
今までプチコン4で物理演算系のゲームをいくつか作ってきましたが、今回はそれの「オーソドックスな形」ということで、ボールをカップに入れるようなゲームを考えてみました。ゴルフを横から見た感じにして、ボールとカップをそれぞれ大きくしつつ、ボールもカップもそれぞれ1つではなく複数にした感じのイメージのものです。派手さはないですが、ゲームとしてはあまりないルールでもあるかなと思います。
タイトル: 令野蘭子さんのポコポコ玉入れゲーム
公開キー: 4KK3E516

作り始めは約1か月ちょっと前で、いつもの物理演算プログラムをベースに、複数のボールが複数のカップに入るというものを作ってみました。カップに入ったボールが震える不具合も出たりしましたが、「座標上の細かい振動ではスプライトを動かさない(見た目は停止している)」ということで対処しました。

続いてステージの作成です。プチコン4の命令をそのまま使って、単純に丸(GCIRCLE)や三角(GTRI)や四角(GFILL)を描く形でも、そこそこ面白いものが作れたのですが、色々と幅を持たせようと思い、時間をかけてアイデアを組み込んだステージを少しずつ作ってみました。具体的にはピンボールのバンパーのようなもの、くるくる回る棒の回転体、ボールを思いっきり跳ね返す「重いボール」、蛇ゲームのようなブロックなどです。他にも標準のスプライト画像から拝借する形で、木やお菓子の絵を描いたステージもあります。合計16ステージ作りました。

今回はこりんごさん(以前、「
懐かし昭和の10円ゲーム おきディスVer.」でコラボしました)のお力をお借りして、背景画像を描いていただきました。全部で4枚描いていただいたのですが、一晩のうちにさっと完成されて「さすが」と思いました。シンプルで他のゲームにも使いやすそうな感じです。

あとはステージクリア、ゲームオーバー、エンディング、タイトル画面などの処理を加えて完成です。今回も解決できないようなトラブルはなく、制作開始から完成まではスムーズに行ったかと思います。
以下、プログラムになります。
昨年7月の転職後、1か月以上かけてゲームを作るのは初めてのことでした。まだ仕事に慣れきったとはとても言えないですが、日にちをかけてゲーム作りをする位の心の余裕はできたようです。
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