Canon EOS Kiss X7のキットレンズとSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OSを比較名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2014年1月3日
先日購入した「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS」ですが、「Canon EOS Kiss X7 ダブルズームキット」のレンズ2本分を、1本だけでズームできるということで重宝しています。しかし、肝心の画質はどうなのか、ということになると、一眼初心者の私としてはよく分からないままでした。アマゾンなどで「SIGMA 18-250mmは暗い」というコメントも散見したりして、個人的にも「試してみよう」ということになりました。
初心者の実用面からすると、まずはフルオート(シーンインテリジェントオート+AF+手ブレ防止)でどのような挙動の違いがあるのかチェックする必要があります。最初にキットレンズの55-250mmとSIGMAの18-250mmで、焦点距離250mm(最大望遠)で比較してみました。
影の部分などをよく見ると、SIGMAの方が若干明るい感じが分かります。ただ、SIGMAの方が絞りが開いており、かつISO感度が高くなっており、これはカメラ側が「SIGMAの方が暗い」と判断したためです。また、同じ250mmですが、Canonの方が寄っている(画角が狭い)ことも分かります。
一部を拡大してみると、Canonの方がやや鮮明なのがわかります。ただし、ISOや画角の違いもあり、単純には判断できません。 続いてキットレンズの18-55mmとSIGMAの18-250mmで、焦点距離18mm(最大広角)で比較してみました。これもフルオートで挙動も含めてチェックしています。
こちらはぱっと見でSIGMAの方が明るく見えますが、実際にはカメラが「SIGMAの方が暗い」と判断して、SIGMAの方の絞り値が小さくなっているのが分かります。望遠と違い、画角に大きな違いは見られません(撮影ポイントがずれてしまっているのは私のせいです…)。
一部を拡大すると、Canonの方が鮮明なのが分かります。ただしこれも絞り値や明るさに違いがあり、単純には結論付けられません。 最後にキットレンズの55-250mmとSIGMAの18-250mmで、絞り優先モードでF14に固定して、焦点距離250mm(最大望遠)で比較してみました。
これはぱっと見でCanonの方が明るいのが分かります。シャッター速度はCanonの方が早く、他のパラメーターは同じであることから、SIGMAのレンズの方が暗いということも断定できます。最初の写真よりも遠方のものの撮影ですが、やはり同じ250mmであるものの、Canonの方が寄っている(画角が狭い)ことも分かります。
一部を拡大すると、SIGMAの方が若干鮮明なように感じます。 結論としては…、 ・SIGMAのレンズはCanonのキットレンズに比べて暗い。 ・画像の鮮明さは写真毎に違いが見られたものの、初心者レベルでは甲乙付け難い(ただし、「暗い」ということは、画質が劣る可能性が高くなるということ)。 ・明るい所であれば、SIGMAのレンズ1本でも、実用面で全く問題無い。特に絞り込むと詳細まで綺麗に撮影できる。 ・暗い所ではSIGMAのレンズでは少々頼りない場面も出てくるかも。(初心者レベルでは、あまり問題ないかも?) 初心者の調査なので、比較写真のテクニックからしてかなりダメですが(角度がずれたり…)、少しでも参考になれば幸いです。これにもめげず、今度は単焦点レンズについて、調査していきたいと思います。調査を重ねることで、テクニックも上がっていくと思うので…。 カメラ関連記事(リンク一覧): Canon(キヤノン) PowerShot G5 X Mark II / Panasonic LUMIX DMC-TX1のHDR機能 / Panasonic LUMIX DMC-TX1の修理 / GoPro HERO5 Sessionで動画撮影(ガーラ湯沢にて) / Panasonic LUMIX DMC-TX1のレンズ内部にホコリ(ゴミ) / ...(記事連続表示)
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