KUNISAN.JPブログコメント書き込み![]() ※書き込み欄はページ下にあります。 わくわくフルーツ農場~早朝編~ - プチコン4で横視点の物理アクションゲーム名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2019年10月30日 ![]() ![]() タイトル: わくわくフルーツ農場~早朝編~ 公開キー: 4NZ2E5E8D ![]() プチコン4のプリセットでおじさんキャラが無かったため、代わりにお兄さんのキャラをピックアップ。さらに、ゲームとしてはお兄さんを操作する形ではなく、以前から頭にあった「2つのキャラの間に伸縮するラインを引く」アイデアを採用し、この2つのキャラ(鳥2羽)をリブルラブルのようにツインスティックで操作する形にしました。ラインに壁のような当たり判定を付けてこれでフルーツを誘導し、お兄さんの運ぶカゴに入れるという、ゲームの基本コンセプトができあがりました。 制作の上で、フルーツ同士の衝突の処理は特に問題なかったのですが、動くラインとフルーツとの衝突処理はなかなか難しいものがありました。当初のプログラムではフルーツがラインを突き抜けてしまうこともあったりしましたが、フルーツがラインに当たった場合にやや大き目に座標を補正する処理を入れるなどして、何とか解決に至りました。ただ、鳥2羽を最上部の左右両端に配置してしばらくすると、一部のフルーツが上部のピンにのめり込んでしまう現象が見られます。残念ながらこれは解決しないままでしたが、ゲーム性には大きく影響しないので「まあいいか」と妥協して放置しています。 物理ゲームでは、どこまでリアルな動きを追求するか、ということも考える必要があります。今回のゲームは大枠では衝突や落下でこそ物理的な動きをするものの、フルーツの形状による挙動の違いや、フルーツの回転による摩擦などは一切考慮していません。ただ、そもそも鳥2羽の間に直線のラインを引くこと自体が現実から離れているので(重力やフルーツ衝突によるたわみも無視)、まあそこまでのリアルさは必要ないかなと思っています。ちなみにフルーツの回転速度も、X座標移動量と比例させているだけで、特別な計算はしていなかったりします。 ![]() 当初のパチンコのような試作プログラムから、丸5日でゲームが完成しました。早速サーバーにアップして公開したところ、後日Twitter上で別の方から「タイムアップ後、フルーツがみんな落ちてから終了になりませんか」というリクエストがありました。当初はタイムアップ後にフルーツも含めて全ての動作が停止してフェードアウトしていく形になっていましたが、確かに「フルーツが落ちてくれれば得点できたのに」と煮え切らないような感覚はありました。そのため、リクエスト通りの修正を加えています。ただ、鳥2羽とラインについては、水平にしたまま残すとフルーツがずっと落ちない状態になってしまうため、これについてはタイムアップ直後にフェードアウトするようにしています。 こんな感じで、今回のゲームは皆さんから頂いたアイデアのおかげで、楽しさが上積みされました。今回採用できなかったアイデアについても頭には残しておきつつ、また機会があれば何らかの形で活かしていきたいです。 以下、プログラムです。やはり、この手のゲームでは三角関数を多用しますね。 プチコン4では色々な方からレベルの高いゲームが投稿されていて、私も思わず夢中になってしまうようなものが多数あります。ただ、物理ゲームはあまり数が多く出ていないので、私としては「ニッチ路線」で狙っていこうかなと思ったりもしています。 プチコン4関連記事(リンク一覧): ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム / 神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム / コンクリートゲーム2 - プチコン4で「崩す」ゲーム / インテリ君の英語遊び 経営・管理部門編 - プチコン4でビジネス英語の学習ゲーム / インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語 - プチコン4で英語学習ゲーム / ...(記事連続表示)
コメント:わくわくフルーツ農場~早朝編~ - プチコン4で横視点の物理アクションゲーム 名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2019年11月16日 ![]() アップデートで、マックスx30コンボ時の花火と馬の演出を加えてみました。あと、ハサミキャラ変更(当たり判定は変えずサイズを大き目に)、お兄さんの足の運び修正、フルーツがカゴと画面の端に挟まった場合の永久パターン防止なども行っています。
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