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Galaxy S2の初期設定とT-01Aとの違い

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2011年7月3日
Galaxy S2の初期設定とT-01Aとの違いGalaxy S2を購入してまず初めに行うのは、Googleアカウントの登録です。Gmailを使う・使わないに関わらず、Gmailの設定は必須になります。私はGoogleのアカウントは持っていたものの、Gmailを使ったことが無かったので、PCの方でGmailの登録を行いました。妻はGoogleアカウント自体を持っていなかったので、docomoでもらった「START UP GUIDE」を参考にして、Galaxy S2上でアカウントを作成しました。

メールはGmailをメインに使うことも可能ですが、多くの人は前機種から引き続く形で、spモードメール(docomo.ne.jpのアドレス)をメインで使うことが多いと思います。ただ、利用開始は簡単で、画面下の「spモードメール」をタップするとウィザードが始まり、そのまま流れに沿ってインストールするだけです。このspモードメールは、デフォルトではパケット接続(FOMA回線)でのみ利用可能となっています。これを無線LAN(Wi-Fi)で使えるようにするには、spモードメールのメニュー画面から、「その他」→「Wi-Fiメール利用設定」でWi-Fiオプションパスワードを登録し、その後「その他」→「パスワード設定」でパスワードを入力すれば、無線LAN経由でもspモードメールが使えるようになります。これをやっておかないと、後述する「Kies air」を使っての無線LAN経由のデータ転送とspモードメールの利用とで、無線LAN使用のオン、オフの設定を頻繁にやらなければならなくなってしまいます。

パソコン用メール(POP3メール)の利用は、画面下の「アプリ」→「Eメール」からできます。パソコンのメールクライアント(Outlook、Windows Liveメールなど)と同様、アカウント、パスワード、サーバーなどの情報を入力することで、メールの送受信が可能になります。私は3年前にスマートフォンを購入した時から、メールをPOP3メールのみに一本化しています。

続いて電話帳の移行です。フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)からの場合は、まずデータをmicroSDカードにバックアップします。このカードをGalaxy S2に刺して、「アプリ」→「電話帳コピーツール」から簡単にデータの移行が行えます。他のスマートフォンやパソコンからのデータ移行の場合には、アドレス帳を一旦CSV形式などにエクスポートして、その後Gmailのアドレス帳からインポートすることで、Galaxy S2とデータが同期する形になります。

以上の作業で基本的な設定は完了で、次にホーム画面のカスタマイズです。ホーム画面を長押しすることで、ウィジェットやアプリのショートカットを追加するメニューが出てきます。逆に普段使わないものについては、アイコンを長押しして「ホームから削除」してしまえばOKです。画面下の「常時表示ボタン(?)」の変更は、「アプリ」をタップした後、本体下部のメニューボタン(ホームボタンの左側)→「編集」で行えます。アイコンをドラッグして、特によく使うアプリをここに配置するようにします(最大4つまで)。

Galaxy S2とパソコンとのデータのやり取りは、大きく2通りあります。簡単な方法としては付属のUSBケーブルを使って、PCに接続する方法です。PCに接続するとフォルダが開くので、普通にPCを使うような感覚でファイル操作が可能です。その他に「アプリ」→「Kies air」というアプリを使うやり方があります。これは無線LAN接続を使って接続する方法です。「Kies air」を起動するとアドレス(URL)が出てくるので、これをPCのブラウザー(IE、Firefoxなど)のアドレス欄に入力すれば、Galaxy S2のデータの閲覧、ダウンロード、アップロードなどができる管理画面が出てくるようになります。

これだけの操作でだいぶ使える形になると思います。

私はT-01Aを2年間使っていましたが、Galaxy S2に切り替えて「便利になった」と感じたことを書いておきます。

・パケット接続(FOMA回線)を生かしたまま、無線LANを接続できるようになりました。T-01Aでは「パケット接続中は無線LAN接続できない」旨のエラーが出てしまったため、わざわざパケット接続を切断してから無線LANを接続するという手順が必要でした。Galaxy S2に関しては、パケット接続と無線LAN接続が混在する場合には、無線LAN接続の方が優先されるようです。
・T-01AはPCがスリープ状態の際に、USB接続での充電ができませんでした。正確にはT-01Aの電源を切ると充電が可能だったのですが、そうすると電話を受けられなくなってしまうので、通常はT-01Aの電源とPCの電源の両方を入れたまま充電するようにしていました。朝などは起きてすぐにPCの電源を上げておかないと、バッテリーが低い状態のまま外出することになってしまいました。加えてパケット接続中も充電できないので、パケット接続も併せて切断する必要がありました。Galaxy S2ではPCのスリープ状態やパケット接続の有無に関わらず、PCに接続すれば普通に充電してくれます。
・T-01Aはアプリ導入、バックアップ、OSアップデートの際など、PCを介して作業を行う必要がありました。パソコン(母艦)がないと機能を果たせないのは、iPhone/iPadも同様です。ところがGalaxy S2では、端末上だけで作業が完了するので、かなり楽に感じます(設定のバックアップはネット上で同期する形で行われます)。母艦用ソフト(例: Widows Mobileデバイスセンター、iTunes)のインストールや、「パソコンと同期」などの作業も基本的に不要です。
・T-01Aはデフォルトのユーザーインターフェースが使い物になりませんでしたが(あまりにも使えないので、有料の「SPB Mobile Shell」を入れました)、Galaxy S2の「TwLauncher」はかなり使いやすくできています。ブラウザーなどでも、ピンチイン、ピンチアウトなどの操作ができるようになったことも大きいです。手持ちのiPadと比べても、ホームボタン横に「メニュー」ボタンと「戻る」ボタンがあって、より便利に感じます。

