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アリー my Love (Ally McBeal)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年5月31日
アリー my Love (Ally McBeal)アリー my Love(原題: Ally McBeal)は、1998年からNHKで放送されていた、女性弁護士を主人公にしたドラマです。二ヶ国語放送で放映されていたので、当時VHSに録画して、1回目は英語で見て、2回目は英語で見つつ分からない所は日本語に切り替えたり、単語を調べたりしながら時間をかけて見て、3回目は再び英語で通しで見て…、と週に3回同じものを見ながら英語を勉強していました。

当時、シーズン5まで放映されていたみたいですが、シーズン3途中で好きな登場人物がいなくなってしまったことで、それ以降は全く見なくなってしまいました。

あれから17年経ち、ふと「久しぶりに見てみたい」と思うようになり、先日アマゾンでDVDを購入しました。DVD6枚セットで、シーズン1の全話が収録されています。

今回も英語の学習を兼ねて、英語字幕で見るようにしているのですが、分からない単語が多数出てきて、「こんなに難しかったかな…」と思うほどでした。1998年の頃は字幕が出なかったので、何となく分かった気になっていたのかも知れません。しかし、英語字幕で見ると、1話の間に100回程度知らない単語や聞いたことのない表現に出くわします。

一つ一つ丁寧に調べながら見ていると、1話(40分ちょっと)見終わるのに合計2時間半程度かかってしまいます。それでも1回目は英語字幕で見て、2回目は単語や表現を調べながら見て、3回目は英語で通してみて、というのを繰り返してやることで、ようやく細かい内容まで把握できるようになります。

主人公も含めて比較的早口な人が多く出てくるので、英語初心者にはきついとは思いますが、内容が面白いので、繰り返し見るのには適した英語教材と言えると思います。それにしても、法律用語は難しいですね…。



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アリー my Love シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス)
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6年ぶりのTOEIC受験(第200回 TOEIC公開テスト)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年5月24日
6年ぶりのTOEIC受験(第200回 TOEIC公開テスト)今日、約6年ぶりにTOEICを受験してきました。本当は3年前の2012年に一度受けようと思ったのですが、申し込みの直後に兄が急死し、試験日が四十九日と重なって受験することができませんでした(それ以前に勉強する気にもなれませんでしたが…)。

今回はリスニングもリーディングも、解答のやり方を前回から少し変えてみました。以前はリスニングの会話問題(Part 3)や説明文問題(Part 4)については、喋っているのを聞きながら選択肢を見つつ解答、リーディングの読解問題(Part 7)も、まず選択肢を見てから本文を読んでいました。今回のテストでは、リスニングは全て喋り終わってから解答、リーディングも全て読み終えてから解答という形に変えました。この方が頭の中で変に混乱しないと考えたからです。基本的に「解答テクニック」的なことはやらず、真っ向勝負で挑みました。

実際にテストを受けてみて、リスニングでは応答問題(Part 2)で2問ほどよく聞き取れなかった質問があったのと、会話問題(Part 3)と説明文問題(Part 4)でそれぞれ1~2問あまり自信のない解答がありました。リーディングでは短文穴埋め問題(Part 5)で3~4問自信の無い解答があり、読解問題(Part 7)の最初の方で「ぼやっとした感じ」でしか理解できない文章がありました。

前回はリーディングで10分程時間が余りましたが、解答を早く終わらせただけで「文章を全て読みきった」という感じではありませんでした。今回は時間がほとんど余りませんでしたが、「文章を全て読みきった」という感覚はあります。ただ、短文穴埋め問題(Part 4)で1問だけマーク漏れがあり、試験終了前の数秒で何も考えずにマークしたので、この解答は間違っている確率が高いです。

トータルでは、リスニングが前回同様かやや下、リーディングは前回よりはできているのではないかと思っています。前回がトータル890点でしたので、今回は何とか目標の900点に到達してほしいです。

TOEICを初めて受験したのが1995年で、それから20年も経ちましたが、今回は今までで一番まともにTOEIC対策的な勉強をしてみました。リーディングの対策本2冊(Kindle版)に、公式練習本2冊(リーディング、リスニング各1冊)、それに公式問題集1冊を2ヶ月程で全てこなしました。分からない単語はその場で調べてパソコンに入力し、後になってプリントアウトして通勤電車で再チェック、ということもやりました。

