ケニア・サファリのススメ

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ケニア旅行記
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ナクル湖〜お土産屋売り込み戦術

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 5日目の今日はマイナが体調を壊してしまい、急きょ弟のベナルドが代理でドライバーを務めることになった。朝7時からのゲーム・ドライブで、いつもより若干ゆっくりとしたペースで公園内をまわることになった。マイナは昨日の午後あたりから腹痛があり、昨晩ナクル市内の病院に行って検査を受けたらしい。午後から合流するとのことだったが、ニーナ、ステラと大病でないことを願った。

 ナクル湖といえばフラミンゴ。ここでは湖面をピンクに染めてしまうほどのフラミンゴの大群が生息している。ただ時期によって多い少ないがあるらしく、今回はたまたまいつもより多いとのことで、湖面全体がピンクに染まっていた。
[ 湖を埋め尽くすフラミンゴ ]

[ シロサイのペア ]
 ここではフラミンゴの他にも、シロサイ、クロサイがいることで有名。国立公園内はフェンスで厳重に囲まれて、サイの密猟を防いでいる。ケニアでは密猟のために一度野生のシロサイが絶滅してしまったが、アフリカ南部から移植をして、また数を増やしていった。ちなみに今ではシロサイの方が数が多く、クロサイを探す方が難しい。

 ナクル湖国立公園では、サファリカーは決められたルート以外を走ることを厳重に禁止されており、マサイ・マラのように動物に接近して写真を撮るのが非常に難しい。唯一、湖のそばだけは自由に走れるので、水辺に住むシロサイなどはかなり接近して写真を撮れる。ただしあまり接近しすぎると襲って来ることもあるので、注意が必要。

 午前中でゲーム・ドライブが終了し、マイナが戻ってきた。表情からして万全の体調とは言えなそうだが、なんとか運転はできそうとのことだった。

 ナクル湖国立公園を出て、近くのホテルでカナダ人の男性旅行者をピックアップ。名前はクリスピン。1ヵ月後にケニア海岸沿いのモンバサで姉の結婚式があり、事前にケニアに来て各地で旅行を楽しんでいるという。大学で生物学を専攻していて、2年にも渡る「植物の形状によるハチの行動変化の研究」を終えたばかり。生物学専攻だけあって、やはりケニアの動植物には相当な興味を持っているようだ。

 第3の目的地サンブル国立保護区に向かう道中、とある町の商店街で車を停めた。マイナの実家の服屋がすぐそこにあり、母親が挨拶にやってきた。年は50代後半でまだまだ元気だ。
 せっかく家族で揃ったのでここで記念撮影。デジカメで撮った画像を見せると、マイナの母親は驚きの表情を見せた。もちろんケニアではデジカメは全くと言っていいほど普及していない。もし時間があればケニアの一般家庭というのをちょっとでも見てみたかったのだが、残念ながらすぐに出発しなければいけなかった。写真をプリントアウトして送ることを約束して、また車に乗り込んだ。
[ 左からマイナ、母親、ベナルド、妹 ]

[ トムソン滝 ]
 道中、ニャフルルという町に寄った。ここではトムソン滝というかなり落差のある滝があるのだが、他の観光地同様、ここにもお土産屋がずらっと並び、車が駐車場に停まると店から何人も出てきて寄ってくる。中には日本語を話す人もいるが、込み入った話ができるわけではなく、せいぜい他の人よりも日本人を呼び込めるという程度だ。日本語でも英語でも、話の流れはいつも同じ。
「こんにちは。どこから来たの?」
「日本」
「東京、大阪どっち?」(主要都市を並べて、その国への知識があることを見せる。これがカナダ人の場合は『バンクーバー、トロントどっち』になり、スウェーデン人だと都市名がわからず、質問に困る場面も見られる)
「東京」
「お店に寄ってみて。見るだけタダ」
 これでお店に入ってしまうと、「これXXXシリング。安いよ」と結局売り込みに入る。いらないと言うとちょっとだけ値下げをしたりとか、別の商品を売り込んだりする。結局店を出るまで延々と続くのだが、店を出てもさらに商品を持って車まで付いてきて、売り込みをかけてくる。

 ニャフルルを出てから、途中のガソリンスタンドで燃料補給。ここでもお土産商が車に群がって売り込みをかける。
「こんにちは。どこから来たの?」
「これ見るだけタダ。ちょっと手に持ってみて」
 ここでも観光地のお土産屋と全く同じパターンだ。こちらも慣れてくると「どこから来たの?」と聞かれた時点で、「買わない」と結論から先に言って、目を合わせない。冷たい対応だけど、何回もやられるとこちらもさすがに疲れてしまう。キリがないのだ。

 今度はイシオロという町の検問所で停車。また何人も集まってきた。
「こんにちは。どこから来たの?」
 ニーナもステラもクリスピンもさすがに疲れた様子だった。これが毎日続く。

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