やはり、2年も経つとだいぶ進化するものですね。




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Galaxy S2(SC-02C)を2台購入

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2011年7月2日
Galaxy S2を2台購入私の初スマートフォンは2008年に購入したHT1100、二代目は2009年に購入したT-01Aで、どちらも「Windows Mobile」機でした。iPhoneが登場するまでは、日本でスマートフォンと言えばWindows Mobileでしたが(一般の認知度は高くは無かったですが…)、iPhoneが登場してからは空気が一変しました。iPhoneに比べてユーザーインターフェースが貧弱なWindows Mobileは、一般ユーザーからは見向きもされなくなり、生みの親であるMicrosoftからも忘れ去られ、すっかり「スマートフォン」と言えば「iPhone」ということになってしまいました。

しかしここに来てGoogle陣営の「Android」の利便性が各段に上がり、それと共にシェアが一気に拡大してきました。iPhoneが欲しくても買えないdocomoユーザーの私としては、「そろそろAndroidに乗り換えよう」という気持ちになっていました。ついでにと言っては何ですが、シャープのフィーチャーフォン(つまりガラケー)ユーザーである妻も、時代の流れに乗ってもらおうと思い、一度に同じ機種を2台購入することにしました(同じ機種の方がメンテが楽という意味もあります)。選択したのはSAMSUNGの「Galaxy S2」です。

ここ最近のスマホブームもあって、SAMSUNG以外のメーカーからも多数Android機が登場しています。もちろん国内メーカーという選択肢もあったのですが、スマホの基本スペックと言えるCPU、メモリ、内部ストレージ、バッテリーの持ちについて、Galaxy S2の数値が飛び抜けて良く、逆に国内メーカーのスマホのスペックは「2年前のもの?」というような感じで、正直なところ購買意欲が湧くようなものではありませんでした。

今回のGalaxy S2の2台買いにあたっては、特に妻の携帯からのデータ移行やメールの扱いなどに不安がありました。というのも、私がスマホを初めて購入した2008年には、「電話帳のデータ移行は自分でパソコンを使って行ってください」とか「iモードは一切使えません。iモードメールも使えません」という状況でした。ところが、電話帳のデータ移行は旧携帯の方でmicroSDカードにバックアップを取り、それをGalaxy S2にプリインストールされている「電話帳コピーツール」を使うだけという簡単操作。iモードメールはiモード自体は解約になるものの、「spモード」という契約に切り替えることにより、今まで通りのアドレスがそのまま利用可能でした。スマホへの切り替えのハードルも、3年前と比べて随分と低くなったものです。

私の方は今までWindows MobileとOutlookでアドレス帳を同期する形でしたが、これをGalaxy S2の方にデータを移行するのに、まずはOutlookのアドレス帳をCSV形式でエクスポートし、これをGmailでインポートすることで、Gmail↔Galaxy S2間でデータを同期するという形になりました。iモードメールについては3年前から使用してないので、これについては状況は変わりません。

契約内容は二人とも同じでパケ・ホーダイフラットです。スマホの通信量は非常に多く、下限・上限のある2段階のプランはほとんど無意味です。通信量を抑えて使おうとする位なら、スマホは買わない方が無難でしょう。

あと、Galaxy S2を2台同時買いをしたのはいいのですが、色がブラックしかなかったので、どちらが誰の物かが分からなくなってしまいます。そのため、別々の色のカバーを購入することにしました。私はブラックで妻は水色です。ただ、Galaxy S2は発売されて間もない機種なので、カバーについてはあまり選択の余地はありませんでした。妻としても「これがいい」というズバリのカバーは無く、「仕方なく選んだ」感が強いので、今後色々なカバーが出てくるようになれば、いずれは買い換えることになると思います。

Galaxy S2のざっとした印象ですが、「iPhoneとSPB Mobile Shell(Windows Mobile用アプリ)のいい所取り」のような印象です。本機種については「APPLEがSAMSUNGを訴えている」というニュースを聞いていたので、よっぽどiPhoneのインターフェースに似ているのだろうと思っていたのですが、当初想像していたよりは「意外と独自の機能や操作がある」という風に感じています。

アプリや操作などの詳細については、本ブログで今後紹介していきます。




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