
プチコン4で自作の物理演算を用いて、横視点のボウリング風ミニゲーム(ややパチンコ風)を作ってみました。画面左下から大玉の鈴を投げて、だるまに当てて落としていくという内容になっています。私はリアルのボウリングも好きなのですが、ルールについても1フレームで2回投球、合計10フレームでスコアを出すところを真似てみました。ただし、スペアやストライクはリアルのボウリングよりも難しく、この辺りの得点方式はガラッと変えています。
タイトル: 令野蘭子さんのだるま落とし
公開キー: 4QZ2DD4N3

今年の8月にプチコン4で「
わなげ(改造版)」を作った際にだるまを描いたのですが、「せっかくなので、これを使ってデモを作ってみよう」と思ったのが今回のゲームを作り始めたきっかけです。最初はだるまが上から下に落ちて障害物に当たると跳ねるというシンプルなデモだったのですが、だるまを土台の上に整列させて、これにボールを当てて落としていくという形に変更したところ、なかなか楽しい動きになってくれました。ゲームのベース部分は、これでほぼ完成しています。

「せっかくだるまを使ったゲームであるなら、背景も和風な感じが良いだろう」と思い、武蔵村山の実家の裏山(狭山丘陵)にある須賀神社奥の院の写真を参考にしながら、下手なりにもGAHAKUで模写してみました。SwitchのJoy-Conを使って描くので、なかなか難しいものがありましたが、私の絵心的にはタッチペンやマウスを使ったところで出来はあまり変わらなかったでしょう。

「せっかく和風なゲームなのだから、BGMも和風な感じが良いだろう」とも思い、ミニキーボードを弾きながらメロディーとコードを考えつつ、「TINY MML SEQUENCER」(作者:Shinoさん 公開キー:4Q44DREF3)にデータ打ち込んでいきました。メロディとベースについては全てヨナ抜き音階で、音色には琴、三味線、和太鼓を使用しています。実は一度、夜中に曲を作って「良くできた」と思いそのまま採用したのですが、日が明けて改めて聞いてみると「何だか少し変…」と感じて、その日のうちに急遽作り直したのが現バージョンの曲です。

メインキャラはプチコン4公式キャラの「令野蘭子」です。今年の5月の作成した「
令野蘭子さんのフリースロー」でも登場させていて、今回のゲームでも当初はバスケットボールを投げる形だったのですが、これも「和風な感じが良いだろう」ということと妻のアドバイスで、大玉の鈴を投げる形に変更になりました。さらに画面左上にスコア表を設置してゲームとして完成です。
プログラムは以下の通りです。
物理演算系のゲーム制作は半年ぶりだったのですが、動きに独特な感じが出て作っていても楽しかったです。次回作もほぼ内容を決めていて、これまた物理演算系になります。
プチコン4関連記事
(リンク一覧):
神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム /
コンクリートゲーム2 - プチコン4で「崩す」ゲーム /
インテリ君の英語遊び 経営・管理部門編 - プチコン4でビジネス英語の学習ゲーム /
インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語 - プチコン4で英語学習ゲーム /
虹色ブロック崩し - プチコン4でシンプル&レトロなブロック崩しゲーム / ...
(記事連続表示)