![インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語 - プチコン4で英語学習ゲーム](photos/20250102212730.jpg)
近々TOEICオンラインIPを受ける予定で、関連の本を購入してマイペースで勉強していたのですが、パッと見で分からない英単語・英熟語がいくつもありました。私の英語スキルの中でも「語彙力」は昔も今も課題であることは変わらず、何とか克服しようとは思っているものの、こればかりはコツコツとやり続けるしかありません。そんな中、昔ファミコンで「ポパイの英語遊び」という英単語学習ゲームがあったのを思い出しました。「プチコン4で『ポパイの英語遊び』みたいなゲームを作ってみようかな」と思い、実際に作ってしまったのが今回の「インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語」になります。
タイトル: インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語
公開キー: 4NK4NYDSM
![](photos/20250102212730a.jpg)
英単語・英熟語を学習するゲームを作るにあたり、最初に必要になるのが言葉のデータです。TOEIC学習本を勉強している中で、パッと見で分からない単語や熟語をExcelにまとめていたので、このデータを使用することとします。恐らくTOEIC800点辺りの人だと「程よい難易度」と言えるようなものです(個人的には900点オーバーですが、特にリーディングパートの語彙力が弱いのでこの辺りのレベルかと…)。データの形式は、日本語の言葉とそれに対応した英単語/英熟語をセットとして、アルファベット順に上から並べていく形にしました。データ入力は普通のプログラム画面を使い、"WORDS"という名前のテキストファイルとして保存します。
ただ、当初はこのデータから配列変数への落とし込みが簡単にできず、少々複雑なプログラムになってしまいました。PHPのexplode関数のように、文字列で区切って配列に入れるということができる命令が無かったため、ファイルの最初から最後まで一文字ずつチェックしながら文字列変数(配列)に継ぎ足していき、改行文字が見つかったら配列の次の要素に進む…、というようなプログラムになってしまいました。
![](photos/20250102212730b.jpg)
この状況をXでポストしたところ、ある相互フォロワーの方から「PRG~命令を使う」という助言と、さらにプログラムの例までいただきました。具体的にはPRGEDIT、PRGSIZE、PRGGET$という命令を使うのですが、恥ずかしながらこれらのPRG~命令は教えていただくまで知りませんでした。そして、右のスクショが簡略化後のプログラムになります。プログラムをシンプルにすることは、特にメンテの際には非常に重要なので、良いアドバイスをいただいて大変助かりました。
![](photos/20250102212730c.jpg)
データが揃い、続いて「ポパイの英語遊び」のルールに寄せていくステップになります。画面上にアルファベットを配置して、主人公キャラの「インテリ君」をスティックで操作、Aボタンでアルファベットを選択、英単語を作っていく…、というところまで一気に作っていきました。
![](photos/20250102212730d.jpg)
その後は悪者キャラに「ワンパク」を置いて、不正解の場合にはフルーツを蹴り飛ばす演出を入れました(不正解5回でフルーツがなくなりミスになります)。あとはスコアやタイトル画面を入れて完成です。ちなみにこのゲームのタイトル画面の音楽は、「ポパイの英語遊び」のタイトル画面の音楽を意識して作りました(劣化アレンジですみません…)。
プログラムは以下の通りです。
このゲームは日本語の言葉から英単語・英熟語を作っていくゲームですが、よく考えるとTOEIC L&Rは英語をそのまま理解して答える形のテストなので、「日本語⇒英単語・英熟語」のように考えるようなパートはありません。でも、英単語・英熟語を記憶に留めるにはこのアプローチもありなのかなというのと、単純に「『ポパイの英語遊び』みたいなゲームが作れた」ということに満足ではあります。
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