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英検Pass単熟語1級

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2016年2月2日
英検Pass単熟語1級英語学習に語彙力の強化は欠かせません。私の場合には相変わらず、洋書や英語の記事を読みながら、分からない英単語を調べて覚える方式をメインにしていますが、時折英単語・英熟語学習アプリを使ったりもします。

先日から始めたのが「英検Pass単熟語1級」というアプリです。英検1級に良く出る単語や熟語を、合計2500語学習できるという内容です。

さすがに英検1級というだけあって、初見では8割程度の単語の意味が分からず、その多くが「見たこともない」というものです。最近は洋書をKindleでよく読んでいて、辞書無しでも読み進められるものも多くなってはきたのですが、やはり英検1級レベルの単語だとこの有様です。

このアプリのいいところは、全部の単語に例文が付いていて、その例文の音声も流れることです。発音の勉強になるのはもちろんのこと、頭にしっかりと記憶させる上でも、例文の音声を聞きながら理解していくというのは、ある程度効果があると思います(聞き流しではダメですが)。

とは言うものの、私の暗記力の低さは昔から半端ないので、単語20個程度を5日間反復で学習しても、そのうちの数個は意味がパッと出てきません。まあ、「歳のせい」という声も聞こえてきそうですが、私の暗記力の低さは小学生の時からなので(当時も漢字がなかなか覚えられませんでした)、歳のせいにはしないようにしています。

※なかなか覚えられない単語の例(動詞): extol = ~を激賞する、emancipate = ~を解放する、disseminate = ~を普及させる/~をまき散らす、recapitulate = ~を要約する

ちなみに、このアプリを今のペースで学習し続けていくと、計算では約2年半後に最後の単語(もしくは熟語)まで達する見込みです。まあ、先のことは考えずに、淡々とやっていこうと思います。



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DUO(デュオ) 3.0 - 売れている英単語+英熟語参考書

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年12月13日
DUO(デュオ) 3.0 - 売れている英単語+英熟語参考書先日の「売れている英文法書」に引き続き、売れている英単語+英熟語参考書を購入してみました。タイトルは「DUO(デュオ)3.0」で、2000年の初版発行から15年間で300万冊以上売れているという、英語学習者のスタンダード的な存在になっています。関連のCDや学習カードなどもあって、私もついでに「CD/復習用」も併せて購入してみました。

この本の特徴は560本の英文の中に、重要単語1600+熟語1000を重複なしで凝縮しているところにあります。このような謳い文句だと、「不自然な例文になってしまうのではないか」と不安になったりしますが、逆にネイティブチェックをしっかりやっている「生きた例文」ばかりということが、読んでいてもよく分かります。

私は英語を長年学習していますが、暗記が苦手なこともあり、今でも「ボキャブラリー不足」が一番の課題になっています。もちろん英語初心者よりは知っている単語や熟語は多いと思いますが、長く学習している割には、基本的とも思える単語や熟語が頭に入っていなかったりすることもあります。

DUO3.0を読んでいても、1~2ページに1つ位のペースで意味がパッと浮かんでこない単語や熟語があって、まだまだしっかりと学習しないといけないと思いました(特に熟語が弱いです)。背表紙に「DUO3.0の達成可能レベル」で「TOEIC 600~780点」とありますが、この中の単語と熟語を全て網羅しているようなら、もっと高い得点が取れるのではないかと思います。

ちなみに例文だけではなく、各単語・熟語の用例や文法的な解説もしっかりしています。発音も発音記号とカタカナのダブル表記になっていますが、あまり発音に自信がないのであれば、CDを使って正確な発音を把握していった方が良いでしょう。

そんなこんなで、勉強すればするほど「勉強が足りない」と思ってしまいます。多分、英語学習に限らず、なのでしょうけど。



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DUO 3.0
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総合英語フォレスト Forest - 売れている英文法書

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年11月28日
総合英語フォレスト Forest - 売れている英文法書先日、本ブログで紹介した『一億人の英文法』に続き、売れている英文法書の第2弾として『総合英語フォレスト』を読んでみました。

こちらは「一億人の…」とは違って、受験英語の英文法を詳細までまとめてみたような感じで、文法用語や文法上の細かいルールを網羅しています。感覚的な記述も無くはないのですが、個人的には「昔よく受験英語の参考書でみたような文章」が羅列されている形に思えました。

