました。その日の夜はさらに痛みが強くなり、まともに寝る事ができませんでした。

7月26日(火)は会社を休んで少し大き目の病院に行こうと思ったのですが、朝はあいにくの雨でタクシーの配車ができず、また最寄りの駅まで歩くのもつらい状態になっていたことから、近所のかかりつけ医でとりあえず痛み止めの薬だけでももらっておこうということになりました。実はこの近所のかかりつけ医も大腸を専門の一つとしてやっていて、前日の大腸カメラの写真を見せたところ、すぐに「肛門周囲膿瘍」との診断が出て、抗生物質と炎症用の座薬と痛み止めが処方されました。「最初からこちらに来ていればよかった…」と思いましたが、「時すでに遅し」で仕方ありません。

早速処方された薬を飲んでしばらく落ち着いていたのですが、夕方頃からまた一段とお尻の痛みがひどくなり、我慢の限界ギリギリというところでした。処方された痛み止めもほとんど効かず、数分に1回、周期的に酷い痛みがやってくるような感じです。この状態が何時間も続き、ついに日付が7月27日(水)に変わった午前1時辺りに我慢できないレベルの痛みになり、妻を起こして救急車を呼んでもらうことになりました。

救急車が来て少し安心はしたのですが、病院(順天堂練馬病院)に到着してからも1時間位待たされて、その間も大変痛い思いをしました。ちょうど新型コロナの第7波が来ていて、病院もいっぱいいっぱいというところもあるのでしょう。痛みのせいか熱も38度まで上がってしまい、病院の入口の所でストレッチャーに乗せられたままさらに待ちました。20分ほど待ったところで、ようやく中に入ることができました。

病院内で座薬の痛み止めを入れられて、その後CTスキャンを取ることになりました。寝返りを打つだけでも痛かったのですが、しばらくすると座薬が効いてきて痛みが軽減されてきました。朝になり翌日の外科医との予約が取れて、あと痛みもかなり治まったのとPCR検査も陰性であったため、一旦家に戻ることになりました。処方された座薬の痛み止め3個が命綱になります。ちなみに病院からの請求額は12,010円で、クレジットカードで支払いました。

7月28日(木)の午前は電車で順天堂練馬病院に行きました。一駅ではあったものの、自宅から最寄り駅までと、練馬高野台駅から病院までの歩きはお尻の痛みでゆっくりしか前に進むことができませんでした。病院では血液検査の後、外科医の診察が始まりました。診察が始まったとほぼ同時に体を横にするよう言われ、お尻を切って膿を出す措置を施すことになりました(局部麻酔あり)。前日に撮影したCTスキャンから、数か所膿だまりのようなものが見つかっていて、お尻の表面に近い箇所のものは取り出すことができたのですが、本丸の直腸の大きな腫れのところまでは、簡易的な切開だけでは到達することができませんでした。ちなみにこのような肛門や直腸周囲に膿がたまる場合には、内臓の内側から穴を空けると後から便の雑菌が入り込みやすくなることから、お尻(肛門の横辺り)を切り開いて腸の外側から膿を取り出す形になります。

いずれにしてもメインの膿溜まりを取ることができなかったため痛みは軽減せず、そのまま入院、当日中に手術をすることになりました。下半身麻酔での本格的な手術です。入院までは色々な手続きがあったのですが、妻に同行をお願いしていて、色々とやってもらって本当に助かりました。この一連の手続きは痛みで動きの取れない自分一人だったら絶対に無理でした。

入院する部屋も決まり(コロナ病棟の方は分かりませんが、一般病棟は比較的空きがありました)、あとは手術を待つのみです。看護師や外科医や麻酔科の医師なや薬剤師などが代わる代わる説明に来てくれました。初めての手術にはなるのですが、「どうせ『まな板の鯉』状態なので…」と、それほど心配することはありませんでした。

手術は19時過ぎにスタート。脊髄に麻酔の注射を打たれて、下半身の感覚が無くなります。その後、眠くなる成分の入った点滴を入れられて、すっかり眠ってしまいました。なぜかしばらくExcelの夢を見ていたのですが、目が覚めると既に手術は終了していました。手術後はエレベーターのところで短い間ですが妻と会うことができました。少しほっとしました。

夜はお尻と尿道がそれぞれチューブで外と繋がれているような状態で過ごします。麻酔が効いている間は上半身しか動かなかかったのですが、スマホを見ながらある意味気楽に時間を過ごしていました。23時を過ぎたあたりから麻酔が切れ始めて、足が少し動くようになりました。と同時に、術部も少しずつ痛みが増してきました。看護師を呼んで「痛み止めの点滴」をお願いしました。これで落ち着くと思ったのですが…。

日付が変わり、7月29日(金、入院2日目)の午前1時頃に、「この世のものとは思えない程のお尻の痛み」になってきました。看護師にさらに痛み止めをお願いしたのですが、痛み止めは間隔を空けてしか使うことができないらしく、とにかく我慢するしかありません。でも、あまりの痛さに到底我慢できず、また看護師を呼んで「痛すぎるので何とかしてください…お願いします…」とすがる思いで伝えました。すると、睡眠薬を出してくれたので、そのまま飲んでみました。しかし、30分、1時間と経っても眠気が来るどころか、激しい痛みは変わりません。それでもなんとか時間が過ぎて、新たに痛み止めの点滴を入れてくれて、少しだけ落ち着くことができました。その後も痛みの波と痛み止めの点滴が3時間位毎に交互に来るような感じでした。

