ホームページのアクセス数アップと誰にでもできる簡単SEO対策ホームページのアクセス数アップと誰にでもできる簡単SEO対策について説明します。※このページは個人の学習用に作成されたもので、内容の完全性については保証しかねます。 1. ホームページアクセス数アップの方法 ホームページを制作して、サーバーにアップしただけでは誰も見に来てくれません。ホームページをより多くの人に閲覧してもらうには、サーチエンジンへの登録、別のホームページにリンクを貼ってもらう、メールでアドレス(URL)を配布する、インターネット広告を利用する、新聞・雑誌等紙媒体での告知などの方法があります。ニュースページ、ブログ、メールマガジンなどはリピーターの確保に効果があります。また、Yahoo!、Googleなどの検索結果の順位を上げること(SEO対策)でも、アクセス数アップが期待できます。 ホームページアクセス数アップの方法例 - サーチエンジンへの登録 いずれのサーチエンジンも、トップページだけ登録しておけば、あとはロボットが自動的にクロールして残りのページを登録していきます。 2. SEO対策とは? Yahoo!やGoogleなどのサーチエンジンにおいて、検索結果で1ページ目に表示されるのと2ページ目に表示されるのでは、クリックされる可能性が大きく異なります。また、同じ1ページ目でも、1番目に表示されるのと、10番目に表示されるのも、クリックされる可能性が大きく異なります。 SEO対策では、HTMLのタグやコンテンツを調整したり、外部からのリンクを増やすなどして、サーチエンジンの検索結果の順位を上げることを目標とします。 2-1 簡単SEO対策(1) - TITLEタグの編集 TITLEタグはSEO対策の中でも非常に重要な要素です。コンテンツ内の重要な単語は必ず入れておきましょう。 単語を多く入れると色々なワードでひっかかる可能性が高くなりますが、ターゲットワードがある場合には、そのワードの「密度」が薄まってしまうため、順位が思うように上がらないこともあります。ターゲットワードを絞ることが大事です。(上記ページでは「タスマニア」というワードがターゲットワード) ちなみに、株式会社など法人のホームページでは、TITLEタグ内は社名や団体名などのみにした方が無難です。「オーストラリア、タスマニアならABCDE旅行社」とすると、オーストラリアやタスマニアのワードで上位に出る可能性はありますが、ABCDE旅行社で検索した場合の検索結果で一番上に表示されなかったり、検索結果に「オーストラリア、タスマニアなら…」と出てしまい、安っぽい印象を与えてしまったりします。 ただし、名前が一般に広まっていない個人業者や中小企業などでは、この手法は有効です。 2-2 簡単SEO対策(2) - METAタグの編集 METAタグの内容はブラウザでは表示されませんが、サーチエンジンのロボットがページを解析する際に参考にして、また検索結果としても表示します。そのため、METAタグもSEO対策上重要な要素の一つです。 <meta name="description" content="xxxx..."> では、ページの内容について記載します。TITLEタグと同様、ターゲットワードを文章内に散りばめることが重要です。 また「タスマニア旅行や現地での観光について詳細を説明しています」とするよりも、「タスマニア旅行・観光」など、文章をすっきりした形(全体の文字数を少なく)にした方が効果が高いと言われています。 <meta name="keywords" content="xxx,xxx,..."> では、キーワードをカンマ区切りで複数個指定できます。ここもキーワード数が多ければ、それだけ検索にひっかかる単語の数は増えますが、ターゲットワードを絞り込みたい場合には、キーワード数を10個程度に抑えた方が効果があると言われています。なお、"keywords"について、「Yahoo!は参考にするものの、Googleは参考にしない」ということも言われています。 2-3 簡単SEO対策(3) - コンテンツの最適化 上のスクリーンショットはタスマニアの旅行情報のページです。 このページのターゲットワードは言うまでもなく「タスマニア」ということになります。 サーチエンジンでこのページを上位に来させるためには、「タスマニア」という言葉をできるだけ沢山使うことです。 