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mixi(ミクシィ)に実名を公表するなんてできません

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2007年11月15日

つい先日からmixiを始めて、ちょっとの間ハマっていました。最初は実名で名前を登録していたのですが、セキュリティやプライバシーの面で不安が出てきたので、実名公表はやめてしまいました。私は当ホームページ上でも実名を公表していますが、mixiではもう絶対にやろうと思いません。

普通のホームページでは、ほとんどのサイトオーナーがプライバシーに気をつけているということもあって、(特に悪意のある)閲覧者が「ここから個人情報を取ってやろう」という動きはほとんど見られなくなりました。でもmixiでは「会員制なので安心」と思いこんで、個人情報を思いっきり書いてしまう人が多数います。また、この情報を狙っている人もたくさんいます。

具体的に何が危ないかというと、まず「足跡」です。色々な人が足跡と残していきますが、それを辿っていくと、半数以上の人が売り込みや怪しい勧誘です。そこに辿ってしまうことで、こちらが誰であるか相手方にわかってしまいます。足跡を辿ったがために、怪しい勧誘のメッセージが届いたりすることもあります。普通のホームページの場合には、アクセス解析をするにしても、足跡はせいぜいIPアドレスまでで、ここから個人情報まで辿ることはなかなかできません(犯罪に発展して警察沙汰になれば別でしょうけど)。

次にIDです。mixiに登録すると、URLにも表示されるIDが発行されますが、何とこのIDが連番になっています。試しに自分のIDにいくつか数字を加えたり減らしたりすると、誰か他のページに辿りつけてしまいます。逆に言うとこれをうまく利用すれば、プログラム一つで個人情報の一括取得(何百万件という単位で)が容易にできるということになります。このあたりのログ解析はmixi運営者もやっているのかも知れませんが、どのようにしているか定かではなく、利用者としても不安が残るところです。

そして、「mixi荒し」の存在です。mixiを荒すことに喜びを感じる人たちです。某大手掲示板サイトから、数々の「mixi荒し」がやってきます。問題発言等でIDを削除されても、別の仲間が招待してくれて、また別のIDを取得して荒しに来ます。仲間同士でこれを繰り返すので、荒しをゼロにすることはできません。

荒しの手口の一つ「釣り」行為を紹介します。
1) まず、あるニュースに対して日記を書きます。内容は誹謗中傷の書き込みを満載にして、閲覧者の目を引くようにしておきます。
2) ほかのニュースに対しても日記を書きまくります。その中に上記の日記へのリンクを貼ります。この方法で、数分間に何百アクセスも得られます。
3) 1)の日記を見た閲覧者のうち、正義感や倫理感のある(と思っている)人は黙って見過ごすことができず、「差別はよくない」とか「言われている人の気にもなってみろ」等の書き込みをします。
4) 1)の主はさらに閲覧者が怒るような書き込み(差別を助長するなど)をしてどんどん煽ります。
5) 3)の書き込みをした人も、時に感情的な発言をしてしまいます。
6) 一方、某大手掲示板サイトでも1)のリンクが貼られています。こちらにはmixi荒しの仲間がたむろして書き込みしています。3)の書き込みをした人に対して、「頭が悪いなど」の評論が入ります。たまにタイミングをみて1)の書き込みに参加して、1)の主の援護射撃的な発言をします。
7) 200件書き込みがあると、その日記はもう書き込みできません。この時点で「釣り」は終了します。
8) メッセージがいっぱいたまった日記をイメージ化して、別のホームページに掲載します。これをリスト化して、「釣果」などとして紹介します。
9) 1)の主はmixiの規約違反としてID削除になりますが、また仲間の援護を受けて、別の名前で同じようなことを繰り返します。

こんな感じです。これも氷山の一角でしょう。変に正義感を持って書き込みしてしまうと、リストの中で「バカ者」扱いを受けつつ、ニックネームまで公表されてしまう形になります。ニックネームがわかれば、個人のプロフィール欄にたどり着くのは簡単です。ここから個人情報が某大手掲示板でどのように扱われるかはさておき、やはりmixiで実名を公表するのは危険だと察しました。

私の感想としては、mixiもSNSとしてはまだ100%完成したものではないと思います。やはり実名を使って、発言に責任を持った「大人の議論」をできる場でないと、本当のSNSとは呼べないと思います。そのためには、本人の正確な認証というのが必要になるでしょう。これからはSNSの入会をするのに、指紋認証や顔認証する時代が来るかも知れませんね…?





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