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ADONYS - 日本初のレバノン料理ファーストフード店

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年12月31日
ADONYS - 日本初のレバノン料理ファーストフード店今日、妻と二人で御茶ノ水の通りを歩いていると、見慣れない看板を見かけました。「レバノン料理」と書いてあるのですが、入口を入ってすぐの所に大きなメニュー表記とレジのカウンターがあります。

買い物の用事を済ませた後、どうしても「レバノン料理」が気になってしまった事もあり、そのお店に入ってみることにしました。店名は「ADONYS」で、日本初のレバノン料理のファーストフード店とのことです。

メニューとしては、ケバブのように薄いパン生地で肉と野菜を巻いたサンドイッチで、肉は牛肉と鶏肉があります。写真の見た目にもヘルシーさが伝わってきます。

ADONYS: レジの上のメニュー表
[ レジの上のメニュー表 ]

私が注文したのは「タウークセット(Taouk set / 800円)」で、トマトソースでマリネした鶏むね肉のグリルが入ったサンドイッチに、ポテトとドリンクが付いたものです。妻は鶏レバーの入っている「サウダセット(Saouda set / 800円)」でした。

ADONYS: タウークセット(Taouk set)
[ タウークセット(Taouk set) ]

味の方はほぼ想像通りで、ケバブよりもやや脂身の少ないような感じでした(鶏肉だからかも知れません)。サンドイッチ内にもポテトが入っているので、サイドメニューのポテトはやや冗長な気もしますが、全体としては美味しくいただくことができました。

ちなみに、店内は1階と2階で併せて56席あります。アラビア風の曲も流れていますが、これがレバノンの曲なのかどうかは判断がつきませんでした。

レバノンと言うと、内戦など政情不安のイメージがどうしても先行しますが、こんな感じの店が出てくると、また国のイメージが変わってくるかも知れませんね。



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シリア・レバノンを知るための64章 (エリア・スタディーズ123)
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息子がQremo(クレモ)通学開始

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年12月23日
息子がQremo(クレモ)通学開始小学5年の息子がQremo(クレモ)に通い始めました。学ぶのは「ゲームプログラミング」です。月に2回の通学で、使用する言語(というかソフトウェア)はScratchです。

本ブログでも4年前にScratchの記事を書いています。当時小学1年生だった息子も、基本的なプログラムや簡単なゲームを作れたりはしたのですが、その後は大きな進歩が無く、ここ最近はiPadや3DSでゲームをやるか、ダラダラとYouTubeのビデオを見ているかのどちらかでした。

Qremoについては、たまたま妻が「NHKの番組で見た」ということから、まずは体験教室に行くことにしてみました。そこで息子が久しぶりに本当に楽しそうな顔をしながらプログラミングをしていたので、そのまま正式にQremoに通わせることにしました。やはり、私が教えるよりも、外からの刺激がある方が良いみたいです。

12月からのスタートなので、まだ2回しか通っていないものの、複数の敵キャラと複数の弾が同時に動くシューティングゲームや、複数面のあるジャンプアクションゲーム、「体力」のあるボスキャラが出てくるゲームなど、シンプルではありますが、以前よりもバリエーションを持ったゲームを作れるようになりました。あとはこれらを組み合わせて、ある程度の規模の作品が作れるようになれば、「それなりのレベルまで達した」と言えると思います。

私も小学~中学~高校と、パソコンでゲームを作っては、雑誌に投稿したり、アマチュアのゲーム売り出し会で販売したりもしました。その後、プログラミングに関しては数年のブランクがあり、今でも本業ではないのですが、当時の知識のおかげで、仕事でExcelVBAでプログラムを組んだり、プライベートでもPerlやPHPやJavaScriptで動的なホームページを作ったりするのも、抵抗なくできたりしています。

息子についても、将来プロのプログラマーにならなくても、プログラミングの原理的な所を幅広く理解して欲しいと思っています。原理さえわかっていれば、色々な事に応用が利くからです。

Qremoはとりあえず半年程度は通わせようと思っています。その後どうするかは、状況を見ながら決めていくつもりです。



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2015年個人的3大ニュース

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年12月13日
2015年個人的3大ニュース今年もあと半月ほどで終わってしまいます。年齢的に新たなことにチャレンジするのが厳しくなりつつありますが、今年1年を振り返ってみると、無理のない範囲でそれなりの事をやってこれたようには思います。

2015年の個人的3大ニュースを挙げるとすると、こんな感じになります。

1. ハーフマラソン完走(3月)
2011年に開始した週末のランニングの集大成的な形として、立川シティハーフマラソンに参加しました。レース後半にかなり苦しい場面もありましたが、何とかぎりぎり2時間を切るタイムで完走することができました。ただ、自分には10kmを超えるランニングはオーバーワークなようで、走ることでの「心地よさ」が感じられなくなってしまいます。そういうこともあり、「フルマラソン挑戦」というのは自分の中にはありません。ハーフマラソン後は10kmを超える距離を走ることはなく、自分なりのペースで毎週末5~10kmを走っています。

2. TOEIC900点突破(6月)
6年ぶりにTOEICを受験して、945点(リスニング495点、リーディング450点)でした。20年前のTOEIC初受験以来、初の900点超えです。ここ最近、仕事については英語で困る場面というのはあまりありませんが、プライベートの方で英語の本を読んだり、メジャーリーグ中継を英語で観たりしていると、「理解できない」という事が多々あり、まだまだ自分の英語力を上げていく必要があると感じています。TOEIC後も英語学習は継続中です。