例えてみると「一億人の…」がアフリカの野生動物を生で見ているような印象なのに対し、「フォレスト」の方は広大な博物館で無数の動物のはく製を見ているなイメージです。

英語に限らず、日本語を含めた他の言語でも、地域によって方言は存在しますし、時代とともに文法は変化し、話し言葉や書き言葉やシチュエーションによっても言い回しが変わってきます。私はここ何年も仕事で英語を使い、Kindleで比較的最近発行された本を中心に洋書を読んだりしていて、「一億人の…」の例文は自然と頭に入ってきたのですが、「フォレスト」の方は「これって、受験英語以来見てなかったな…」というものが多々あって、自分の中でフィルターのようなものがかかってしまい、すんなりとは頭に入ってこなかったです。英語ネイティブ(若い人も含めて)の丁寧なチェックに加えて、もう少し「アメリカ英語・イギリス英語」、「昔の言い回し・今の言い回し」、「丁寧な表現・砕けた表現」、「口語・文語」などの区別をはっきりさせた方が良いと思いました。

具体的にはshouldの使い方や、受動態を説明している箇所の例文について、「こういう書き方ってまず見ないよなあ…」と感じてしまう文章があって気になってしまいました。

「フォレスト」は、文法用語や学術的に英文法を学びたい人には良いのかもしれませんが、いわゆる「不自然な英語」を避けたいと思っているような人には、「一億人の…」などの他の参考書も別途目を通しておいた方が良いかもしれません。



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総合英語Forest 7th Edition
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一億人の英文法

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年11月18日
一億人の英文法約20年前に英語学習を本格的にスタートしてから、英文法は比較的しっかりとやってきたつもりです。英文法関連の本も結構な数を読んできました。ただ、ここ最近はまともに英文法の本を読んでいなかったこともあり、少し頭を整理する目的で、久しぶりに英文法書を購入してみました。タイトルは『一億人の英文法』で、アマゾンなどでも非常に評判の高い本です。

手元に届いてから、10日程かけてじっくり読んでみましたが、評判の通り非常に読みやすく、英語初心者から上級者までも幅広く学習できるよう、細かい所まで丁寧に解説された本です。学校英語のように英文を後ろから訳そうとしたりせず、「英語を英語のまま理解する」ことが大前提になっています。文章をネイティブのように前から後ろへ順番に理解できるよう、しかも「感覚的に」うまく説明してあります。「この本を学校の英語の授業で使ったらいいのに」と思うほどでした。

特に日本人に間違いの多い名詞(可算名詞、不可算名詞、複数形、単数形…)や冠詞("a"と"the"と無冠詞の使い分け)には多くのページを割いています。話すことと書くことにあまり重点を置かない学校の英語教育では、名詞や冠詞の重要性はそれほど高くないのでが、英語を話したり書いたりするようになると、英語の名詞や冠詞の感覚的な難しさを痛感するものです。この本ではその辺りもイラストを交えつつ、分かりやすく説明しています。

下手な文法書だと、読み終えてから英文を書く際に「こう書かないとダメ、こう書かないとルール違反…」のようになったりしますが、この本を読んだ後は、「こう書いてみよう、この書いた方がより自然に…」というように、積極的に文章を書ける気さえもしてしまいまいた。

そんなこんなで、この本で新たに学んだ知識をメモ代わりにここに書いておきます。

・"John is taller than me."の方が"John is taller than I."よりも圧倒的にポピュラーで自然。"taller than I"の方は古臭く何か変にこだわっている印象。

・"all the 比較級"=「その分だけ」。"I like her all the better because she is shy and modest."(内気で控えめな分彼女が好きだ) "The fact that I simply ignored his rude comments made him all the more angry."(彼の失礼なコメントを無視したことがそれだけ彼を起こらせた) 文中に「理由」があり、"the"が「その分だけ」を示す。

・"I'm surprised that you feel so upset." "I'm surprised that you should feel so upset." 前者は「あなたが気分を害している」という事実に対して「びっくり」、後者は「あなたが気分を害することになるなんてびっくり」と、事実のみならず「どうしてあなたそういう状況になってしまったのか」という、そこに至るプロセスまでも含んだ表現。

・"but ~"=「~をのぞいて」 "I'll date anyone but Saori."(サオリ以外だったら誰とでもデートするよ) "but for ~"=「~がなかったら」 "But for your encouragement, I would have given up a long time ago."(君の励ましがなかったら、ずいぶん前にあきらめていただろうな)

