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AmazonアソシエイトWebサービスの名称変更および署名認証についてのお知らせ

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2009年5月9日

AmazonアソシエイトWebサービスの名称変更および署名認証についてのお知らせAmazonから昨日、今日とメールが立て続けに来ました。昨日は英語、今日は日本語で、内容は同じものです。メールのタイトルは「Amazon アソシエイト Web サービスの名称変更および署名認証についてのお知らせ」。今まで米アマゾンのAPIを通じて商品データを取得するサービスを"Amazon Associates Web Service"と呼んでいましたが、今後は「広告」という意味合いを強めて"Amazon Product Advertising API"という名称に改めるということです。

名称の変更については「そうなんだ」という程度でしたが、「署名認証」の内容についてはものすごく驚いてしまいました。

今まではある決まったURL(ホームページアドレス)にパラメータを付けるだけで、簡単にデータを取得できたのですが、今後はタイムスタンプを含めた電子署名も同時に送らないと、データを取得できなくなる、という旨が記載されています。つまり大幅なプログラム変更を余儀なくされるということになります。しかも期限は8月中旬と、3ヶ月しかありません。

電子署名にはデータの暗号化が伴いますが、私の持っているPHPリファレンス本には、Amazonが指定する暗号化方式に沿ったコマンドが見つかりませんでした。「まいったなあ…。もうKUNISAN.JPショップも終わりか…」と半ばあきらめ気味でした。

しかし、今朝になって、Webサービスのフォーラム(英語版)でPHPのサンプルプログラムが掲載されていました。その一部を拝借して、変数や配列のキーなどを多少変更したところ、ちゃんと動いてくれました。「はー、よかった…」と、作業が完了して数時間経った今でも安堵の気持ちでいっぱいです。

ところでAmazonのメールの中に「Amazon の商品を広告して下さっている Web サイトに、年間数千万ドルを投じています」という記述もありました。つまり、Amazonはアソシエイト参加者に年間数十億円もの大金を支払っているということになります。私が察するに、そのほとんどが今回の変更に関係する、Webサービスを使ったページやサービスに関連するものと思われます。

紹介料率から計算すると、Amazonの年間売り上げのうち、数百億円~1千億円規模の金額が、アソシエイトのリンクを通じての売り上げということになります。Amazonの年間売り上げは1.5兆円程度なので、売り上げの数%~10%弱がアソシエイト関連ということになります。

その中での今回の大変更ですが、Amazonの売り上げに対する影響は少なからずあるのではないかと思います。ただ、アソシエイトからの売り上げが減るとしても、そのうちのいくらかがAmazonサイトでの直接販売に移行するのなら、紹介料率の負担を考えても、Amazonにとっては大きなマイナスになるようなことはない、というロジックなのでしょう。あと、データベースへのリクエストが減ることで、サーバー管理コストを抑える意味合いもあるのかもしれません。

いずれにしても、せっかくの副収入源をなくさずに済んでよかったです。でも、今回のような大変更がまたいつ起きるのかわからないので、Amazonアソシエイトの収入に頼りっきりになるのは危険ですね。またプログラム修正に成功するという保障も無いですし…。





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