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Headwolf(ヘッドウルフ) WPad7 11インチ Androidタブレット名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年8月8日 ![]() Androidタブレットを新調しました。前回3年前のChuwi(ツーウェイ)のHiPad Xに続き、今回も中国製でHeadwolf(ヘッドウルフ)というメーカーのWPad7という型番です。画面サイズは11インチ、重量は495g(同画面サイズのiPadよりやや重め)、CPUはUNISOC T606、RAMは最大14GB(基本6GB+拡張8GB)、ストレージは128GB、バッテリー容量は8000mAh、 通信はWi-Fiの他にLTEにも対応しています。Amazonのセール中ということで13,799円(税込)で購入しました。滅茶苦茶安いです。私はAndroidタブレットでやることは限られていて、SNS、メール、ウェブサイト閲覧、NetflixとYouTubeで動画視聴、AFNアプリでラジオを聞くといったこと位で、他のことはほとんどやりません(たまにKindle本を読んだり、PDFリーダーで過去にスキャンした本を読んだりはします)。CPUのUNISOC T606はエントリー~ローエンド向けらしいのですが、それでも十分な速度が出ていて、ストレスは全くありません。ただ、恐らくバリバリの3Dゲームをやるような人には厳しいスペックなのかもです。 外部接続の機能として、3.5mmヘッドホン端子があるのも結構嬉しいです。一方で、HDMIやUSB-Cでのディスプレイの接続はできませんでした。USB-C接続でのマウスやキーボードの接続はできます。SIMカードはOCN Oneのものを差し込んでいますが、回線が途切れるようなことは無いです(ChuwiのHiPadではよく回線が途切れていました)。 バッテリーの持ちは平日に出社して家に帰ってくる時に85%も残っているので、これについても十分満足です。急速充電に対応しているのもかなり便利です。一方で、バッテリーの経年劣化については、年単位で使ってみないと何とも言えないところがあります。 あと、あまり良くないと感じる点を上げると、カメラの質が価格相応であること、Netflix視聴時にイヤホン接続すると何故か音量が小さくなること、同じくNetflixの設定画面の字幕切替(英語⇔日本語)で何故かいつも英語がデフォルトで選択されてしまうこと位です(Netflixについては端末の不具合ではなく、Android用アプリ側の不具合っぽいですが)。 実はこのタブレットはAmazonのレビューで初期不良がいくつか報告されていて、購入するのもちょっと「賭け」のような感じではあったのですが、今の所は不具合と言えるような不具合はなく、良い買い物をしたと思っています。今までChuwiのHiPadのLTE接続が不安定なこともあって、iPad Pro(Wi-Fi + Cellular)を並行して使っていましたが、今後はHeadwolfのWPad7だけで十分行けそうな感じです。 Android関連記事(リンク一覧): Headwolf(ヘッドウルフ) WPad7 11インチ Androidタブレット / Google Pixel 7 Proの望遠カメラ / Chuwi(ツーウェイ) HiPad X 10インチ(10.1インチ) Androidタブレット / Xperia 5 II(ソニー)とRakuten UN-LIMIT VI(楽天モバイル) / 息子のスマートフォンを買い替え(Google Pixel 5 - 他機種との写真画質比較) / ...(記事連続表示)
エレコム ワイヤレスキーボード・マウスセット TK-FDM110MBK名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年7月16日 ![]() 4か月前に購入した、ロジクールのワイヤレスマウスキーボードセット(MK270G)のマウスがプチコン4(Nintendo Switch)に対応していなかったため、不満に思いつつも使用を続けていました。しかし、3日前にAmazonプライムでエレコムのワイヤレスキーボード・マウスセット(TK-FDM110MBK)が通常よりも安くなっているのを見つけたため(2,499円⇒2,000円)、試しに購入することにしました。