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1Q84 BOOK 3

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2010年5月16日

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3」を読み終えました。5月1日から読み始めて、16日間じっくりと読みました。今までの村上春樹の作品に比べて読みやすい文章で、メッセージ性の強さも感じることができました。総じて「面白かった」ということは間違いありませんが、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「海辺のカフカ」を読みえ終えた後のような、「心の余韻」のようなものを感じることはありませんでした。BOOK 2を読み終えた時にはそれを感じて、「やはり村上春樹はいいなあ」と思ったのですが、当時BOOK 3が出ることを知らずに「これで完結」と思っていたので、最初からBOOK 3が出ることを知っていたら、恐らくそのような感覚は無かったものと想像します。

アマゾンのレビューを見るとBOOK 4の話がチラホラ出ていました。私はBOOK 3を読み終えた瞬間、「これで完結」とすっかり思い込んでいましたが、BOOK 4が出ると思っている人がこれだけ多いということに、「自分の感性は普通の人と違うか、もしくは理解力や想像力が劣っているのかも」と思ってしまいました。何しろBOOK 2を読み終えた時にも「これで完結」と思い込んでいたので、この事に関しては自分の考えに全く自信がないです。

ところで、この作品の舞台となっている1984年について思い返してみました。当時の私は小学6年生。学校が終わるとファミコンの毎日でした。休日もファミコン。たまに近所のバッティングセンターのゲームコーナーでゲームをしたりもしました。それだけゲーム漬けの生活でした。

唯一ゲーム以外では、夏に開催されたロサンゼルスオリンピックが記憶に焼き付いています。カール・ルイスの四冠達成や、体操の具志堅、柔道の山下など、生まれて初めてスポーツの感動というものを味わった年でもあります。ただ、スポーツに興味を持ったことは間違いないのですが、先輩・後輩のしがらみとか、高校野球は坊主頭だとか、そういった考えにどうしても馴染めず、中学、高校と部活等で一生懸命スポーツに打ち込むということはありませんでした。本格的なスポーツは、大学時代に始めたスキーが最初です。

あと、ゲーム絡みではありますが、親にパソコンを買ってもらって、簡単なゲームプログラムを作り始めたのも1984年でした。ゲーム好きが講じて、「ゲームを作りたい」という発想になったのがきっかけです。その数年後にはプログラムを「マイコンBASICマガジン」という雑誌に投稿して何度か掲載されたり、アマチュアのゲーム売り出し会のような所で自作ゲームを販売したりもしました。ただ、高校3年の受験勉強を機にプログラミングから離れて、化学専攻だった大学時代も、卒業後の海外フラフラ期(よく言えば「英語学習期」)もプログラミングをすることはありませんでした。その後、社会人になってからHTMLを覚えてホームページを作成しはじめ、WEBプログラミング言語(Perl、PHP等)も学習するなどして今に繋がっています。

ところで、私の物事の進め方は「今できることをやる」というのが基本です。何かを始めるにあたって、明確な目標は持ちません。例えばパソコンのプログラミングも化学の勉強も英語の勉強もスキーもホームページ作成も、やり始めに将来のはっきりしたゴールがあったわけではなく、純粋に「やってみたい」という好奇心から始めています。目標は設定していませんでしたが、結果的に今では趣味でも仕事でも、それぞれのスキルが役に立っています(どれも完璧とは言えませんが)。どれも別々のタイミングでスタートしましたが、今では互いの知識やスキルを組み合わせて利用することもあります。

「最初から明確な目標を持って何かをやり遂げる」ということが出来る人であれば、それはそれで大変素晴らしいことです。ただ、これは万人向けの物事の進め方とは思いません。スタートした時点では目標を設定せず、「とにかく自分の今できること、やりたいことをやる」というやり方が合う人もいると思います。時には失敗をしたり、遠回りをしたり、結果的にあまり役に立たなかったりで、効率が悪いやり方なのかもしれませんが、人生を楽しむ上では「考えてばかりで何もやらない」よりは随分マシだと思っています。そして、あるタイミングで「何かに繋がる」ことも多いと実感しています。

ちょっと強引な話の持って行き方ですが、1Q84を読んでいて、そのような考え方と共鳴するようなところがあったりしました。そう感じているのは私だけなのかも知れませんが、まあ読み手がどう思うかは読み手の勝手なので、自分にとって都合よく解釈させてもらっています。

1984年当時は今のようにインターネットがあるわけではなく、情報収集をすることが容易ではありませんでした。「一人ひとりの世界が狭かった」と言えなくもないですが、良い意味でも悪い意味でも「逃げ場」のような場所があった時代でもありました。今の時代は情報収集は容易ですが、逆にちょっとした事で「追い詰められやすい」という、少々息苦しい感じもあります。





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