T-01Aで『モバイルパワフルプロ野球MEGA for Windows phone』名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2010年1月30日
登場して間もない「Windows Marketplace for Mobile」ですが、正直なところソフトウェアのラインナップはかなり寂しいです。Windows Mobile用ソフトウェアは、パソコンを使ってダウンロードサイトからダウンロードする、という流れがユーザー間で既に出来上がっている、という考え方も無くはないものの、やはりMarketplaceの方もソフトウェアの充実を期待せずにはいられません。
そんな数少ないMarketplaceのソフトウェアの中で、コナミが600円で販売している「モバイルパワフルプロ野球MEGA for Windows phone」というソフトが気になり、先ほどダウンロードしてみました。推奨機種はdocomo T-01A、SoftBank X02Tで、縦横どちらの画面でもプレイできます。 MarketplaceのソフトウェアのダウンロードにはWindows Live IDが必要ですが、私が数年前に作成したIDは既に無効になっていたようで、新たにIDを作成してクレジットカード情報なども登録しておきました。 ゲームの基本的なところは、野球ゲームファンにお馴染みの「実況パワフルプロ野球」や「パワプロクンポケット」などに近いものがあります。ただし、操作や機能が大幅に簡略化されていて、タッチパネルをタッチするだけでピッチングやバッティングなどの動作が可能です。デフォルトの状態だと守備や走塁なども全自動で行ってくれます。簡易的ながら実況や歓声もちゃんとあって、それなりの臨場感もあります。ただ、チーム名や選手名が実名ではないので、そこを重要視する人にとっては少々残念なところです。 また、タッチ操作以外に画面上の擬似パッドを使うモードもあります。ただし、Windows Mobile機の制約上、画面の2箇所同時タッチは不可能なので、カーソルを操作しながらバッティング、ということはできません。かならずカーソルキーを離してからバッティングする必要があり、この辺はパワプロシリーズに慣れている人にとってはやりづらいと思います。 バッティング時のミートカーソルは、デフォルトで「ロックオン」になっていて、それなりに打ちやすくできています。一度「マニュアル」を試してみたのですが、これではタッチ操作にしても擬似パッド操作にしても、常人には難しすぎるような気がしました。 「Windows Mobileのゲーム」として割り切れば、プレイ感はそれほど悪くありませんし、暇な時間にちょっと熱くなれるゲームだと思います。ただ、感覚的なところを言うと、ゲーム専用機のパワプロと比べると、速球とスローボールのスピードの差が激しく、バッティングのタイミングがかなり取りづらいと感じました。 ともかく、私としてはデフォルトのタッチ操作で気軽に遊ぶのが、このゲームの「正しい遊び方」だと思い込んでいます。あと念のために書いておくと、選手育成モードはなく、純粋な野球ゲームになっています。ちなみにデフォルト状態(振動あり、音あり)で9イニングフルプレイしたら、バッテリーを20%消費しました。 Windows Mobile関連記事(リンク一覧): 2度目の30kmラン / 携帯電話回想録 / T-01Aユーザー全員にmicroSDHCカード8GB / Avidemuxの使い方/T-01A用に動画ファイル形式変換 / T-01Aで『モバイルパワフルプロ野球MEGA for Windows phone』 / ...(記事連続表示)
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