早速新しいワイヤレスキーボード・マウスセットを今日から使い始めたのですが、まずは自宅のPC、会社のPC、プチコン4での使用可否を確認、どれも問題なくキーボードとマウスの両方が使えました。ただ、特にキーボードについて、見た目のデザインがロジクールやマイクロソフトよりも洗練さで劣るような気がするのと、キーボードの打鍵感がイマイチなところもありますが(メンブレン方式なので仕方ないですが)、マウスもキーボードも変なクセは無くて「普通に使える」と言ったところです。 特殊な機能はありませんが、マウスもキーボードも電池が2年ほど持つらしいので、これは中々良いポイントです。あとは「故障しないで何年使えるか」というのがポイントになりますが、こればかりは実際に使い続けてみないと分からないでしょうね。 WindowsPC関連記事(リンク一覧): ブラザー(Brother)複合機 MFC-J4950DN / 息子のPCを新調 - GIGABYTE ゲーミングノート GAMING A16 CMHI2JP894SH / エレコム ワイヤレスキーボード・マウスセット TK-FDM110MBK / ロジクール ワイヤレスマウスキーボードセット(無線) MK270G / 【2024年最新型】Omikamo Bluetoothキーボード 折り畳み式 テンキー付き / ...(記事連続表示)
マイコン博物館(青梅)訪問名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年7月13日 ![]() 今日はレンタカーを借りて青梅のマイコン博物館まで行ってきました。私の実家が武蔵村山市なので、自宅の練馬からだと「ちょっと先」位の感覚でした。しかし、今日は青梅街道で自転車ロードレースが開催されていて、青梅駅周辺が自動車通行止めとなっており、色々と迂回しつつ駅から少し遠くの駐車場に車を停めたりなどで、結局自宅を出てから青梅駅にたどり着くまで2時間半もかかってしまいました。青梅駅に着いたのがちょうと昼時だったので、まずはネパールの方が経営している「青梅食堂」でチキンカレーとナンを食べてお腹を満たし、それからマイコン博物館に向かいました。マイコン博物館はりそな銀行の裏側に入口があり、インターホンを押して中の人を呼び出さないと中に入れないという、秘密基地のような感じがまた良かったです。入場料は大人1人1000円で、さらに「マイコン体験料金3000円」を支払うと実機を動かす体験ができるようです(私は入場料のみの支払いでした)。 マイコン博物館はその名の通り、古くは1970年代の「マイコン初期」のコンピューターから、1980年代の様々なマイコン/パソコン(もしくは今で言う「レトロPC」)が展示されています。マイコン博物館の詳しい内容は公式サイトを参考にしてもらいつつ、博物館内の様子と私の興味のあった展示物の写真をアップしておきます。 ![]() [ マイコン博物館内: 様々なマイコン/パソコンが所狭しと並んでいます ] ![]() [ PC-6001mkII: 私が小6から中3まで使っていた機種です ] ![]() [ 元祖PC-6001: 実は実機を見るのは初めてでした ] ![]() [ X68000: 私が中3から高2まで使っていた機種です ] ![]() [ PC-8801mkIISR: 兄が中学~高校の頃に使っていた機種です ] ![]() [ マイコンBASICマガジン: 私のプログラムが掲載されている号もありました ] 今日は親子連れで来ている方もいて、男の子がMSXのTシャツを着ながらレトロPCについて私も知らない知識を語ったりして、横で聞きながら「頼もしいなあ」と思ってしましました。私もあまり色々な機種に詳しいわけではないのですが、当時の雑誌の写真でしか見たことのない機種をこれだけ一度に現物を見ることができるのはなかなか楽しかったです。ちなみにそういった機種は「想像よりも大きい」と感じたものが多かったです。 ニュースな記事(リンク一覧): マイコン博物館(青梅)訪問 / あけましておめでとうございます。(2025) / 2024年は平穏な年でした / ALL ABOUT マイコンBASICマガジン Ⅲ(ベーマガイベント) / Googleから居住者証明書を求められて / ...(記事連続表示)