・"except (for) ~"=「~をのぞいて」 "We are open every day except (for) Monday."(月曜日をのぞいて毎日営業しています) "except for ~"=「~がなかったら」 "The roads were clear except for a few cars."(数台の車をのぞけば、道路がガラガラだった)

・フォーマルな文体を除き、"whom"は使われなくなりつつある。ただ、前置詞を前に置く形では、whomがいまだに使われる。"I got a beautiful letter from the family with whom I stayed in Australia."(オーストラリアでホームステイした家族から美しい手紙をもらった)

・人+モノを修飾する場合には、whoでもwhichでもなくthat。"I've seen a lot of people and things that I don't want to see again!"(もう2度と見たくもない人やモノをたくさん見てきたよ!)

・修飾ではwho(whom)やwhichよりもthatを使うケースの方が多い(目的語の場合にはthatも使わない)。ただし、カンマ付きの注釈的な"which"や"who"は例外。"Jim, who speaks French, works as a tourist guide."(ジムはフランス語を話すんだけど、旅行ガイドをやっています) "We stayed at th Grand Hotel, which some friends recommended to us."(グランドホテルに泊まったんだよ。何人かの友達が僕たちに勧めてくれたとこ)

・"To make new friends is not so easy." "Making new friends is not so easy." 前者は「新しい友達を作ることは簡単ではない」という一般論的で、教育評論家がテレビで論じているような感じ。後者は転校で苦労している娘に「新しい友達を作るのはね…」など、実際に起こっている感覚が伴ってくる。

・"to have 過去分詞"は頻繁には出てこない(「それ以前」をしっかり示したい時だけに使用)。"I'm really happy to win this tough match."(この厳しい試合に勝つことができ、大変嬉しい) "He is the first Japanese to travel in space."(彼は宇宙旅行をした最初の日本人です) 厳密に言えば、どちらもto不定詞の内容は「以前」に起こったことなものの、このままの形でも時間関係は明確な上に自然な文体。

・"~ is all"=「~で全部だよ」 "Calm down. I just asked her if she wanted a drink is all."(落ち着けよ。僕は彼女に飲み物欲しいかどうか尋ねただけだよ) "I"の前に"that"はつかない。アメリカ英語。

・"I'm gorgeous, aren't I/isn't it?"(あたしってきれいでしょ?) "I am"の付加疑問。

・"What do you think was in the mysterious parcel?"(その得体の知れない小包の中に何が入っていたと思う?) 節の中の主語を問う質問には、"that"を入れない(この分では"that"を使うと"was"の主語と考えられてしまう)。

・実演は動詞現在形。"I chop the carrot into small cubes like this."(ニンジンを小さく賽の目に切りまーす、こんなふうに)

・進行形で未来を表す場合には「予定(~する予定です)」の意味。 "I'm going to leave for London on Monday." "I'm leaving for London on Monday" 前者は「月曜日にロンドンに出発するつもり」と具体性があまり感じられない。後者は「月曜日にロンドンに出発する予定(すでにチケットを手配し、しっかりと旅程ができあがっている)」という感じ。

・"be to"は「進むべき道を指し示す」。"You're to finish your homework before watching TV." (テレビを見る前に宿題を終わらせるように) "2 students from my class are to be awarded study-abroad scholarships."(僕のクラスの学生が2人、留学奨学金を与えられることになっている) "At my best friend's wedding, I met the woman who was to become my wife."(親友の結婚式で、僕は後に妻になる女性に出会った)

・"Look, I'm sure this is nothing but a phase your kid is going through."(いいかい、これはお子さんの成長の一時的な段階にすぎないんだよ)

・asはwhenやwhileよりも強い同時性を感じさせる。"I had a great time when I was working in New York."の"when"は"as"に変えられない。"The phone rang as I was going out the front door."(玄関を出ようとしていたら電話が鳴った) "As the match was about to start, there was a power cut."(試合が始まろうとしていたら、停電になった) "I found a \1000-note as I was cleaning the sofa."(ソファを掃除していたら1000円札見つけた)




