
Vtuberのヴァルナ・ユキさん(チャンネル:
@varna-yuki)が主催する「ヴァルナキャラバン」は、予め決められた「お題」でゲームを作り、ヴァルナさんがプレイ配信するというものですが、次のお題は「なんとか崩し」になりました(要はブロック崩し的な何かです)。私が過去に作ったゲームでも「
コンクリートゲーム」と「
虹色ブロック崩し」が既にあるのですが、どちらも非常にシンプルなので、「コンクリートゲームの方をベースにして、もう少し凝ったものを作ろう」ということにしました。そして完成したゲームが「コンクリートゲーム2」になります。全16ステージで、シューティングとアクションとパズルが混じったようなゲーム内容になっています。
タイトル: コンクリートゲーム2
公開キー: 4KX84ES1

作り始めは、いつもの物理演算のプログラムに、GFILLでシンプルにグレーの四角を描画する形でコンクリートを設置、ここに弾が当たるとGCIRCLEとGPAINTを用いて丸い穴が開くというものでした。一方でコンクリート以外の壁については穴が開かないよう、あらかじめ画像全体を見えないところにGCOPYでコピーしておき、穴を開ける処理をした直後にこの画像をGCOPYで戻すといった処理をしています(つまり、フレームが切り替わる前に穴を修復)。これは、以前作った「
フルーツ好きのアルパカさん」でも用いた手法です。

続いて弾が大きくなったり、オブジェクトを貫通して穴を開けられるようになったりするアイテムを設置。また、敵キャラとして画面上部からミサイルが飛んでくるようにもしました。

もう一つ、敵キャラというか「お邪魔キャラ」として、弾が当たると膨らんで、その後の弾の行く手を防いでしまうものも設置しました。それと同時に、ゲーム内に時間制限や弾数制限を導入しました。これにより、ステージによっては弾を発射する際の「正確さ」や「慎重さ」が求められるようになっています。

アイテムやキャラが決まった後は、連射が必要なステージ、アイテムの効力を最大限発揮させるステージ、パズル的な思考が要求されるステージなど、全部で16ステージ分を作成しました。そして装飾として全体に影を入れたりなど、細かいところも調整して完成です。ほぼ週末のみのプログラミングでしたが、制作期間は約4週間でした。
プログラムは以下の通りです。
自分の思い通りのアイデアで好きなようにゲームを作るのは、「趣味としてのゲーム制作」の醍醐味ではありますが、逆にこうやってお題を与えられてゲームを作るのも楽しいものです。ちなみに次回作はまだ決まってませんが、そろそろスーパーマリオみたいな横スクロールアクションに挑戦してみたいな、と思っています。
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