実は「続けて受験して、試験慣れすればスコアが上がるかも」という考えで、6月下旬にもTOEICを受ける予定で、申し込みも既に完了しているのですが、今日の試験後に集中力や緊張感がすっかり切れてしまいました。今日の出来は現状ではベストだと思うので、6月下旬の試験はそのままキャンセルするかもしれません(返金はされないのですが…)。

今回のTOEICの結果については、改めて本ブログで公開します。何とか前回より良い点だといいのですが…。



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TOEICテスト新公式問題集< Vol.6> | 本 ・TOEIC
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新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年4月6日
新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6ここ最近、本ブログのネタとして「英語学習」のネタが増えてきています。というのも、自分の英語力確認とモチベーション向上のために、2009年以来久しぶりにTOEICを受験する予定だからです。一応「今年中に900点以上を取る」ことを、とりあえずの目標としています。

2009年に受験した時には、890点(L480点、R410点)でした。この時も7年ぶりの受験でしたが、リーディングで少し慌てて回答していったせいもあって、これが足を引っ張ってしまいました。ただ、リーディング力そのものが、元々「900点レベル」ではなかったということもあると思います。

その後、Kindleのおかげで洋書を読む機会が格段に増えて、英文を読む速度や精度も少なからずアップしたという実感があります。また、単語や熟語の学習も、今までよりも随分とやりやすくなりました(頭に入るかどうかは別にして、ですが…)。

今までのTOEICの受験では、事前に問題集で問題に慣れる程度のことはやっていましたが、対策書を購入するようなことはしませんでした。今回、Kindle版の「新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6」という対策本を購入してみましたが、内容は小手先のテクニックを教えるようなものではなく、誤回答を出しやすい単語や文法を丁寧に解説しているという感じです。900点レベルだと「普通に問題全体を素早く読んで、正確に回答して時間内に終わらせる」という、正攻法で攻めていくことが求められるようなことも書かれています。

TOEICのパート5&6は、単語、熟語、文法などの知識を必要とする、空欄穴埋めの問題です。素早く要点を見つけて回答できる知識と経験が必要になりますが、意外と「三単現のS」だとか、能動態と受動態の違いだとか、比較的単純なポイントに気づかなかったりすることがあります。こういった「落とすべきでない問題で落とさない」ことも、900点達成へのポイントと言えると感じています。

この本が読み終わっても、これからあと何冊か対策本や問題集を購入して勉強を進めていくつもりです。何か面白いネタがあれば、また本ブログで紹介していきます。



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新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6
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Japan: An Illustrated History(英語で日本の歴史の勉強)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年4月5日
Japan: An Illustrated History(英語で日本の歴史の勉強)私は高校時代に日本史が苦手で、当時赤点までは行かないまでも、それに近い点数を取っていました。試験前もろくに勉強しないのはもちろんの事、「何百年も前から生きていたわけではないので、ここに書かれていることが本当かどうか確証できない」などと理由を付けて、歴史という教科そのものを否定していた位です。そういった理由は正直な所「後出し的」に付け加えた物ですが、何しろ当時は歴史に全く関心を持つことができませんでした。

ただ、ここにきて自分も年を取ったせいか、少しずつ歴史に興味を持つようになってきました。世界各地を旅して、観光名所に歴史が紐付いていることを感じ、日本国内でも各地でそういった「歴史」を感じ、興味が湧いてくるようになってきました。

高校時代に主張していた「確証できない」という理由はさておき、ひと通りの日本史の知識は持っておこうと思い、Kindleで「Japan: An Illustrated History(英語)」と、日本語で書かれた某歴史本を購入しました。

昨年の7月から読み始めたものの、特に英語版の方は英単語を学習しつつ、繰り返し同じ文章を読んだりしていたため、結局読み終わるまで9ヶ月もかかってしまいました。日本語の歴史本も平行して読んだので、ある程度同時進行的に英語と日本語で歴史の流れがつかめるようになりました。

気になったのは第二次世界大戦(太平洋戦争)の記述の違いです。例えば日本語の歴史本は「アジア諸国を欧米の植民地支配から救うために日本軍が統治した」ようなことが書いてありました。英語版の方も同じような事が書いてありましたが、「日本の目的はそうであり、一部のアジアの国も当初は賛成していたが、後に日本の支配体制は欧米のそれよりももっとひどいものである事がわかり…」ということが記載されていました。

また、「神風特攻隊」については、日本語の歴史本では全く触れられていませんでしたが、英語版の方では「若い日本人の命が多数奪われた。攻撃自体もとても成功したと言えるものではなかった」という記述がありました。その他にも細かい記述の違いがありましたが、特に言えるのは、日本語の歴史本の方が当時の日本政府や日本軍が行った事をより正当化しようとしているということです。