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iCarly(アイ・カーリー)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年11月17日
iCarly(アイ・カーリー)NHKのEテレで放送されているiCarly(アイ・カーリー)を時折見る機会があったのですが、ふとこれを見ながら英語の学習をしようと思い、DVDを購入することにしました。アマゾンでチェックすると、国内版輸入版の2種類があったのですが、国内版の半額程度だった輸入版を購入することにしました。「とりあえず英語字幕が見れればいい」という考えです。

到着した輸入盤をパソコンで再生しようとしたところ…、何故か再生できません。よくよく考えてみると、輸入版のDVDはリージョン1(Region1)なので、私のパソコンのDVDドライブでは再生できないということがわかりました。これだけのために、リージョンフリーのDVDプレイヤーを購入するのもバカバカしいので、DVDドライブの設定をリージョン1用に無理やり変更しました(DVDドライブの設定変更回数は5回までに限られています)。

「これで安心」と思ったのもつかの間、普段DVDの再生に使っているVLC media playerがリージョン1のDVDの再生に対応していませんでした。すぐにDVD再生ソフトを探しましたが、フリーソフトではまともなものが見つからず、有料ソフトを購入する気にもなりませんでした。

ということで、仕方なく国内版の方も購入することにしました(DVDドライブもリージョン2用に再設定しました)。ところが、こちらは日本語と英語の両方の音声に対応しているものの、字幕が日本語のみで、英語字幕がないことに気づきました。「参ったなあ」と思ったものの、仕方がないので英語音声+字幕なしで見ることにしました。

さて、このiCarlyですが、基本的に子供向けのコメディドラマで、ストーリー展開なども「深み」のようなものは全くありません。ジョークもかなりコテコテで、英語の意味が分からなくても理解できるものも多々あります。ただ、英語そのものもシンプルで分かりやすいものが多く、字幕なしでもほぼ理解できる内容でした。いずれにしても、40歳を過ぎたおっさんが見るようなドラマではないと言えます。

それでも、アメリカのコメディドラマは、暇をつぶすにはもってこいなので、たまに時間が空いているような場合に見たりしています(残念ながら英語の学習にはなってないですが)。小学5年の息子にも勧めましたが、今のところ興味が無いようです。



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iCarly(アイ・カーリー) シーズン1 VOL.1(日本語吹き替え版) [DVD] DVD・ブルーレイ
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基本にカエル英語の本(英文法入門 レベル1)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年10月11日
基本にカエル英語の本(英文法入門 レベル1)少し前に「基本にカエル英語の本(英文法入門 レベル1)」という本をアマゾンを購入しました。外観からして、小5の息子が読めるような文法解説書だと思ったのですが、息子は少しだけ読んだ後に、そのまま放置してしまいました。私もしばらく気に留めていなかったのですが、今日になって初めてこの本を開いてみました。

この本ですが、出だしが主語、目的語、動詞、補語という文法用語の言葉の説明から入ります。その後もこれらの用語を使いつつ、日本語の単語一つ一つを英単語に訳し、その単語を英語の語順に並べて意味を完成させるという内容が続きます。

見た目は可愛い本ですが、基本的に「日本の英語教育」の解説本の粋を超えていません。中学英語の練習にはなるかもしれませんが、英語でのコミュニケーション上達を目的とするにはあまり適していません。

英語でのコミュニケーションで大事なことは、「英語を英語のままで考える」ことです。本来、翻訳や通訳についても、これがしっかりできてからの次のステップであって、単語一つ一つを訳して並び替えるという作業を行っているうちは、翻訳や通訳はおろか、英会話や英作文もまともにできるようにはなりません。(例えば、英語から日本語への翻訳や通訳は、通常は英語を英語のまま理解した上で、その内容を日本語にして吐き出すという流れになります。頭のなかで英単語を機械的に逐一日本語の単語に変換している訳ではありません。)

ある程度のレベル以上のコミュニケーションをする上で、文法が大事になってくるのは間違いありませんが、コミュニケーションに重点を置くなら、単語一つ一つを訳そうとしたり、単語を並び替えて文章を作る癖をできるだけ付けない、または既に癖が付いてしまっている場合には、その癖をできるだけ除去していくようにすることが大事になります。

本当に最初の段階では、単語レベルの日本語↔英語変換を完全に避けることはできませんが、できるだけ早い段階から「英語を英語のままで考える」ようにする訓練が必要です。日本の英語教育はこの辺の議論が皆無なので、英語教育の開始年齢が早くなったとしても、恐らく今後も状況は変わらないでしょう。ただ、「英語を英語のままで考える」ことを教えるには、英語教師の再教育も必要になり、まともにやり始めるまでに時間もかかるとは思います。



