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今日は公共のバスに乗って、カルデラ湖で有名なポアス火山に行くことにした。ツアー会社のバスも出ているのだが、トレッキングツアーなどのおまけが付いて、US$60(約7,020円)前後と結構な値段がする。一方、公共のバスで行けば往復2,000コロン(約600円)と国立公園の入場料US$7(約820円)だけで済む。コルコバードでいっぱい歩いたので、今回は特におまけはいらない。
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朝食にサンドイッチを食べた後、ホテルから約10分ほど歩いて通称「コカコーラ・バスターミナル」付近に着いた。このあたりはサンホセでもあまり治安の良くないところ。歩道には浮浪者が寝ていて、さらにゴミがたくさんちらかっている。匂いも悪い。これまでホテル周辺しか歩いていなくてわからなかったが、サンホセにもこういう雰囲気の悪いところがあるのだと感じた。
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バスは8時半に出発する予定だったが、時間になってもバスがターミナルに来ない。他にも20人ほどポアス火山に行くと思われる旅行者がターミナルで待っていた。
8時45分にようやくポアス火山行きのバスがやってきた。運転手に2人分の運賃4,000コロンを渡して、後ろの方の乗客席に座る。1時間ちょっとの道のりで、標高2700メートルの山頂付近の駐車場まで行ってくれる。
サンホセは天気が良かったが、火口が近くなるにつれて上空の雲の量が増えてきた。国立公園のゲートをくぐるころには、空一面が雲に覆われてしまった。前から聞いてはいたが、ポアス火山の晴天率はあまり高くないようだ。
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ポアス火山の駐車場に到着して、バスを降りて火口の方に歩いていくと、どこかで会ったことのある人が向こうから歩いてきた。先日のアレナル火山のツアーガイドだったガストンだ。向こうもこちらに気づいて、「また会えたね。楽しそうにしてるね」と言ってくれた。今日はポアス火山のツアーガイドに来ているのだろう。ガストンと一言二言会話を交わして、それからまた火口に向かって歩き始めた。
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[ ポアス火山のカルデラ湖 ]
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火口の見晴台に着いたが、少々霧がかかってカルデラ湖がはっきり見えなかった。時折風が吹くと、一瞬カルデラ湖の輪郭が見える。火口の右手前の方から湯気が上がっている。変わった風景ではあるものの、何となく箱根の大涌谷と似たような雰囲気だ。
見晴台から15分ぐらい歩いたところに別の湖がある。こちらはカルデラ湖の数倍の大きさだったが、特に湯気が出ているわけでもなく、普通の湖という感じだった。
どちらも絵葉書を見る限りは天気がいいと絶景ポイントとなりうる感じだが、残念ながら天気に恵まれずに最高の景色は拝めなかった。
カルデラ湖も別の湖もすぐに見終わってしまったので、駐車場のそばのコーヒーショップで休憩することにした。しかし、帰りのバスまであと2時間以上もある。ツアー会社がポアス火山以外にもいろいろとおまけを付ける理由がわかった。ここだけでは時間を持て余してしまうのだ。
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1時間ほどコーヒーショップにいたが、やはり余った時間で森の中を歩いてみることにした。しかし、特に動物がいるわけでもなく、また鳥の鳴き声は聞こえるものの、うずらに似た鳥1種類しか見つけられなかった。やはりコーヒーショップで休んでいればよかった。
その後、2時半出発のバスに乗りサンホセに戻った。
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昨日に続きチュレリア・マノロスに行き、今度はコスタリカのお酒を試してみることにした。
まずはビールだが、コスタリカで作られているものはインペリアル(Imperial)とピルセン(Pilsen)の2銘柄が人気。インペリアルはアルコール4%でちょっと甘め、対してピルセンはアルコール4.5%で少々苦味がある。ただし、どちらも熱帯地方の気候を反映してか、さっぱりとしたのど越しだ。2銘柄とも350mlビンで365コロン(約110円)。ちなみに、インペリアルの方が一番人気らしい。
続いてコスタリカ名産のコーヒーをお酒にしたコーヒーリキュール、カフェ・リカを飲んでみた。アルコールは30%ちょっと。ミルクを入れるとカルア・ミルクのようになるが、今回飲んだものはカフェ・リカとコーヒーを半々で割ったもの。甘くて美味しいものの、コーヒーが強すぎてこちらの方で酔ってしまいそうだ。価格はチェックし忘れてしまった。カフェ・リカはアイスクリームなどのデザートにかけても美味しいとのこと。
最後にコスタリカのもう一つの名産、サトウキビを原料にしたラムを飲んだ。ラムには独特のクセのある香りがあるが、コスタリカのものは若干クセが弱い気がする。コスタリカではラムをコーラで割って、キューバ・リブレとして飲むのが一般的。一杯487コロン(約146円)と、ビールよりは高め。
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[ 人気のインペリアル ]
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明日はコスタリカ最終日。そして今宵はサンホセ最後の夜だ。しかし、夕方からたくさん飲みすぎたのと、旅疲れとが重なって、午後7時にはすっかり眠ってしまった。
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