ここで冒頭に書いた、「(当時生きていたわけではないので)ここに書かれていることが本当かどうか確証できない」という所に戻りますが、私としてはどちらが正しいのかは全く判断できません。日本人の私としては、日本に有利な内容の方が良いとは思いますが、希望的観測だけから信じこむようなことはしたくありません。もちろん、近隣の国が言ってくるような主張も鵜呑みにすることはありません。いずれにしても、「こういう歴史があったと言われている」という形でとどめておいて、自分の中ではどれが正しいかという結論を出さないようにしています。

「歴史から学ぶ」というのは重要だと思いますが、歴史が人間によって記録されている以上、意識的に装飾されたり書き換えられたりすることは昔からあったと考えるのが自然だと思っています。もちろん、それを踏まえた上での「歴史」というのは、世界中だれもが承知していると思いたい所ですが…。



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Japan (Illustrated Histories (Hippocrene)): An Illustrated History
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On the Brink: The Inside Story of Fukushima Daiichi

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年3月29日
On the Brink: The Inside Story of Fukushima DaiichiFacebookのとあるグループで知り合った、イギリス出身の方が翻訳した本ということで、先月下旬に「On the Brink: The Inside Story of Fukushima Daiichi(英語)」のKindle版を購入しました。原書は「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」という本で、Amazonのレビューでも高評価となっています。本当は日本語版も併せて購入したかったのですが、Kindle版が出ていなかったので、英語版のみ購入しました。

読み終えるまで1ヶ月ちょっとかかってしまいましたが、福島第一原発で働いていた方々の、行動や感情が詳細にわたって記載されており、大変興味深い内容でした。結果的には「大惨事」ということにはなってしまったものの、現場の方々の甚大な努力があった事で、被害のさらなる拡大が防げたということは間違いありません。現場の方々は命のリスクさえもある中、最大限のことをやってくれていたこと、また、そのような作業をされていた方々皆に家族がいて、「家族の絆」というものも感じる内容でもありました。

事故当時のテレビや新聞やネット上の情報は、原子炉爆発や消防士・自衛隊の活躍や住民の避難生活など比較的マスコミにも取り上げやすいものや、政府や東京電力上層部に対して「一体何をやってきたんだ」という批判的なものばかりでした。しかし、この本を通して「現場で実際に何が起きていたのか」ということがよく理解できました。

原発に関することは感情的な議論になることも多いのですが、この本は客観的かつ中立的な記述で話が進んでいきます。それでも、情報伝達のまずさや、自然災害に対する想定の甘さなど、考え方や対応そのものに明らかな欠陥がある場合には、しっかりと指摘することを忘れてはいません。

ちなみにこの本の英語のレベルですが、TOEIC800点もしくは英検準1級程度は無いと、読み進めるのは結構難しいかも知れません。文法的にはそれほど難しくはないと思いましたが、単語は難しいものがやや多く含まれている印象です。ただ、Kindleには内蔵の辞書があるので、これを使って読み進めれば何とかはなります。英語に興味の無い方には、日本語版をお勧めします。

この本に限らずですが、日本語の本ももっとKindleで出版されてほしいですね。



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On the Brink: The Inside Story of Fukushima Daiichi (English Edition)
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フルハウス(Full House)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年1月3日
フルハウス(Full House)先日、フルハウス(Full House)のDVDを購入しました。フルハウスは1987年から1995年にかけてアメリカで放送されたコメディードラマで、3人の男性が幼い3人姉妹を育てるというシチュエーションで話が展開していきます。日本でも数年遅れでしたが、NHK教育テレビで二ヶ国語放送で放映されていました。

私が見ていた時期は1994年~1997年で、日本では第3シリーズ~第8シリーズ(最終シリーズ)放映のタイミングになります。当時はVHSに録画して、まずは英語で見て、次は再生と巻き戻しを繰り返しながら英語+日本語で単語等のチェック、そして最後に英語で見るという、「週3回同じエピソードを見ながら英語学習」ということをやっていました。

その中でも第6シリーズ最後の「全員でディズニーワールドに行く」エピソードが印象深く、今回購入したDVDにはこのエピソードが含まれています。このエピソードは、私がオーストラリアのワーキングホリデーに行く前に見たのですが、ジェシー(ジョン・ステイモス)が歌う"A Dream Is a Wish Your Heart Makes"が耳に残り、オーストラリアで旅をしている間にも、この歌が頭の中で流れていたりしました。

