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製作: 小川 邦久

10日目 2003年5月5日(月)スーパーで買い物

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 コスタリカ最終日。昨晩早く寝たのだが、朝6時まで11時間ぐっすり眠れた。
 ホテルの3階の食堂で朝食を取り、部屋に戻って荷物の整理をしておく。バッグにお土産用のスペースを作っておいて、隣のスーパーに買出しに出た。

 一般に「物価が安い」と言われているコスタリカだが、中級以上のホテルに泊まり、観光客に人気のあるレストランに行き、パッケージツアーに参加している限りは、せっかくの物価の安さを体験することはできない。

[ ホテル3階の食堂 ]
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[ スーパーのフルーツコーナー ]
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 物価の水準を見るには、スーパーに行くのが一番いい。ついでにお土産もお土産屋で買うより、スーパーで買ったほうがずっと安い。スーパーの方が品揃えが豊富な上、価格も倍以上違うこともあるのだ。

 コスタリカと言えばコーヒーだが、スーパーの入り口からすぐの所に袋詰めのものがいっぱい並んでいた。早速お土産用に5袋ほど買い物かごに入れる。
 スーパーをぐるりと一周回ってみたが、食料品は全般的に日本より安い。特にパイナップル、バナナを始めとする果物の安さは格別だ。「バナナ1キロ75コロン(約23円)」なんて、ただ同然だ。

 日常生活品もそこそこ安い。日本のヤマダ電機はパナソニックの単4アルカリ電池4本1パックで430円だが、ここはスーパーなのに1,195コロン(359円)と結構がんばっている。ヤマダ電機で「コスタリカのスーパーよりも随分高い」と言えば値下げしてくれるかもしれない?


[ サンホセのスーパーの価格リスト ]

 スーパーでたっぷり買い物をした後、お土産屋でTシャツを数枚購入して買い物は終わった。
 それからソーダ(soda)と呼ばれる軽食店に入った。コスタリカの典型的な食事の一例である、米、黒豆、野菜、鶏肉という組み合わせにバナナの揚げ物が付いて、1,134コロン(約340円)だった。日本にも吉野家や松屋があるのであまり安く感じないが、個人経営のお店で大量に仕入れができるわけでもなく、それに松屋の何倍ものメニューがあってこの価格なら、やはりかなり安いと言えるだろう。ちなみに味はそれなりと言える。

[ コスタリカの典型的な食事 ]
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 ホテルに戻り、お土産をバッグに詰め込んで、帰り支度を整えた。
 午後の2時にタクシーがホテルに迎えに来た。お世話になったホセにお礼を言って、タクシーに乗り込んだ。タクシーの運転手はペルー出身者で、道中「フジモリを知っているか?彼は日本にいるんだろう?」と言ってきた。「日本にいるのは知っているけど、何処にいるのかはよくわからない」と答えた。その運転手に「3年前にペルーに行ったことがある。マチュピチュとナスカはすごいところだった」と言ったら、もちろんだ、という自慢げな顔をしていた。


[ 空港のロビー ]
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 空港に到着した。9日前にここに着たばかりの時にも感じたが、この建物は本当に作ったばかりのようで、壁から天井からカウンターから何もかもが新しい。床もぴかぴかに磨かれている。
 チェックインカウンターに行くと、「向かいのカウンターで、出国税を支払ってきてください」と言われた。ガイドブックに「出国税はUS$17(約1,989円)」と書いてあり、「随分高いな」と思ったのだが、カウンターで言われた値段は「US$26(約3,042円)」とさらに5割強も値段が上がっていた。多分空港の改築にずいぶんとお金がかかったのだろうと推測する
 チェックインと手荷物検査を終えて搭乗待合室に行くと、コスタリカっぽくない音楽が、スピーカーから静かに流れていた。

 ベンチに座り、デジカメの写真を最初から最後まで見て時間を潰した。
 また成田までが長旅だ。

終わり

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