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幻の0号機から4号機まで、カラー写真と詳しい解説で完全網羅しています。



ワイルドキャッツの思い出

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 私が初めてパチスロに触ったのは、大学1年の時でした。

 学校の帰りに友人と一緒にパチンコ屋に行くことになり、その友人を隣にして、ワイルドキャッツの席に座りました。最初はやり方が全くわからず、コインを3枚入れてレバーを叩くところから、教えてもらいました。しかし、「ビギナーズラック」はなく、その日は数千円投入して何も出ずに終わってしまいました。

 後日、懲りずにその友人と一緒にワイルドキャッツを打ちに、同じパチンコ屋に向かいました。まだ、目押しが全然できなかったので、また友人の隣の席に座ります。


 コインを1000円分購入し、数回リールを回していると、友人に「おっ、もう入ってるよ!」と言われました。まだリーチ目の「リ」の字も知らなかった私ですが、どうやらリーチ目が出ていたようです。さらに友人に「7」を目押ししてもらうと…、ファンファーレが鳴り「7」が3つ揃いました。それから「猫踏んじゃった」の曲が軽快に流れてきました。


 わけも分からずレバーを叩いて、ストップボタンを押す、というのを繰り返します。絵柄が揃ってどんどんコインが出てきます。この時には「なぜ絵柄が勝手に揃うのか?」と不思議に思いましたが、フラグが立った時には自動的に絵柄を揃えてくれる(逆にフラグが立たなければ、ビタ押しでもズレる)ということを友人に教えてもらいました。

 ボーナスゲームが終了し、ホールの店員がキーを回してリセットし、ゲーム再開です。すると、数ゲーム消化後、隣に座っている友人が「また入っているよ!」と言い、目押しをしてくれて「7」が3つ揃いました。

 この日は結局4連続でビッグボーナスが入り、パチンコ屋を出た後は友人に食事をおごりました。

 それからすっかりワイルドキャッツにはまってしまいました。平日は「学校の後、パチンコ屋でワイルドキャッツ」というのが生活パターンになっていました。週末も「徹夜で麻雀の後、起きたらパチンコ屋でワイルドキャッツ」という生活パターンでした。「7」や「猫」の目押しもできるようになり、「猫7猫+AAA」、「単チェリー」、「ベルスベり」などのリーチ目もどんどん覚えていきました。

 これだけワイルドキャッツにはまっていましたが、収支は大きくマイナス。当時は一人暮らしで親から毎月仕送りをもらっていたのですが、申し訳ないことにほとんどをワイルドキャッツに費やしていました。食費や衣料費まで削ってパチスロをやる始末です。

 「何とかプラスにしたい」という思いで、コンビニでパチスロ雑誌を購入し、ワイルドキャッツが「貯金方式」であることを知りました。ビッグボーナスのフラグが立っても、「7」を揃えずに貯めこみ、「放出モード」になったら一気に放出する方式です。これを読んで「お金を突っ込んでいる人が席をどいたら、そこに座ればいいのか」とひらめきました。いわゆる「ハイエナ」です。

 またいつものパチンコ屋で、席にすぐに座らず、数十分待ってハマッている人がどいたら、その台に座る、ということをやってみました。しかし、これで勝ったという記憶がありません。記憶にあるのは、その台に座って自分も大金を突っ込んでしまい、あきらめて隣の台に座ったら、逆にハイエナされてしまった、ということです。しかも、1回ではないと思います。

 それでもまだワイルドキャッツにハマっていました。ついにはパチスロ雑誌の背表紙にある中古パチスロ屋から、ワイルドキャッツ本体を購入するまでに至りました。

 その後、ワイルドキャッツの検定取り消しで、お上の調査が厳しくなったようで、いつも行くパチンコ屋のワイルドキャッツも全く連チャンしなくなりました。それに連れて客もワイルドキャッツからどんどん離れていきました。私もそのうちの一人でした。そのパチンコ屋からワイルドキャッツが消えるのも時間の問題でした。


 それから私も色々なパチンコ屋で色々なパチスロを打ちました。スーパーバニーガール、コンチネンタルⅡ、スーパープラネット、スペーススペクター、リノ、ドリームセブンJr.・・・。どれも思い出深い機種です。元々負け癖はあったのですが、特に「集中役」には縁がなかったようで、アラジンやコンチネンタルⅢなどはほとんど手を出しませんでした(手を出しても100%負けました)。


 大学を卒業して4号機が全盛になると、より多くの機種が出るようになりました。勝つためには「リプレイはずし」や「ビタ押し」が必要なものも出てきて、機種の多さも手伝って、私はその手の攻略法に全くついて行けませんでした。あれほど毎日行っていたパチンコ屋も、気が付くと年に数回、片手で数えるほどしか行かなくなってしまいました。

 それから結婚し、子供ができて今に至ります。先日、実家に10年以上放っておいたワイルドキャッツを、ヤフオクに出品しようと自宅マンションまで運びました。サビとホコリにまみれたワイルドキャッツは、コンセントにつないでも、ストップボタンが利かず、切れているランプもあって、遊べる状態ではありませんでした。

 「これでは売れない」と、秋葉原まで出向いてヒューズとスペアランプを購入し、修理を行いました。また、サビ止め剤でサビを取り、雑巾でホコリを拭い去り、久しぶりにピカピカになってきました。電源を入れるとちゃんと起動し、まだ小さな息子が喜んで遊んでいました。

 それから数日後、私は突然「ハッ」と思いました。「ワイルドキャッツは手元に置いておこう」と直感的に決めました。そして、ホームページを作ろうと・・・。

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『ワイルドキャッツ-懐かしの貯金箱パチスロ』 - 製作: 小川 邦久 / ご意見・ご感想
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