たとえば、あるところでは英語表記で「Tasmania」としたりして、表記を色々な形にしてしまうと、効果が薄まってしまいます。できるだけ同じ意味には同じ単語を使うことがコツです。 2-4 簡単SEO対策(その他) ・H1タグ <h1>XXXX</h1>は見出しなどに使用します。このタグで囲まれたテキストは、大きな文字で表示されて、またサーチエンジンのロボットも「重要ワード」として理解します。ただし、このタグをそのまま使うと他の文字の大きさとバランスが取れなくなるなど、デザイン上の問題が発生する可能性が高くなります。 そこで、CSSを用いてH1タグを使っても文字サイズを変更せず、「暗示的に」重要ワードとしてロボットに理解してもらうという手法を取ることもあります。 ・STRONGタグ <strong>XXXX</strong>はフォントを太字にして強調したいときに使います。表示のされかたは<b>XXXX</b>と同じですが、サーチエンジンのロボットはSTRONGワードの方のみ「重要ワード」として理解します。 一般に「効果がある」と言われていますが、TITLEタグやMETAタグなどの効果に比べると、少々わかりづらいです。「やらないよりやった方がいい」程度で考えておくといいでしょう。 ・ALT属性 画像を表示させる<img ...>タグの中に、<img ...... alt="xxx">というように画像の説明を加えることができます。このALT属性もロボットが理解するので、商品画像などには必ずALT属性を入れるようにしましょう。 ・被リンクの数を増やす 例えば、数多くのホームページ(第3者のもの)が、PJのホームページへのリンクを貼っているとすると、PJのホームページは、「被リンクが多い」ということになります。被リンク数による効果はGoogleの方がより高く出るといわれています。 特に、Yahoo!カテゴリに登録されているホームページの、しかもトップページから直接リンクされているページは、Googleでも「重要度が高いページ」と判断されて、検索結果が上位に出やすい傾向があるようです。 ただし、効果の高い被リンクの数を増やすのは、なかなか個人ではできません。 ホームページ制作業者やSEO対策業者などにお願いする必要があります(ただし月数万~十数万円取られる可能性があります)。 2-5 SEO対策の注意点 ・やりすぎに注意 コンテンツにターゲットワードを増やす方法を紹介しましたが、むやみにワードを増やしすぎると、ロボットが「スパム行為」と判断して、逆に検索順位を下げたり、最悪の場合には検索結果から表示しないなどの措置をとられる可能性があります。ターゲットワードを増やす場合にも、「日本語の文章としておかしくない」程度に増やすのがベストです。 また、文字色を「白」にして背景になじませてターゲットワードを羅列したり、コンテンツと関係のない人気ワード(芸能人名、商品名など)を入れたりすると、「スパム行為」と判断される可能性が高くなるので、絶対にやめましょう。 ・SEO対策の最新技術は変わる サーチエンジンの検索順位は日々変化します。ページの内容更新によるものもあれば、表示の優先順位を決定するためのサーチエンジン側の「アルゴリズム」の変更によるものもあります。あるときにはTITLEタグだ最重要だったり、あるときには被リンクが最重要だったりと、不定期に変更される可能性があり、この変更に毎回併せてページの調整をするの大変な作業になります。 このあたりをまとめて行ってくれるのが、SEO対策業者(コスモスでも行っています)ですが、コストが非常に高く、ランニングコストとして月数十万円の費用が発生します。また、専門性の高いページでは、ターゲットワードや文章を依頼者側で作成する必要が出てくるため、作業に手間がかかる上にお金がかかるということにもなってしまいます。 とりあえず、TITLEタグの編集、METAタグの編集、コンテンツの調整の3点をしっかりやるだけでも効果が高いので、これ以上のものを望む場合に、SEO対策業者にお願いするのがいいでしょう。特に対Googleの被リンクについてはそれなりの費用対効果があると言われています。
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