耳栓徹底比較

耳栓徹底比較: ホームフィットイヤーサイレンス

イカスタムオーダーメイド耳栓 フィットイヤーサイレンス 特集ページ(2019年1月)
フォームタイプ、フランジタイプの耳栓は耳の中の圧迫感があり、シリコン(粘土)タイプの耳栓はべたついてしまうという欠点があります。また、フォームタイプ、シリコン(粘土)タイプの耳栓は、繰り返しの使用に難があります。これらを解消してくれるのが、カスタムオーダーメイドでシリコン(固形)タイプのフィットイヤーサイレンスです。





Hibermate1 フィットイヤーサイレンスを取り扱っている陶山補聴器で耳型を採取しました。色、つまみ(装着や取り外しをしやすくするためのもの)、フィルター(外部の音を耳穴へ一定量取り込むためのもの)などの選択が可能ですが、私は目立たず睡眠にも使用できる「ラディッシュ(標準色)」、「つまみ無し」、「フィルター無し(完全に塞がった状態)」を選択しました。

Hibermate2 3週間ほどでフィットイヤーサイレンスが届きました。専用の透明プラスチック容器に入っています。

Hibermate3 フィットイヤーサイレンスの形状です。右耳の方に分かりやすように赤い点が記されています。

Hibermate5 フィットイヤーサイレンスを装着した様子です。最初は耳の中に入れづらいですが、慣れてくると比較的短時間で入れることができます。ちなみに「ワセリンやオロナインを使用すると入れやすい」という注意書きも同梱されていました。



フィットイヤーサイレンスの使用感について、まず遮音性はフォームタイプの耳栓をしっかり装着した時よりも若干劣ります。例えばテレビを一定の音量で付けた状態でモルデックスピュラフィットを装着すると、音がほとんど聞こえなくなりますが、フィットイヤーサイレンスでは若干音や声が聞こえます。ただし、フィットイヤーサイレンスも10分程度装着していると耳の汗で密閉されるのか、さらに少し遮音性が上がります。装着感はフォームタイプやフランジタイプの耳栓と違い、耳の奥で圧迫されるような感覚はなく、もちろん痛みはありません。寿命については何回も水で洗って使えることもあり、フォームタイプやシリコン(粘土)タイプの比ではありません。

価格は標準仕様のもので、耳型採取も含めて18,360円(税込)と耳栓にしてはかなりの高額になります。フォームタイプのものが数百個買える計算になるので、繰り返し使えることを考えてもコスト的なメリットは無いと考えて差し支えありません。

ただ、睡眠には十分な遮音性がある上に、耳の中を痛めることが無いという点では、大きなメリットがあると言えます。ここに大きな価値を見出せる人には良い耳栓と言えるでしょう。

フィットイヤーサイレンスについての詳しい説明は、陶山補聴器のホームページに掲載されています。

※上記は被験者個人の独断によるもので、全ての人に当てはまるとは限りません。

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