日が明けてしばらくして、担当の外科医が病室にやってきました。肛門の所に詰めてあった管やガーゼを取ってくれて(これまた非常に痛かったです)、その後看護師が尿道の管を取ってくれて、(点滴は残るものの)ようやく自由に動けるようになりました。ただ、外科医より「便で術部が細菌に感染するリスクを軽減する」とのことで、金、土、日と丸3日間食事を取れないということになりました。

木曜日(入院初日)も朝以外は食べていないのと、月曜(入院5日目)朝も食事が出なかったことから、結局合計4日間食事がありませんでした。ただ、点滴で栄養を取れていることもあってか、食欲はそれほど出ず、「食事が取れない」ということへのストレスは意外と感じませんでした。しかし、夜になると「また手術したところが悪くなって、もう一度手術になってしまうのではないか」など、不安を覚えるようになりました。このような不安感が強くなるような精神状態では、家族や友人と面会ができたりすると気が紛れたりするものですが、新型コロナ流行の影響で面会は禁止になってしまっています。もちろん、スマホのSNSでのやり取りは可能で、スマホが無いよりはある方が断然いいというのは間違いないものの、やはりこういう時には対面で面会するというのは大事なんだなとしみじみと感じてしまいました。

ちなみに点滴は栄養剤、抗生物質、痛み止めをかわりばんこに入れていくような形でした。痛み止めについては徐々に回数が減っていきましたが、抗生物質は微熱が続いたこともあってか徹底的に処置していたような感じです。点滴の量が全体的に多いことから、口から水分はほとんどとっていなかったものの、尿の量はかなりのものでした。

丸4日間食事抜きとなる8月1日(月、入院5日目)の朝に血液検査があり、そこで担当の外科医より「問題なし」の判断が出て、その日の昼食から食事が開始されることになりました。初の病院食は白いご飯に白身魚の南蛮漬け、モロヘイヤ、里芋とインゲンの和え物、グレープフルーツ、あとはほうじ茶でした。病院食であろうと何であろうと久しぶりの食事は本当に美味しかったです。その後、点滴も外れて完全に自由の身になりました。夕方にまた担当の外科医が病室に来てくれて、「8月3日(水)に退院」ということを告げられました。当初は少し長めの期間を言われていたので、早く退院できることになり嬉しい限りです。

8月2日(火、入院6日目)には術後のお尻の痛みもかなり弱くなり、ベッドの上に普通に座れるようにもなりました。ただ、今までの痛みによる疲れからか一日中眠くて、ほぼベッドに横になって眠っていました。ところで、この日の昼食にとろろうどんが出たのですが、量が半端なく、私が普段昼食で食べている量の倍以上で、何とか全部食べましたがお腹がパンパンの状態でした。その後夜になり、消化したうどんが体の下の方を通る時にお腹が痛くなってしまいました。痛みが急に強くなって、またあまりの痛みに体中から冷や汗がどばっと出てしまったのですが、トイレに駆け込んで半分位すっきりしたところで落ち着きました。「傷口が広がったらどうしよう…」と少し不安になったりしましたが、その心配は無用でした。

8月3日(水、入院7日目)、ついに退院の日がやってきました。痛み止めを飲んだ状態ではありますが、お尻の痛みはほとんど無くなり、日常生活も問題なさそうです。最後に血液検査とCTスキャンを済ませて、担当外科医の判断を待ってから退院となります。血液検査とCTスキャンは午前中に終了したのですが、なかなか結果の連絡がありません。昼食は出ないので、病院1階のコンビニでサンドイッチとおにぎりとアーモンドチョコを買って食べました。特に久しぶりのアーモンドチョコが美味しかったです。そして夕方近くになり、担当外科医より「基本的に問題なし」ということで正式に退院ということになりました。ただし、病院で強めの痛み止めを飲み続けたことから、肝臓の値が少し悪くなってしまったらしく、退院後も数日はお酒を控えるように言われてしまいました。その後、支払窓口で入院費・手術代等152,200円の支払いをクレジットカードで済ませて、病院を後にしました。

行きと違って駅までの足取りは軽く、電車も普通に座って乗ることができました。そして、我が家では妻と夏休み中の息子のお出迎えでした(普通に「おかえり」という感じで、お出迎えというほどでもなかったですが)。やはり我が家は落ち着くものです。

そんな感じで人生初の入院生活を無事終えることができましたが、やはり感じたのは「自分は弱いな」ということです。一人では何もできないということをつくづく実感しましたし、こういった場面になると不安感に圧倒されてしまう弱さも露呈しました。多分、将来同じような状況になった場合、ある程度は精神安定剤などの薬に頼ることになるのかな、とも正直思います。いずれにしても、今後こういう極度の体調悪化にならないように、日々の生活で病気のリスクを極力避けるような形にしつつ、何か悪い症状になった時にも自分で勝手に診断・判断せずに、早いうちに医者に行くということが大事ということを強く実感しました。

最後になりますが、治療にあたっていただいた医師、看護師の皆さんと、入院の手続きから精神面まで色々とサポートしてくれた妻には感謝しても感謝しきれない位です。





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