東芝レグザ(REGZA) 55Z740Xのリモコン受光部故障名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年7月8日 ![]() 7月4日の午後から急にテレビ(東芝REGZA 55Z740)のリモコンが反応しなくなりました。どのボタンを押してもテレビうんともすんとも言わず、仕方なくテレビの背面にあるスイッチで電源を入れたりチャンネルを変えたりしました。とは言え、リモコンが使えないのはかなり不便なので、すぐにAmazonで替えのリモコンを購入しました。しかし7月5日に届いた新しいリモコンも、やはりどのボタンを押してもテレビが反応しませんでした。「これはテレビのリモコン受光部側の故障かな」と思い、戸棚に入っていた保証書をチェックしたところ、価格.comの5年間の長期保証に入っていました。テレビを購入してから4年10か月だったのでギリギリではありましたが、とりあえず「長期保証に入っていてよかった…」と安堵しました。すぐに価格.comにテレビの修理依頼を出して、3日後の今日になって東芝の修理担当の方が来てくれました。修理はリモコン受光部の基板の交換のみで5分程で完了、そのままリモコンが使えるようになりました。 今回来ていただいた東芝の修理担当の方から、リモコンの故障かテレビ本体の故障かを見分ける上で、リモコンをスマホのカメラ(自撮り側)で映すとよいということを教えてもらいました。肉眼ではリモコンの光は見えないのですが、スマホのカメラに映してみると確かに赤く点滅しているのが見えます。この点滅が見えればリモコン側はしっかり動作しているということになります。「これを最初から知っていればリモコンを新たに買う必要がなかったのになあ…」と思いましたが、新しいリモコンはヤフオク出品か何かで手放すことにすると思います。
家電製品関連記事(リンク一覧): 東芝レグザ(REGZA) 55Z740Xのリモコン受光部故障 / Sensaphonics Prophonic 2XS(イヤモニ)の故障と再制作 / ダイキンF363ATSSW - 19年ぶりにリビングのエアコンを交換 / GARMIN(ガーミン) Forerunner 965 / Sensaphonics Prophonic 2XS(イヤモニ)のリケーブル / ...(記事連続表示)
ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年7月4日 ![]() 先日外を散歩している時に、ふと「画面下から風船が多数浮かんできて、画面上の方にいるロボットが岩を多数落として、岩に当たった風船が弾かれて尖ったところに当たり、風船が割れる…」というゲームのイメージが湧いてきました。かなり具体的なイメージだったのですが、そこからあまり大きく膨らむようなアイデアではなく、せっかくなのでミニゲームとして作ってみようということになりました。完成したのが今回の「ロックバルーンポップ」です。タイトル: ロックバルーンポップ 公開キー: 4QJ4ES4Y3 右のスクショは作り始めの画像ですが、この時点で既に基本的な動きはできていました。風船の動きは2年前に作った「フルーツ好きのアルパカさん」で実装していますし、岩を含めたキャラ同士の衝突処理もいつもの物理演算を使っています。 これに加えて、連続で風船を割った時に「コンボで高得点」の要素を入れて、お邪魔キャラの「電気」を入れて、さらに制限時間1分でのスコアアタックというルールにして、あっという間に完成にこぎつけました。正直なところゲーム性の薄いゲームで、ハイスコアも運次第なところがありますが、エアクッション(梱包材)をプチプチとやる時の感覚で楽しめる、という感じのゲームに仕上がっています。プログラムは以下の通りです。 このゲームを作り終えて、「次作品はしばらく先かな」と思っているのですが、また今回みたいにアイデアがポッと出てきたら、突然作ってしまうこともあるかもです。 プチコン4関連記事(リンク一覧): くつとばしゲーム - 小6でBASICを覚えたての頃に作成したゲームをプチコン4で再現 / 懐かし昭和の10円ゲーム3 - プチコン4の別の自作ゲームから物理演算系関数の流用 / ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム / ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム / 神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム / ...(記事連続表示)
ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年6月15日 ![]() プチコン4の他のユーザーさんの投稿作品で、元祖ドットイートゲームと言われている「ヘッドオン」(1979年のセガのアーケードゲーム)のオマージュゲームがありました。このゲームは難易度が中々高くて、何度プレイしてもあまり先に進めなかったのですが、「そういえばドットイートゲームって作ったことが無いな。ちょっと作ってみようかな」と思うようになり、数日後にこのゲームをヒントにした新しいゲームのアイデアがぼんやりと頭に浮かびました。今回制作した「ドレドの花摘みゲーム」は、その頭に浮かんだイメージを実際に作品化したものです。タイトル: ドレドの花摘みゲーム 公開キー: 4Q4SE1433 制作始めは画面構成とキャラの配置でした。ヘッドオンは複数車線のサーキット上にドットが描かれていていて、自車がグルグルとサーキットを回りつつ、敵車を避けるために自車を車線変更するという感じですが、私がイメージしたのは「画面の左右を往復するキャラを操作、敵を避けるために車線変更する」というものでした。キャラについてはスマイルブーム社公式の「クレイジードレドランド」から拝借しましたが、オリジナルの画像が大きすぎることもあって、縮小処理をかけたものを使用しています。あと、ドットの代わりに花、敵キャラにカニを配置するようにしました。いずれもクレイジードレドランドからの転用です。 今回はゲーム作成の最初の方から「久しぶりにBGMを作成してみよう」ということになりました。ここ最近、公私共に生成AIの使用頻度が増えていることもあり、最初はゲームのイメージを伝えて曲全体を生成AIに作ってもらうことを考えました。しかし、生成AIが作成した曲については「著作権が…」という意見も少なからずあります。そのため、コード進行のみをGeminiに作成してもらい、あとはミニキーボードと「TINY MML SEQUENCER」(作者:Shinoさん、公開キー:4Q44DREF3)を使ってメロディー、ベース、ドラムパートなどを作成してBGMを完成させました。コード進行自体は著作権保護の対象外とされるのと、その他の部分はオリジナルということで、著作権上の問題はないという解釈です。 その後、背景を設定したり、ステージ毎にカニの数や配置を変えたり、タイトル画面やエンディングを作ったりして、制作開始から丸8日でゲームが完成しました(平日の仕事の後の制作も含みます)。出来上がりとしては「サンプルプログラム的なシンプルゲーム」という感じですが、そこそこ楽しめる形にはなったかなと思っています。プログラムは以下の通りです。 ここ最近、「オーソドックスな麻雀ゲームを作ってみたい」と思うようになりました。COMの手の進め方とか役判定とか、いくつか大きなハードルがあって、次回作として作るかどうかもまだ分かりませんが、頃合いを見て作り始めたいと思います。 プチコン4関連記事(リンク一覧): くつとばしゲーム - 小6でBASICを覚えたての頃に作成したゲームをプチコン4で再現 / 懐かし昭和の10円ゲーム3 - プチコン4の別の自作ゲームから物理演算系関数の流用 / ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム / ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム / 神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム / ...(記事連続表示)
直腸肛門周囲膿瘍(痔瘻)の根治手術で入院名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年5月22日 ![]() 今年の2月に再発した直腸肛門周囲膿瘍ですが、5月18日~22日の5日間の入院で、根治手術を行ってきました。今回も下半身麻酔で意識がある状態での手術でしたが、術後の痛みは意外と軽かった半面、執刀医曰く「お尻の筋肉を前回より多めにえぐって掘った」とのことで、今日の段階で座ったり歩いたりするとやや痛みが強い感じです。 ちなみに今回は、手術前に「アルジネードウォーター」という、傷の治癒作用があるというドリンクを飲みました。前回の手術ではこのような飲み物は飲まなかったのですが、今回術後の痛みが軽かったのは、もしかしたらこれを飲んだことも影響しているのかも知れません。治療方法ですが、「シートン法」という患部に輪ゴムのようなものを通して、半年から1年ほどの時間をかけて、最終的に患部をお尻の表面にまで下げていくという方式になります。私の場合、直腸肛門周囲膿瘍でも患部がお尻のかなり奥深くにあるため、比較的治療に時間がかかることになりそうです。 治療自体はまだ長く続きますが、とりあえず手術が完了したので「大きな山は越えた」という感じでいます。あとは何事もなく時間の経過を待つばかりです。 体調管理と健康(リンク一覧): 直腸肛門周囲膿瘍(痔瘻)の根治手術で入院 / 老眼鏡を購入 / 直腸肛門周囲膿瘍再発で入院&手術 / 2024年人間ドックの結果(肝のう胞とALT基準値超え) / 初の新型コロナウイルス感染(ちょっと前のお話) / ...(記事連続表示)
