
プチコン4の自作品で一番ダウンロード数と「いいね」数が多いのが「懐かし昭和の10円ゲーム」(公開キー: 4V3S3442S)です。このゲームの公開は2020年で、既に5年が経ちました。同じ2020年に「懐かし昭和の10円ゲーム2 おきディスコラボVer.」(公開キー: 4CAQYA34J)を公開していますが、それ以降、このシリーズは途絶えてしまっています(シリーズというほど続いてはいませんが…)。先日、散歩をしている時に、ふと「10円ゲームに『動くオブジェクト』があったら面白いかも」というアイデアが思い浮かび、さっそく作ってみることにしました。そして完成したゲームが本作「懐かし昭和の10円ゲーム3」です。
タイトル: 懐かし昭和の10円ゲーム3
公開キー: 4AE333MD

まず「動くオブジェクト」ですが、そういったオブジェクトをとことん関数化した2023年公開の作品「フルーツ好きのアルパカさん」(公開キー: 4BAMNK394)から流用することにしました。このゲームではオブジェクト全てについて各ステージ開始時の画面上の設置を関数化して、ゲーム中の動きはサブルーチン化(GOSUBを使っていますが、普通にDEFで関数化も可能でした)しており、同じ物理演算系のゲームに対して流用しやすい状態になっていました。

今回は元祖「懐かし昭和の10円ゲーム」の方をベースにして、「フルーツ好きのアルパカさん」のシーソー、回転体、動く床のそれぞれの関数とサブルーチン、あとそれに付随した配列や衝突補正処理をそのまま組み込みました。ただ、回転体の動きを早くすると、10円玉の一部が回転体に埋め込まれて見えるような不具合が発生しましたが、これは物体衝突時の物体同士の「隙間」をやや大き目に取ることで回避しました。それ以外は大きなトラブルはありませんでした。

本作「懐かし昭和の10円ゲーム3」では、動くオブジェクトを「フルーツ好きのアルパカさん」からほぼそのまま流用したということもあり、「フルーツ好きのアルパカさん」に使用していたDOTOWNのキャラを背景に用いることにしました。その他は作り始めから大きな変更を加えることもなく、初代「懐かし昭和の10円ゲーム」から続いているシンプルなゲーム性はそのままに「完成」ということになりました。
プログラムは以下の通りです。
ここ最近はゲーム作りが停滞していましたが、今回はポッと作りやすいアイデアが浮かんだのでそのまま作ることになりました。ただ、4~5年前と比較すると、そもそも良いアイデアが浮かばないということもありますが、正直なところゲーム作りの熱意も下がってきているような気がしています。「中学高校の時に作りたくても作れなかった」ようなゲーム(ビリヤードのような物理演算、疑似3D、横スクロールアクション 等)を、既に作り切ってしまったことが大きいかもしれません。
プチコン4関連記事
(リンク一覧):
懐かし昭和の10円ゲーム3 - プチコン4の別の自作ゲームから物理演算系関数の流用 /
ロックバルーンポップ - プチコン4でシンプルな物理演算系風船割りゲーム /
ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム /
神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム /
コンクリートゲーム2 - プチコン4で「崩す」ゲーム / ...
(記事連続表示)