ケニア・サファリのススメ

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ケニアの基本情報
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病気

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病気
 
 アフリカではいろいろな病気が蔓延していることはご周知の通り。地元の人と話していても「先週マラリアにかかって大変だった」とか、新聞を見ても「XXでエボラ出血熱発生」など、日本ではかかることのない病気でも、ケニアでは本当に身近に感じることができる。病気との共存が生活の一角をなしているような印象さえ受ける。ここではケニアでかかる可能性のある病気の症状と予防法、治療法を紹介する。
<下痢>
 下痢にはウィルス性、細菌性のもの病原体によるものの他、緊張などによる精神的な影響のものもある。ケニアでは旅行者の場合、いくら注意をしても全く下痢をしない方がまれと言われるほど、下痢をしない方が難しい。生水はもちろんのこと、氷、生野菜、洗いたての食器など、すべて下痢を引き起こす可能性がある。下痢になってしまったらミネラルウォーターなど水分をできる多だけく取って、脱水症状を防ぐようにする。これは腸を清浄にするという意味もある。「下痢止め」は精神的な影響による下痢以外は飲まない方がいい。腸の流れを止めてしまうため、ウィルスや細菌の繁殖を助長させてしまう可能性があるからだ。血便が出た場合には赤痢の可能性があるので、すぐ医者にみてもらうようにすること。
<高山病>
 標高2500mを超える高地に行くと、酸素不足からめまい、頭痛、吐き気などの症状が出る場合がある。標高4000mを超えると、半数以上の人に何らかの症状が出る。数日間滞在すると症状が和らぐ(高度順応)ことが多いが、中には意識障害など重症に発展してしまうこともある。その場合には無理をせず、すぐに標高の低い場所に移動する必要がある。なお、高山病は薬による治療は行わない方がいい。予防法としては旅行前にジョギングなどの運動をしておくこと、現地に到着してからは睡眠を十分取ること、暴飲、暴食をしないことなど。
<日射病・熱射病>
 突然の暑さに対して体が順応できず、脱水症状や体内の塩分の不足などから、疲労感、筋肉痛、頭痛、吐き気、失神などを引き起こすもの。ケニアに到着したては無理をせず、水分も1日2リットルなど十分に摂るようにする。バロメーターとして、尿の透明度が高いと安心だ。塩分も食事やスポーツドリンクなどで、十分に摂るようにするが、高血圧の人は逆に摂りすぎにも注意する必要がある。
<マラリア>
 マラリア原虫を持つハマダラカ属の蚊に吸血されることによって感染する。ケニアでは標高2500mを越える高地以外では感染の可能性があり、特にモンバサなどの海岸地域とビクトリア湖周辺はかなり蔓延していると言える。マラリアには熱帯性マラリア、四日熱マラリア、三日熱マラリア、卵型マラリアの4種類あり、それぞれ潜伏期間と症状に違いがある。四日熱マラリアの潜伏期間は30日前後で、ほかのマラリアは10〜14日程度。症状は悪寒、震え、体温上昇の後、顔面紅潮、呼吸切迫、結膜充血、嘔吐、頭痛、筋肉痛などが起き、これが4〜5時間続くと解熱する。四日熱マラリアは72時間、三日熱、卵形マラリアは48時間毎にこの症状が現れる。熱帯性マラリアは高熱が持続する傾向があり、平熱まで下がることはほとんどなく、意識障害や腎不全を起こすこともあるなど、症状が重い。マラリアの予防接種というのはないが、予防薬はある。一般的なのはメフロキン(Mefloquin、商品名:Lariam、Mephaquin)で、一週間に1回飲むことで、体内のマラリア原虫の繁殖を抑えることができる。この薬は日本の薬局では販売していないので、現地に到着したてから薬局に行って購入するといい。帰国後も潜伏期間の終わる4週間ほどは飲み続けたほうがいいと言われている。ただし、マラリア予防薬は100%の効果が得られるわけではなく、また悪心、めまい、嘔吐、肝機能障害などの副作用もあるため、服用の際には薬の箱の中に入っている説明書をよく読んでから服用すること。他に予防法として虫除けスプレーや蚊帳の利用、また肌の露出が少ない服装で、蚊にさされるのを防ぐことがあげられる。旅行中または帰国後、マラリアの何らかの症状が現れたらすぐに医者に行くようにする。予防薬を服用していたため、「マラリアではない」という思い込みから治療が遅れたケースもあるので注意。
<黄熱病>
 黄熱ウィルスを持った蚊(ネッタイシマカ)に吸血されることで感染する。3〜6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐などを起こし、病気が進むにつれて出血症状(鼻血、歯茎からの出血、吐血)、蛋白尿、黄疸などが現れる。現地の人の死亡率は5%以下だが、旅行者の場合には50%を越えると言われている。これと言った治療法がないため、一度かかってしまうと対症療法しかない。予防法としては予防接種が最も有効で、ケニアの場合には入国前の接種が義務付けられている。接種10日後から10年間効果があり、その間は新たに予防接種を受ける必要はない。
黄熱病予防接種実施機関一覧
URL: http://www.ghanaembassy.or.jp/jp/consular_section/ohnetu.html
<エイズ>
 WHOの推計によると、サハラ砂漠以南の成人の約8%がHIV感染しており、無防備な性交渉や注射器の共有などによる感染の確率は非常に高い。夜ナイロビの街を徘徊する売春婦などは90%以上がHIV感染者と言われている。潜伏期間は数ヶ月〜十数年と人によって様々で、発病初期には発熱、下痢、体重減少などが現れ、末期にはカリニ肺炎、カポジ肉腫などのエイズ特有の症状を併発して死亡する。死亡率100%の病気で、一度発病してしまうとこれといった治療法がない。日本全国全ての医療機関や保健所でエイズ検査を行うことができるが、感染後2ヶ月までは抗体ができていないことがあり、一度の検査だけでは判定できない場合もある。
<その他の病気>
 腸チフス、A型肝炎、B型肝炎、コレラ、赤痢、ペスト、人トリパノソーマ(睡眠病)、リーシュマニア症、フィラリア症、ポリオ、狂犬病、エボラ出血熱、食中毒、寄生虫疾患など。

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