神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年5月10日 ![]() 私が子供の頃は、パックランド(アーケード)やスーパーマリオブラザーズ(ファミコン)のような横スクロールアクションゲームが好きでした。こういったゲームはプレイするのは楽しかったのですが、作るとなるとマップの制作が面倒なこともあり、今までに制作経験はありませんでした。ただ、せっかくプチコン4という良い制作環境があるので、規模が小さめの横スクロールアクションゲームを作ってみようということになり(思い付きです)、完成したのが「神崎君のアドベンチャーランド」です。タイトル: 神崎君のアドベンチャーランド 公開キー: 47AYQX394 私が今までに作ったスクロール系のゲームは、物理演算の関係もあって、グラフィック画面を使用するものがほとんどでした。ただ、グラフィック画面はマップのサイズが最大2048x2048ドットで、横スクロールアクションゲームのような、広いマップを使うのにはあまり適していません。そのため、本作については広大なマップが使用できるテキストスクリーン(いわゆるBG)を使用することにしました。個人的にテキストスクリーンはあまり使い慣れていなかったので、まずは二次元配列変数上にランダムにマップを作成して、それをテキストスクリーン上にブロックとして表示させるところから始めました。キャラとブロックの当たり判定は「スーパーマリオっぽく」したかったのですが、キャラの上下左右それぞれ2か所に当たり判定のポイントを置くなど、最初から比較的複雑なプログラムになってしまいました。(なお、当たり判定のポイントは大きなキャラにも対応できるよう、後に上下左右それぞれ3か所に増やしています。) 続いて敵キャラとアイテムです。敵キャラは空を飛ぶもの(コウモリやオバケなど)とブロックの上を歩くもの(ミイラやガイコツなど)をまずは用意してみました。敵キャラとブロックとの当たり判定については自キャラのものとほぼ同じですが、ガイコツなど一部の敵キャラは、目の前に「穴」がある場合には折り返すような処理を加えています。2Dシューティングゲームの空中物のように、障害物のことを考えなくてもよい敵キャラは動きを作るのはそれほど難しくないのですが、本作の敵キャラの動きはそれに比べるとだいぶ難しく感じました。アイテムについてはどのように出現させるか少し迷いましたが、テキストスクリーンに宝箱を表示させて、これにショット(手裏剣)を当てると中身(スプライトで表示)が出るような形にしました。ちなみに手裏剣のショットは見た目では「忍者君魔城の冒険」や「忍者ハットリくん」の感じがあるかもしれませんが、当初頭にあったのは「ソンソン」で、手裏剣のキャラは後付けです。 ある程度敵の動きやアイテムの種類ができあがったところで、次はマップの制作です。プチコン4には他の方が作ったマップエディターも存在するのですが、データ形式や使い勝手のことを考えると「あまり新しいことを試したくない」と思ったのと、自作のマップエディターを作るのもかなり面倒ではあったので、プチコン4標準のGAHAKUを使ってマップを作ることにしました。ブロックやキャラの配置はドットの色で分けて管理する形で、一旦ルールを決めておけばそれほど迷うことなくマップを作成することができました。ちなみにこの作業で思ったのが、横スクロールアクションゲームは「マップが肝」ということです。マップの良し悪しはゲームの面白さに直結します。そのため、マップ作成はテストプレイと並行しながら慎重に進めるようにしました。 ゲームにメリハリを付けるため「動く床」も実装してみました。こちらも当たり判定とそれに合わせた自キャラの動きの処理がやや面倒でした。例えば、自キャラの下の部分が動く床に触れている場合には、自キャラの動きも動く床の動きに追随するような形にする必要があります。