KUNISAN.JPブログ - 395 / 1695 ページ

新規書き込み
ページ:1 ... 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 ... 1695

奥利根スノーパーク → 大渋滞でスキーする時間無く…

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2017年2月13日
奥利根スノーパーク → 大渋滞でスキーする時間無く…昨日(日曜日)はオリオンツアーのバスで、奥利根スノーパークのツアーに参加しました。少子化や若年層の趣味の多様化の影響でスキー&スノボ人口が減少していると言われている中、今シーズン新コースを開設したスキー場です。そんな積極的な所に興味を持ったのと、数日前に購入したばかりのGoPro HERO5 Sessionを試したいのとで、行く前から楽しみで仕方ありませんでした。

ただ、日本海側の天気は前日の土曜日午後から大雪で、予報でも日曜日の午前まで続く見込み。「天気が悪いとスキーの楽しみも半減してしまう」と心配していたのですが、まさかその後に「その程度の心配はまだまだ甘い」というような事が起きるとは…。

いつものスキーツアーと変わらず、朝6時に家を出ました。池袋の芸術劇場集合が7時、その後バスが出発したのは7時半でした。席は一番前で、他の席よりも足元がやや広く、少しラッキーに感じました。

バスが池袋を出発してすぐに、乗客の1人がトイレに行きたくなり、いきなり10分程度のトイレ休憩。事前にトイレに行く時間が無かったのか、突然便意を催したのかはわかりませんが、まあ生理現象ばかりは仕方のない所です。

その後は練馬インターから関越道に入り、渋川伊香保あたりで雪が降り始めてきました。沼田インターの前で少し渋滞がありましたが、「週末なので到着が1時間位遅れる(11時半位)かな」位の考えでいました。

その後、雪がさらに強くなり、月夜野インターチェンジ以降(10時半位)、渋滞がひどくなってきました。雪でスリップして中央分離帯のフェンスにぶつかり立ち往生している車が2台、左車線上で立ち往生し慌ててチェーンを付けているトラックも1台ありました。そういった車が影響して渋滞していたこともあり、「ちゃんと天気予報を見て、雪道の備え位はしようよ…」と思いました。

それからしばらくすると、前後の車が完全に止まって動かない状態になってしまいました。ずっと前の方を見ても、動く「気配」さえもありません。後から聞いた話ですが、水上インター出口付近の一般道で、雪によるスリップでトラックが横転したらしく、その一般道の上下車線と水上インターが閉鎖になってしまったようです。その影響による渋滞なので、動く気配が無いのも当たり前です。

しばらくしてから、ノロノロと動いてはストップ、ということを繰り返しました。それでも普通に歩いた方が倍くらい早い程度です。それから1時間ほど経ち、乗客の男性が運転席の所に来て「トイレに行きたい人がいます。ドアを開けて降ろしてもらえませんか」というお願いがありました。しかし、渋滞中とは言えここは高速道路、運転手も「ここではドアを開けられない」との返答でした(人を降ろした後で渋滞が急に解消する可能性もゼロでは無いので、この返答は賢明というか、これしか無いと思います)。さらに「空のペットボトルか何かでトイレ代わりにして用を足してください」とのコメントでした。

それから10分後、男性が運転席左側のドアのスペースで、言われたとおりにペットボトルに用を足していました。乗客には女性も沢山乗っていましたが、女性でトイレが我慢できないという人がいなかったのは良かったです。私自身もバスツアーの場合には水分摂取を控えるようにしているので、トイレに行きたくならずに済みました。今回は妻と息子は同行していなかったので、「単独で良かった」という気持ちにもなりました。

12時半位にようやく途中の下牧パーキングエリアに到着。到着とは言っても入口に入った直後に全く進まなくなりました。運転手もさすがにここではドアを開けてくれて、無事トイレ休憩になりました。昼時なのでお腹が減ってきましたが、下牧パーキングエリアは食事ができる施設が無いので、またそのままバスに戻りました。バスは20m位進んでましたが、まだパーキングエリアの入口を少し進んだ程度で、駐車場には入っていませんでした。パーキングエリアは入口も出口も駐車場も大混雑で、結局バスがこのパーキングエリアを出るまでに1時間程度かかりました。

高速道路本線に戻ってからは、少し車が流れるようになりました(それでも歩く方が早いのは変わらないですが)。バスの運転手が本部から得た情報では、トラックの横転事故の処理が終了し、水上インターの閉鎖も解除になったとのことです。

水上インターチェンジの看板が見えてきたところで、対向車線の方でスリップして反対向きで立ち往生している車が見えました。上りの車線もその影響で渋滞していました。

水上インターチェンジを出たのは14時半。月夜野インターチェンジから水上インターチェンジまで9.9kmの区間を丸4時間かけてようやくゴールです。自分でランニングしても1時間弱あれば完走できる距離です。

