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KUNISAN.JPショップの原状回復に向けて

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2011年1月16日
KUNISAN.JPショップの原状回復に向けてKUNISAN.JPショップはAmazon Product Advertising API(APAAPI/旧:AWS)を用いた仮想ショッピングサイトで、全部で2万以上のPHPファイル、30万以上のページから構成されています。もちろんページを増やす作業はプログラムの手書きではなく、ある「キーワード」を打ち込むことで、半自動的に生成してくれるようになっています(このプログラムもPHPで自作しました)。画面構成は非常にシンプルですが、大きな商品画像を使っているのが最大の特徴です。

2008年初頭に作成したKUNISAN.JPショップですが、ページ追加を重ねていった結果、2009年の夏ごろには手持ちのサイトの中で稼ぎ頭にまで成長しました。その後も収益の高い状態が続いていましたが、2010年秋になりAPAAPIから「ユーザーレビューを取得できなくなる」というサービス変更がありました。さらにYahoo!サーチのGoogle化が追い打ちをかけ、一日あたり2000~3000UVあったアクセス数が、昨年12月には1000UV以下にまで落ち込んでしまいました。収益もアクセ数減に応じて、激しい落ち込みです。今までKUNISAN.JPショップはYahoo!サーチからのアクセスが大多数であったこともあり、Googleへの対応を考える必要が出てきました(対応が後手に回ってしまいましたが…)。

ところで、昨年夏にKUNISAN.JPショップの「別館」という形で作成した「有名な靴屋への近道」というサイトがあります。これはKUNISAN.JPショップのプログラムを基本としていますが、APAAPIにリクエストするデータをMySQLに格納する形にプログラムを変更しており、KUNISAN.JPショップのように各PHPファイルにデータを格納する形よりも管理やページ追加が楽になりました。このサイトについては、KUNISAN.JPショップと異なり、Yahoo!サーチのGoogle化後もアクセス数が減ることはありませんでした。

Googleについてはサイト全体があるテーマに絞られたものほど、検索ランクが高めに出る傾向があると聞いたことがあります。「有名な靴屋への近道」は靴とバッグを専門にしているので、テーマが絞られた形になっているという解釈になるかと思います。反対にアクセス数の激減したKUNISAN.JPショップは、「何でも屋」的な内容になっており、またページ構成も体系的になっていません。これをヒントにして、KUNISAN.JPショップの別館専門店として、新たに4サイトを立ち上げてみました。

パソコンショップ
アウトドアショップ
赤ちゃん用品ショップ
オーディオショップ

先に作ったパソコンショップ、アウトドアショップについては、今のところ好調なアクセス数を記録しています。赤ちゃん用品ショップ、オーディオショップについてはこれからどうなるか見極めた上で、今後の展開を考えていきたいと思います。

ただ、2009年夏~2010年夏に記録したような収益に戻るかどうかは、現状では不透明です。また、戻るとしてもかなりの時間がかかることが予想されます。サラリーマンをやりながらの週末プログラマーなので、昨年のように一気にページを増やすようなことができませんが、何とか再び軌道に載せられたら嬉しいです。

Webの世界は技術的な変化が早いですが、首の皮一枚でも何とか付いて行きたいところです。



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