このような処理を行わないと、動く床が左右に動く場合は自キャラが滑ったように見えたり、動く床が上下に動くような場合には動きが上から下に切り替わった時に自キャラがジャンプしたりしてしまいます。 5ステージ分のマップが完成し、その後、最後(6ステージ目)にボスを登場させて、これを倒せばクリアということにしました。ゲーム全体として難易度は高くないようにしたかったので、最終ボスはやや耐久力はあるもののそれほど複雑な攻撃は仕掛けてこないようにしています。6ステージ目の開始時にアイテムを取りやすいようになっていて、最終ボスに何度やられてもすぐに最大パワーアップ(自キャラ大きくなる+手裏剣連射+速度アップ)が可能です。 最後に背景画像を整えたり、エンディングを組み込んだり、タイトル画面を作ったりなどして、完成に至りました。製作開始から1か月と1週間でした。横スクロールアクションゲームは初めての制作ではあったものの、自分なりに満足のできる仕上がりとなりました。プログラムは以下の通りです。 これまでも何度か「今までに作ったことがないジャンルのゲームだけど、試しに作ってみよう」というものがありました。私が過去によくプレイした中でまだ作っていないものと言えば麻雀、アドベンチャーゲーム、格闘ゲーム、野球ゲーム…、あたりでしょうか。ただ、麻雀については相手(コンピューター)の思考が難しそうなのと、他のものはしっかり絵を描かないと雰囲気が出ないので、いずれもハードルが高いです。他にはロールプレイングゲームであればプチコン4のプリセットのキャラだけでも行けそうな気がしますが、過去あまり熱心にプレイしたジャンルではないので、「作りたい」という意欲も湧かないのが正直なところです。 プチコン4関連記事(リンク一覧): くつとばしゲーム - 小6でBASICを覚えたての頃に作成したゲームをプチコン4で再現 / 懐かし昭和の10円ゲーム3 - プチコン4の別の自作ゲームから物理演算系関数の流用 / ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム / ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム / 神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム / ...(記事連続表示)
ロジクール ワイヤレスマウスキーボードセット(無線) MK270G名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年3月23日 ![]() 自宅で使っているマウスが故障して、普通に左クリックをしてもダブルクリックをしたような挙動になってしまいました。このマウスはロジクールの製品で、Unifying対応でキーボードも同時に接続していたのですが、アマゾンでUnifying対応のマウスを探しても今までと同じようなものが見つからなかったため、キーボードとマウスの両方を変えることにしました。現在使用しているUSB-CハブのUSBポートが2つしかなく、マウスとキーボードでポートを占有したくなかったのと、Nintendo Switch(プチコン4)がBluetoothに対応していないこともあり、USB受信機1つでマウスとキーボードの両方が使えるもののみが選択肢になります。今回購入したものもロジクールです。セットとしての型番は「MK270G」で、キーボードの型番は「K270」、マウスの型番は「M185」です。ロジクールではLogi Boltという無線接続の規格もあるようなのですが、今回購入したものはUnifyingにもLogi Boltにも対応しておらず、また将来マウスかキーボードのどちらかが壊れたら、両方買い替えることにはなってしまいます。ただ、税込み3,500円ということなので、Logi Bolt対応の受信機、マウス、キーボードを揃えるよりは、随分と安上がりにはなりました。 肝心の使用感ですが、基本的には今まで使っていたマウス、キーボードとほぼ変わりません。私はマウスを右手と左手のどちらでも使うので、左右対称のデザインは必須で、右手の形状に合わせたデザインの高いマウスよりも安めのマウスの方が使い心地が良かったりします。キーボードは打鍵音がややチープな感じがしますが、キーの並びに違和感がないのでストレスは皆無です。 