
プチコン4の他のユーザーさんの投稿作品で、元祖ドットイートゲームと言われている「ヘッドオン」(1979年のセガのアーケードゲーム)のオマージュゲームがありました。このゲームは難易度が中々高くて、何度プレイしてもあまり先に進めなかったのですが、「そういえばドットイートゲームって作ったことが無いな。ちょっと作ってみようかな」と思うようになり、数日後にこのゲームをヒントにした新しいゲームのアイデアがぼんやりと頭に浮かびました。今回制作した「ドレドの花摘みゲーム」は、その頭に浮かんだイメージを実際に作品化したものです。
タイトル: ドレドの花摘みゲーム
公開キー: 4Q4SE1433

制作始めは画面構成とキャラの配置でした。ヘッドオンは複数車線のサーキット上にドットが描かれていていて、自車がグルグルとサーキットを回りつつ、敵車を避けるために自車を車線変更するという感じですが、私がイメージしたのは「画面の左右を往復するキャラを操作、敵を避けるために車線変更する」というものでした。キャラについてはスマイルブーム社公式の「クレイジードレドランド」から拝借しましたが、オリジナルの画像が大きすぎることもあって、縮小処理をかけたものを使用しています。あと、ドットの代わりに花、敵キャラにカニを配置するようにしました。いずれもクレイジードレドランドからの転用です。

今回はゲーム作成の最初の方から「久しぶりにBGMを作成してみよう」ということになりました。ここ最近、公私共に生成AIの使用頻度が増えていることもあり、最初はゲームのイメージを伝えて曲全体を生成AIに作ってもらうことを考えました。しかし、生成AIが作成した曲については「著作権が…」という意見も少なからずあります。そのため、コード進行のみをGeminiに作成してもらい、あとはミニキーボードと「TINY MML SEQUENCER」(作者:Shinoさん、公開キー:4Q44DREF3)を使ってメロディー、ベース、ドラムパートなどを作成してBGMを完成させました。コード進行自体は著作権保護の対象外とされるのと、その他の部分はオリジナルということで、著作権上の問題はないという解釈です。

その後、背景を設定したり、ステージ毎にカニの数や配置を変えたり、タイトル画面やエンディングを作ったりして、制作開始から丸8日でゲームが完成しました(平日の仕事の後の制作も含みます)。出来上がりとしては「サンプルプログラム的なシンプルゲーム」という感じですが、そこそこ楽しめる形にはなったかなと思っています。
プログラムは以下の通りです。
ここ最近、「オーソドックスな麻雀ゲームを作ってみたい」と思うようになりました。COMの手の進め方とか役判定とか、いくつか大きなハードルがあって、次回作として作るかどうかもまだ分かりませんが、頃合いを見て作り始めたいと思います。
プチコン4関連記事
(リンク一覧):
ドレドの花摘みゲーム - プチコン4で「ヘッドオン」インスパイアなシンプルアクションゲーム /
神崎君のアドベンチャーランド - プチコン4で横スクロールアクションゲーム /
コンクリートゲーム2 - プチコン4で「崩す」ゲーム /
インテリ君の英語遊び 経営・管理部門編 - プチコン4でビジネス英語の学習ゲーム /
インテリ君の英語遊び TOEIC®英単語・英熟語 - プチコン4で英語学習ゲーム / ...
(記事連続表示)