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基本にカエル英語の本 英文法入門 レベル1
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メジャーリーグをナマで見る 熱球英語

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年8月8日
メジャーリーグをナマで見る 熱球英語1994年に英語学習を本格的に始めた翌年、ロサンゼルス・ドジャースで野茂が大活躍するのをテレビでよく見ていました。一応、英語を勉強していたこともあって、副音声の英語で試合を観戦したりもしたのですが、正直なところ1年程度勉強した位の英語力では、あまり良く内容を理解できませんでした。

あれから20年程経ち、旅行や仕事では困らない程度の英語力は付いてきました。ただ、メジャーリーグの実況中継については、以前よりは少しは理解力が上がったものの、「ほぼ分かる」というレベルには全く達していませんでした。実況アナウンサーによっては、ほとんど聞き取れないような場合もありました。

その状況を打破すべく、まずは「ベースボール和英辞典」という本を購入しました。この本では、野球に関する色々な動作の表現の他、「実況中の動詞は現在形になる」とか「ベースをbagと言う(1塁から3塁まで)」など、細かい知識を得ることも出来ました。

ただ、まだメジャーリーグ中継の理解力が上がったようには思えませんでした。一つには「メジャーリーグ中継でよく使われる表現」に絞って勉強していなかった事と、加えて日本人選手以外の選手名をあまり知らないということも理由にありました。知らない選手名に知らない表現の組み合わせの文章になると、何を言っているのかよく分からなくなるということが、よく分かるようになりました。

そこで、メジャーリーグ中継でよく使われる表現について強化しようと思い、「メジャーリーグをナマで見る 熱球英語」というオーディオブックCDを購入しました。このオーディオブックにはCDが4枚入っていて、メジャーリーグの他、バスケットボールやアメリカンフットボールの表現も収録されています。ただ、私はメジャーリーグ以外には興味がないので、とりあえずメジャーリーグの表現の所を集中的に繰り返し聞いてみました。

今日になってメジャーリーグ中継を英語で聞いてみたのですが、以前よりも理解力が大きく増したような気がしました。

「タイムリーツーベースヒット」= "RBI double"
「タッチ」「ベースに触れている」 = "tag"
「右中間」 = "right-center gap"
などなど、独特の言い回しが大分耳に入るようになってきました。これが分かるようになったおかげで、文章中の「選手名 + 独特の言い回し」の区切りの位置も何となく分かるようになってきました。選手名を覚えていけば、もっと理解力が増してくると思います。

納得の行く理解力になるまでは、もう少し時間がかかるとは思いますが、ここしばらくは「メジャーリーグ英語」に集中していきたいと思います。



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[オーディオブックCD] メジャーリーグをナマで見る 熱球英語 (<CD>)
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Vocabulary Cartoons - 一風変わった英単語学習本

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年8月2日
Vocabulary Cartoons - 一風変わった英単語学習本Kindle版の「Vocabulary Cartoons(洋書)」を読み終わりました。この本はアメリカの子供向け(日本の小学4年~6年)の英単語学習本で、中身が一風変わっています。

この本では合計210個の英単語を学習できるのですが、それぞれの英単語について、イラストと例文で説明が書かれています。ここまでは普通のように聞こえますが、イラストと例文が普通ではありません。

例えば"famine(飢饉)"という単語では、"family(家族)"という単語に響きが似ているということで、飢饉で骸骨になってしまった家族がダイニングテーブルを囲んでいるイラストがあり、その下に"The FAMILY suffered through the worst FAMINE of the century.(その家族は世紀中最悪の飢饉に苦しんだ)"という例文が乗っています。

「馬鹿げている」と言えばそれまでですが、著者によると馬鹿げている内容の方が頭に残りやすいとのことです。確かにインパクトは強いので、英単語と意味が羅列しているだけのものよりは、脳にインプットされやすい気はします。

ちなみに私が読んだ限りは、全体の半分程度がパッと意味が浮かんでくる単語で、残りの半分は見たことが無いか、見たことはあっても意味が浮かんでこない単語です。現地の小学校高学年程度の英単語学習本で半分しか理解できないことに、少しだけショックを受けましたが、私の語彙力不足は昔からなので、まあ仕方のないところでしょう。これからも淡々と学習を続けていきます。



