・ | ツアー会社で申し込んで、そのままサファリ・ツアーに参加する場合は、そのまま車に乗って出発。ホテルで申し込んだ場合には、通常ピックアップに来てくれる。ホテル内で待っていて誰かが来たら、どこの会社から来たかちゃんと聞くようにする。
|
・ | 道中、ガソリンスタンドなど車が停まる所ではお土産商が車に群がってくる。お土産商の売っているものは、空港のお土産のものよりも質が悪く、しかも高い値段で売っていることが多い。万が一買いたいものがある場合には、「空港ではXXシリングだったので値切ってくれ」と言ってみよう。実際の価格よりも安く言うのも手だ。ウソの値段にはウソの情報で対抗するのが一番。「ウソが嫌い」と言う人は、ケニアでは値引きは難しいかもしれない。
|
・ | 車中ではドライバーや他の国の旅行者との会話を楽しもう。日本の生活、文化を紹介できるようにすると、相手も聞いていて面白いだろう。英語力はもちろん重要だが、何よりも話そうという気持ちを見せることが相手と打ち解けるコツだ。
|
・ | 国立公園、国立保護区内に入ったら、基本的に車外には出られない。下手に車外に出ると肉食獣に襲われる危険があるからだ。ゲーム・ドライブ(動物を探しながらのドライブ)中は、ほとんど休憩を取ることがないので、トイレは必ず事前に済ませるようにする。ただし、無理して水分を取らないと脱水症状の原因になるし、尿意や便意を我慢するのも体に良くない。このような場合には、その旨をドライバーに伝え、肉食獣が来ないような安全なところまで移動してもらう。もちろんトイレットペーパーは必携。
|
・ | 車はものすごいスピードで悪路を走るため、揺れは常に激しくこれが数時間続く。車酔いしやすい人は酔い止めを飲んでおく方がいいが、揺れの度合いは常識をはるかに超えていると言える。
|
・ | シマウマ、インパラなどの草食動物は臆病な性格のため、ちょっと物音を立てるとすぐに逃げてしまう。車が停まっただけでも、警戒して走り去ってしまうことが多い。写真を撮る場合には、あまり物音を立てないようにする。
|
・ | 肉食動物の方は、車が近づいても気にしない場合が多い。見た目にはおとなしそうな感じではあるが、車を降りて触ってみようなんていう衝動にかられないように。
|
・ | 野生動物にエサを与えてはいけない。とくにサバンナモンキーは、一度エサを与えてしまうと癖がついてしまい、人の手に持っているものまで奪おうとするほど攻撃的にもなる。このような動物はパークレンジャーに処分される運命になるので、このことを考えても絶対にエサを与えないようにしたい。 |
・ | サファリ・ツアーが終わったら、ドライバーとコック(またはエンジニア)に一人一日あたり100ケニア・シリングのチップを渡す。ツアーを十分楽しんだという、感謝の気持ちでもある。もちろんツアーに満足できなかった場合は、チップを払う必要はない。 |