あれから20年近く経ち、久しぶりに英語音声+英語字幕で見てみました。9割以上は内容が分かるのですが、それでもジョークの所など、初見では理解できないものもありました。またしばらく、繰り返し見ながら、感覚的に表現を覚えていこうと思います。

初心を忘れず、楽しみながら英語学習を続けたいですね。



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フルハウス〈シックス〉セット2 [DVD]
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英語を小学5年から正式教科にすることについて

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2014年10月12日
英語を小学5年から正式教科にすることについて英語が小学5年から正式教科になるようです。英語学習を子供のうちから始めるのは悪いことではないとは思うものの、一番重要である「どのようにやるのか」という点がよく見えてきません。ネイティブのような英語力を身につけるには、子供のうちから英語に接する必要があるのは確かですが、いずれにしても方法論がしっかりしていない限りは、いくら学習開始時期を低年齢化させても状況が変わらないのは目に見えています。

そもそも、「英語が喋れる」というのを、「ネイティブのように喋れる」のと同義だと思い込んでいる人が多いのも、教育が変な方向に行きかねない要因の一つだと思っています。「英語が喋れる」と一口に言っても、それこそネイティブ並に会話できる人もいれば、片言で旅行用会話ができる人までレベルは様々です。また、ある特定の話題についてのみ話せる人もいれば、色々な事柄について幅広く話せる人もいます。いわゆる「英語ができる人」の中にも、通訳・翻訳までできる人とできない人がいて、できる人の中にもレベルや知識の幅に差があります。ただ、基本的に言えることは、日本語で話せないものは、英語でも話せないということです。

小学校から英語を義務化するのはいいのですが、他の科目の時間を大きく削るまでして、英語を始める必要はないと思います。これをすることで、基礎的な知識や考え方まで不十分になってしまう恐れもあります。

世界を見ると、英語を母国語としない国でも英語を話せる人は確実に増えていて、英語の重要性は今まで以上に増しているのも確かです。ただし、どこの国を見ても全員が全員話せるというわけではなく(一部のヨーロッパの国など、9割程度話せる国もありますが)、「ある程度の学歴以上の人が話せる」という印象を受けています。大雑把には、「大学を出ている人は英語が話せる」というところまで持っていければ、国際的にも遜色のない英語力を持った国であると言えると思います。

日本では今のところ大学を卒業しても英語が満足に話せる人の方が少数派で、私個人の意見としては、小学校よりも大学での英語学習に力を入れた方がいいのではないかと思っています。もちろん、大学から本格的に英語学習に取り組む形だと、ネイティブのように喋るのは難しいとは思いますが、少なくともビジネスで英語を使うレベルに持っていくには十分な時間があります。

アメリカなどの英語ネイティブの国に留学すれば、一気に英語力を高めることも可能ですが(これも方法によって、レベルアップの度合いに差が出ますが)、これにはお金も時間もかかってしまいます。多数の外国人講師を大学に招きつつ、英語の授業を大幅に増やすというのも一案かと思います(専門科目の授業も一部英語で行うなど)。コストをかけないようにするには、スカイプのようにインターネットを介した中継で授業を行うのも手だと思います。できるだけ相手と直接的なコミュニケーションを取れる形にして、会話でも文章(メールやSNS等も含めて)でも、自分の発言に対して相手の反応が目に見える形で帰ってくるようにする事も、英語学習のモチベーション向上には欠かせません。

一昔前に比べて、英語を学習する手段が多様化して、コストをあまりかけずに効率良くできるようにもなっており、そういった物を最大限利用しながら英語学習を進めることが重要です。「早くから英語を学べば、英語ができるようになる」ということだけの単略的で方法論が抜けた考え方だけを持ってしまうことで、逆に全体が変な方向に向かってしまわないかと心配になったりします。義務教育は将来の国力のベースになるような所でもあるので、英語を小学5年から始めるにしても、方法論についてはしっかりと議論、検討してほしいです。



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小学校英語の教育法―理論と実践
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ジーニアス英単語2200 - Android英単語学習アプリの決定版

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2014年8月4日
ジーニアス英単語2200 - Android英単語学習アプリの決定版2年ほど前からAndroidの英単語学習アプリを色々と試してみました。個人的には「英単語」の学習と言えども、どのような文章の中でその単語が使われるのかを分かってないと、ニュアンス的な所が掴めないので、「例文」が表示されるのは必須と思っています。また、聞き取りの上達も併せて行いたいということで、「例文の音読」の機能もないと満足できません。