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Vocabulary Cartoons: Kids Learn a Word a Minute and Never Forget It. (English Edition)
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Bible for Kids - 子供用聖書アプリ(英語)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年7月12日
Bible for Kids - 子供用聖書アプリ(英語)私は仕事以外でも映画、ドラマ、書籍、ネットなどで英語に触れる機会が多いのですが、その中で聖書の内容を知らないと理解できない表現に出くわすことがあります。キリスト教を信仰しているわけではないものの、こういった表現の意味や背景を知りたいということもあり、聖書について調べてみようと思いました。

しかし、英語でも日本語でも聖書を最初から最後まで読み通す気力はさすがにありません。そのため、Androidで子供向けの聖書アプリのようなものを探していたら、"Bible for Kids"(英語版)というアプリを発見、インストールしてみました。

"Bible for Kids"は旧約聖書、新約聖書の一部(おそらく広く知られている内容の所)を絵本のように表現したアプリです。各章は中々凝った作りになっていて、文章を音声で読み上げてくれる他、画像をタップするとそれに合わせて絵が動いたり、隠れダイヤ(?)やクイズなどの演出もあったりします。

子供用のアプリだけあって、シンプルで分かりやすい内容にはなっています。ただ、人の名前や地名が沢山出てきて、私は記憶力がイマイチということもあって、そういった名前を覚えきれずに途中で「あれ、この人は誰だったっけ?」ということもありました。

このアプリだけで聖書の全容を掴めるところまで行けるとは思いませんが、大まかな内容や関連の言葉を理解するには、とりあえずは役に立つと思います。



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Bible For Kids: A Collection of Bible Stories for Children Complete (Over 60 Illustrated) (With Over 100 Fun-Filled Follow-Up Activities) (English Edition)
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第200回 TOEIC公開テストの結果

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年6月15日
第200回 TOEIC公開テストの結果5月に受験したTOEIC公開テストの結果が出ました。リスニングは495点で満点、リーディングは450点、トータルで945点でした。前回2009年のスコアはトータル890点だったので、55点アップです。

リスニングは全体で4~5問自信の無い解答がありましたが、どこかのブログ記事で「リスニングは5問程度間違っていても満点が取れる」とあったので、そのまま満点になったのでしょう。自信のある解答でも間違えたりするものですが、今回は間違えなかったのかもしれません。

リーディングは今までよりもできたという実感はありましたが、やはり10問程度間違えていたようです。特にPart 5の語彙力を問う問題で不正解が多かったと推測します。

ここ数年で洋書を読む量が増えて、さらに試験前にTOEIC対策書を2ヶ月かけてやった成果がそれなりに出たのだと思います。それなりに嬉しいのは嬉しいのですが、反面「こんなものかな」という気持ちもあります。

仕事上、英語で困ることはほとんどなくなりましたが、未だに洋書を読んでも海外ドラマや映画を見ても、分からない単語や表現が多く出てきます。スマホやタブレットの辞書アプリを使いつつ、繰り返し学習しないと内容を十分に把握できないことが多いです(もちろん、内容によって理解度は変わってきます)。

今後も洋書や海外ドラマや映画で、語彙力を伸ばしていく学習を進めていこうと思っています。辞書アプリを使わなくても、それなりのレベルの本をサーッと読んだり、それなりのレベルの海外ドラマや映画も字幕なしで一回で理解できるようになりたいです。

ついでに、私のTOEICスコア履歴です。今回が初の900点台ですが、「20年間よく頑張った」と、自分で自分を褒めてあげたいです。

1995/5 (22歳) L390 R235 T625
1996/11 (24歳) L445 R320 T765
1998/11 (26歳) L445 R410 T855
2001/5 (28歳) L435 R430 T865
2002/9 (29歳) L465 R415 T880
2009/11 (37歳) L480 R410 T890
2015/5 (42歳) L495 R450 T945



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TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
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コメント:第200回 TOEIC公開テストの結果
名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年6月21日
TOEICの公式スコア認定書が来ました。リーディングの方の項目別正解率を見ると、悪かったのは語彙力を問う問題ではなく、長文の「情報関連付け」だったようです。この項目も前回よりは良くなっていますが、それでも「限られた時間の中で、長文をどれだけ早く正確に読むか」というのが、今でも課題のようです。

TOEIC公式スコア認定書


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