水上インターチェンジを出た後、バスはまずノルン水上スキー場に向かいました。このバスは、ノルン水上と奥利根スノーパークの両方のツアー客がいるのですが、奥利根スノーパークの方が到着が後で出発が先になるため、ノルン水上と比べて現地時間が1時間ほど少なくなります。

ノルン水上に到着したのが15時、その後の奥利根スノーパークに行く道中でも、対向車線の上り坂で大型トレーラーが立ち往生していて、その後ろに車が渋滞していました。帰りも悪い予感しかしません。

奥利根スノーパークに到着したのは15時半でしたが、帰りのバスの集合時間が16時20分なので、滞在時間が50分しかありません。仮に着替えて準備をして20分、帰りの着替えと準備も20分とすると、残りは10分しか時間がなく、リフト1本登りきる時間さえもありません。これではどうしようもないので、着替えはせず、リフト券のクーポンも交換せず、お腹もだいぶすいていたので食事をすることにしました。

しかし、奥利根スノーパークのベースにあるゲートハウスは軽食コーナーしかなく、さらに到着が遅かったためにその軽食でさえも売り切ればかりでした。かろうじて鶏唐揚げとポテトとあんまんがあったのですが、念のために店員さんに「この建物にレストランは無いんですか?」と聞きました。「リフトに乗ってゲレンデの中腹までいけばありますが」とのことでしたが、もちろんそんな時間はありません。仕方なく鶏唐揚げとポテトとあんまんを注文、食べ終わった後、少しスキー場の写真を撮ってタイムアップ。帰りのバスに乗り込みました。バスは予定より少し遅れて16時40分に出発しました。

帰り道のトレーラーの立ち往生は解消していました。17時過ぎにノルン水上を出発した後、水上インターチェンジまでの一般道は順調でしたが、その後高速道路に入るとすぐに渋滞が始まりました。電光掲示板の表示では練馬インターまで合計46kmの渋滞のようでした。帰りも長いようです。その後、赤城高原サービスエリアまで2時間程度渋滞が続いていました。

赤城高原サービスエリアの休憩時間は25分とのことだったので、「この間にまともな食事を…」と思いラーメンを食べようと思いました。しかし、ラーメンコーナーはかなりの混雑で、休憩時間の間に料理が出てきて席に座って食べられる気がしなかったので、とりあえず止めておきました。仕方がないので「となりの売店でサンドイッチでも買って食べよう」と思ったのですが、こちらはサンドイッチが全部売り切れていて一つも買えませんでした。

仕方がなく、売店外で販売していた焼きそば店の行列に並び、10分後にようやく450円の焼きそばをゲットしました。1分で完食してバスに戻りました。

その後は軽い渋滞が2、3あったものの、練馬インターまでは比較的スムーズに流れました。バスは22時に池袋に到着。定期券が使える有楽町線経由を使い、その後家に着いたのは22時45分でした。朝家を出てから夜帰ってくるまで17時間近く、なんとも長い1日でした。

いままでに何回もバスツアーを使ってきましたが、ここまでバスが遅れたことはさすがになく(到着予定時刻から約5時間の遅れ)、スキー場に到着して一度も滑らずに帰るというのは初めての経験でした。私の中で最悪のスキーツアーは5年前に足首を骨折した丸沼高原のツアーですが、少なくともその時でも骨折前に何回かリフトに乗って滑ることができました。「別の日を選んでいたら」とか「新幹線のスキーツアーだったら」とか「関越道ではないスキーツアーだったら」とか「関越道でも沼田か月夜野で降りるスキー場だったら」とか、「こうしておけばスキーができたのに」という思いを色々と巡らせましたが、まあここまでとんでもない経験も中々無いと思うのと、自分の乗ったバスが事故にあったわけでもないので、まあ良しとします。

でも、バスツアーはこういった渋滞リスクや事故のリスクを抱えていて、しかも移動時間も長いので、やはり今後は多少高くても新幹線のスキーをメインにしようと思います。昨年も同じような事を思っていましたが、目先の「安さ」に気が変わってこんなことになってしまった、という自分の中の一貫性の無さも、今回のトラブルの原因の一つかなと思っています。

ちなみに、今回スキーができなかった奥利根スノーパークですが、次回行くとしても来シーズン以降になりますね。





スキー関連記事(リンク一覧): 今までに行ったことのあるスキー場まとめ(2024年) / 富士見パノラマリゾート(2024年2回目) / よませ温泉スキー場 / ガーラ湯沢スキー場(2024年3回目) / 富士見パノラマリゾート(2024) / ...(記事連続表示)

るるぶ草津 伊香保 水上 四万'18 (国内シリーズ)
るるぶ草津 伊香保 水上 四万'18 (国内シリーズ)をAmazon.co.jpでチェック


ページ:1 ... 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 ... 1695