数ある英単語学習アプリの中でも、「例文の音読」までやってくれる英単語学習アプリはそれ程多くありませんが、「ジーニアス英単語2200」は、そんな英単語学習者のニーズをしっかりと汲み取った作りになっています。

メインメニュー画面です。単語の難易度で「センター試験レベル900」「難関大レベル650」「最難関大レベル650」の3段階に分かれていて、その中で「単語帳」、「単語テスト(英→日、日→英の両方)」、「穴埋めテスト」が選べます。

「センター試験レベル900」→「単語帳」を選択しました。さらに動詞編、名詞編、形容詞・副詞編の3つに分かれています。

「単語帳」のページの1例です。単語の発音、和訳、同義語、例文、例文の和訳、例文の音読が学べます。理解が難しい単語は、チェックを入れておくと、後に「弱点克服」機能で拾い出すことができます。

「単語テスト(英→日)」のページです。10問で一区切りになっています。不正解の問題は、後に「弱点克服」機能で拾い出せます。

「単語テスト(日→英)」のページです。

単語テスト終了時に出てくるページです。TwitterやFacebookへの共有機能がありますが、使ったことはありません。

「穴埋めテスト」のページです。答えを選択した後に、例文の音声が流れます。

「弱点克服」機能です。「単語帳」のページでチェックを入れた単語や、「単語テスト」「穴埋めテスト」で不正解だった問題を一覧で表示して、復習することができます。

単語数が2200個もあるので、「通勤電車で学習を…」なんていう人なら、このアプリ1本で数ヶ月は学習できてしまいます。特に今まで「例文の音読」の機能のあるアプリを試したことのない人には、是非試して頂きたいです。

ちなみに、私の英語力では「センター試験レベル」は9割8分程度が元々知っている単語で、「難関大レベル」で約8割と言ったところです。「最難関大」レベルはまだ試してないので分かりません。



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アナと雪の女王

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2014年7月20日
アナと雪の女王YouTubeで「Let It Go」の動画を見まくったものの、映画「アナと雪の女王」は見ずにいました。あれだけ話題にはなっていましたが、映画館で見るとなると、すっかり腰が重くなってしまうのが私の性格です。ただ、5月末の時点で「DVDが7月中旬に発売される」という情報があり、アマゾンで予約だけは入れておきました。

そして、7月15日にDVDが到着。DVDだけではなく、Blu-Rayディスクも入っていました。アナと雪の女王は、日本語音声の方も評判がいいのですが、あえて「英語音声+英語字幕」で見ることにしました。

もともと子供が見ても分かるような内容なので、ストーリーもセリフも難しくなく、英語音声+英語字幕でも初見で9割程理解することができました。後にウィキペディアでストーリーを再確認しつつ、日本語字幕と英語字幕を交互に見ることで、ようやく全体を理解することができました。

私はあまり映画を見慣れていないせいもあって、あまりストーリーが複雑なものだと、日本語字幕でも日本語の映画でもあまり理解できないこともあります。ディズニーアニメ位の明快さだと、私には丁度いいのかもしれません。

いずれにしても、アナと雪の女王は映像も音楽も素晴らしく、何度見ても楽しめる作品です。よくよく考えるとよく分からない部分もありますが(「エルサは氷の城での生活で、食事やトイレはどうしているんだろう?」とか…)、この作品はそういう面倒な考えを持たずに見るのが正式な楽しみ方なのでしょう。



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グレッグのおきて / DIARY of a Wimpy Kid - RODRICK RULES

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2013年12月23日
グレッグのおきて / DIARY of a Wimpy Kid - RODRICK RULES本もDVDも「グレッグのダメ日記(DIARY of a Wimpy Kid)」にハマっている我が家ですが、DVDの第二弾「グレッグのおきて(DIARY of a Wimpy Kid - RODRICK RULES)」も購入してしまいました。

一作目のDVDももちろん面白かったのですが、二作目の方が笑いの要素がパワーアップしているように思います。原作とは違う展開があるものの、やはりこれはこれで楽しく見られます。英語タイトルの通り、本作ではRodrickのキャラクターが際立っていて、本当にいい味を出しています。

日本語字幕と英語字幕をそれぞれ一回ずつ見てみましたが、セリフもそれ程難しくはないので、英語学習用のDVDとしても使えると思います。第三弾(DOG DAYS)の日本国内発売も楽しみにしています。



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グレッグのおきて [DVD]
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