KUNISAN.JPブログコメント書き込み![]() ※書き込み欄はページ下にあります。 Japan: An Illustrated History(英語で日本の歴史の勉強)名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年4月5日 ![]() ![]() ただ、ここにきて自分も年を取ったせいか、少しずつ歴史に興味を持つようになってきました。世界各地を旅して、観光名所に歴史が紐付いていることを感じ、日本国内でも各地でそういった「歴史」を感じ、興味が湧いてくるようになってきました。 高校時代に主張していた「確証できない」という理由はさておき、ひと通りの日本史の知識は持っておこうと思い、Kindleで「Japan: An Illustrated History(英語) 昨年の7月から読み始めたものの、特に英語版の方は英単語を学習しつつ、繰り返し同じ文章を読んだりしていたため、結局読み終わるまで9ヶ月もかかってしまいました。日本語の歴史本も平行して読んだので、ある程度同時進行的に英語と日本語で歴史の流れがつかめるようになりました。 気になったのは第二次世界大戦(太平洋戦争)の記述の違いです。例えば日本語の歴史本は「アジア諸国を欧米の植民地支配から救うために日本軍が統治した」ようなことが書いてありました。英語版の方も同じような事が書いてありましたが、「日本の目的はそうであり、一部のアジアの国も当初は賛成していたが、後に日本の支配体制は欧米のそれよりももっとひどいものである事がわかり…」ということが記載されていました。 また、「神風特攻隊」については、日本語の歴史本では全く触れられていませんでしたが、英語版の方では「若い日本人の命が多数奪われた。攻撃自体もとても成功したと言えるものではなかった」という記述がありました。その他にも細かい記述の違いがありましたが、特に言えるのは、日本語の歴史本の方が当時の日本政府や日本軍が行った事をより正当化しようとしているということです。 ここで冒頭に書いた、「(当時生きていたわけではないので)ここに書かれていることが本当かどうか確証できない」という所に戻りますが、私としてはどちらが正しいのかは全く判断できません。日本人の私としては、日本に有利な内容の方が良いとは思いますが、希望的観測だけから信じこむようなことはしたくありません。もちろん、近隣の国が言ってくるような主張も鵜呑みにすることはありません。いずれにしても、「こういう歴史があったと言われている」という形でとどめておいて、自分の中ではどれが正しいかという結論を出さないようにしています。 「歴史から学ぶ」というのは重要だと思いますが、歴史が人間によって記録されている以上、意識的に装飾されたり書き換えられたりすることは昔からあったと考えるのが自然だと思っています。もちろん、それを踏まえた上での「歴史」というのは、世界中だれもが承知していると思いたい所ですが…。 英語学習関連記事(リンク一覧): Duolingo - 初心者向け外国語学習アプリ / 4か月ぶりのTOEIC L&R(オンラインIP)で初のリーディング満点 / インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語 - プチコン4で英語学習ゲーム / 1年ぶりのTOEIC L&R(オンラインIP)とリーディング力の実力低下 / TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズとYouGlish / ...(記事連続表示)
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