WindowsPC関連記事(リンク一覧): ブラザー(Brother)複合機 MFC-J4950DN / 息子のPCを新調 - GIGABYTE ゲーミングノート GAMING A16 CMHI2JP894SH / エレコム ワイヤレスキーボード・マウスセット TK-FDM110MBK / ロジクール ワイヤレスマウスキーボードセット(無線) MK270G / 【2024年最新型】Omikamo Bluetoothキーボード 折り畳み式 テンキー付き / ...(記事連続表示) コメント:ロジクール ワイヤレスマウスキーボードセット(無線) MK270G 名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年3月30日 ![]() 本製品はキーボードはSwitchに対応していたものの、マウスの方が対応していないようで、プチコン4でもマウスは反応しませんでした。この点は残念です。
コンクリートゲーム2 - プチコン4で「崩す」ゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2025年3月22日 ![]() Vtuberのヴァルナ・ユキさん(チャンネル: @varna-yuki)が主催する「ヴァルナキャラバン」は、予め決められた「お題」でゲームを作り、ヴァルナさんがプレイ配信するというものですが、次のお題は「なんとか崩し」になりました(要はブロック崩し的な何かです)。私が過去に作ったゲームでも「コンクリートゲーム」と「虹色ブロック崩し」が既にあるのですが、どちらも非常にシンプルなので、「コンクリートゲームの方をベースにして、もう少し凝ったものを作ろう」ということにしました。そして完成したゲームが「コンクリートゲーム2」になります。全16ステージで、シューティングとアクションとパズルが混じったようなゲーム内容になっています。タイトル: コンクリートゲーム2 公開キー: 4KX84ES1 作り始めは、いつもの物理演算のプログラムに、GFILLでシンプルにグレーの四角を描画する形でコンクリートを設置、ここに弾が当たるとGCIRCLEとGPAINTを用いて丸い穴が開くというものでした。一方でコンクリート以外の壁については穴が開かないよう、あらかじめ画像全体を見えないところにGCOPYでコピーしておき、穴を開ける処理をした直後にこの画像をGCOPYで戻すといった処理をしています(つまり、フレームが切り替わる前に穴を修復)。これは、以前作った「フルーツ好きのアルパカさん」でも用いた手法です。 続いて弾が大きくなったり、オブジェクトを貫通して穴を開けられるようになったりするアイテムを設置。また、敵キャラとして画面上部からミサイルが飛んでくるようにもしました。 もう一つ、敵キャラというか「お邪魔キャラ」として、弾が当たると膨らんで、その後の弾の行く手を防いでしまうものも設置しました。それと同時に、ゲーム内に時間制限や弾数制限を導入しました。これにより、ステージによっては弾を発射する際の「正確さ」や「慎重さ」が求められるようになっています。 アイテムやキャラが決まった後は、連射が必要なステージ、アイテムの効力を最大限発揮させるステージ、パズル的な思考が要求されるステージなど、全部で16ステージ分を作成しました。そして装飾として全体に影を入れたりなど、細かいところも調整して完成です。ほぼ週末のみのプログラミングでしたが、制作期間は約4週間でした。プログラムは以下の通りです。 自分の思い通りのアイデアで好きなようにゲームを作るのは、「趣味としてのゲーム制作」の醍醐味ではありますが、逆にこうやってお題を与えられてゲームを作るのも楽しいものです。ちなみに次回作はまだ決まってませんが、そろそろスーパーマリオみたいな横スクロールアクションに挑戦してみたいな、と思っています。 プチコン4関連記事(リンク一覧): くつとばしゲーム - 小6でBASICを覚えたての頃に作成したゲームをプチコン4で再現 / 懐かし昭和の10円ゲーム3 - プチコン4の別の自作ゲームから物理演算系関数の流用 / ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム / ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム / 神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム / ...(記事連続表示)
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