3. サンフランシスコ家族旅行(8月) 家族旅行記ホームページ
久しぶりのアメリカ旅行でしたが、何よりも物価の高さに驚きました。家族3人、日本円換算で朝食に5,000円、昼食に10,000円程度かかってしまいましたが、現地の人に言わせると「普通」とのことでした。イベントとしては、AT&T Parkでのジャイアンツvsアストロズの試合で、青木のプレイを見ることができたのが良かったです。青木は直前の試合で頭部にデッドボールを受けて、この一つ前の試合と直後の試合も欠場だったので、試合に出てきてくれたことだけでも感謝しています。息子は初のアメリカ旅行でしたが、今回の経験が引き金となって、将来的に海外の文化や英語に興味を持ってくれるようになると親としても嬉しいです。それでも、過度な期待はしないようにしています。

あとは、家族全員が大病もなく無事に過ごせたというのが何よりでした。こういう平穏な状況が「当たり前」とは思わず、「幸運」と思いながら日々を過ごしていきたいと思います。



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人生は「失敗(チャレンジ)」でできている ~「7つの習慣」で自分の未来をつくった子どもたち~ | 石川淳悦, 鈴木甲子雄 | 本
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500円ランチパスポート 新橋・虎ノ門

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年10月31日
500円ランチパスポート 新橋・虎ノ門つい最近、「500円ランチパスポート」という本を使い始めました。「新橋・虎ノ門」版の本自体の価格は980円ですが、この本に掲載されている店舗に行き、この本を提示することによって、通常だと大凡700~800円程度のメニューが全て500円で食べられるというシステムです。最低でも4~5回程度使用すれば、もとが取れる計算になります。

最初この本のシステムを聞いた時に、「料理の量が少ないとか、実質500円未満のメニューを『800円』などと表記して、割引感を煽っているだけではないか」と勝手な想像をしてしまいました。しかし、今までに10店程でランチパスポートを使ったものの、本に掲載の写真よりも量が少ないとか、そういった店は皆無でした(「味の方でもう少し頑張って欲しい」という店は正直ありましたが…)。

安いランチを求めるサラリーマンにとっては、とても有り難いシステムではありますが、店側がちゃんと儲かっているのかが心配です。「ランチパスポートでうちの店を知ってもらい、後日他のメニューを注文してもらったり、夜来店してもらったり…」というのを期待している店も多いのではないかと思います。

ただ、私個人の感想としては、ランチパスポートを使っている人は、結局ランチパスポートのお店に行き、ランチパスポートのメニューしか注文しない人がほとんどではないかと思っています。「高くても美味しいランチを」と考えている人とか、夜がっつりと飲食をする人とも客層が違うように思います。まあ、全員とは言わず「数パーセントでもそういう人がいれば」という考えもありますが、このあたりの正確なパーセンテージは不明です(店にもよると思います)。

せっかくですので、今までにランチパスポートで食した料理の写真をアップしておきます。いずれにしても、ユーザーサイドからすると悪く無いシステムです。

←台北風情の台湾らーめん

←故郷味の中華丼

←くるめやの半チャーシューメン

←ジャラナのシングルーカレーセット

←月とんのやきとり丼(並)

←鴻運の豚肉の四川風炒め

←誠義屋のやきとり丼

←天香府の油淋鶏定食

←琥白のチキンステーキ丼




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新橋の旨いランチ50店 とっておきランチシリーズ
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 - 村上春樹

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年9月27日
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 - 村上春樹約2年半遅れで村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。

ストーリー的には、「心が通い合っていると思っていた友人グループからの突然の絶縁宣言」の謎を解くべく、16年ぶりに当時の友人を訪ねて真相を追求していく、という事がベースになっています。この部分だけでも、ワクワクしながら読み進めてしまいました。

ただ、主人公であるつくるの心情の描写を読んでいると、自分の若い頃に体験した事や当時の思考などが記憶として蘇り、不思議と懐かしい気分になったりします(実際には同じような経験をしているわけではないのですが)。これはこの本に限らず、村上春樹のどの小説を読んでも、多かれ少なかれ自分の古い記憶が蘇ってくる感覚があります。

本の後半でフィンランドが場面として出てきます。我が家でも2009年に家族旅行で行ったことがあり、どんな描写がされるのかなと思いながら読み進めていました。人々が普通に英語を喋ったり、ヘルシンキのトラムや中央駅が出てきたりして、こちらも違う意味で懐かしさがこみ上げてきましたが、さすがに旅行記ではないので、フィンランドの風景や文化などに触れた箇所は多くありませんでした。

村上春樹の小説を読むと、毎回「凝り固まった思考が解れる」ような感覚になります。また、次回作も楽しみですね。



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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 | 村上 春樹
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『職業としての小説家』 - 村上春樹著

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年9月21日
『職業としての小説家』 - 村上春樹著私が村上春樹の本を読むようになったのは大学3年でした。大学に入学するまで小説をまともに読んだことは一度もなかったのですが、大学3年のある時期に太宰治の『人間失格』、『斜陽』から小説を読み始めるようになりました。その後、「村上春樹の『ノルウェイの森』を読んでみよう」となんとなく思ったのがきっかけで、それから当時発行されていた村上春樹の小説とエッセーを全て読みきってしまう程、すっかりハマってしまいました。中でも『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の世界観に大変な衝撃を受けたのを、今でも記憶しています。

私は何かと「やりたがり症」な所があって、自分でも色々な文章を書いてみようと思い、大学ノートにエッセイっぽい文章や超短編小説っぽいものを書き綴ってみたこともありました。そのノートは数ヶ月かけて全ページ埋めたのですが、「人に見せられる代物ではない」と考えたこともあり、後の英語学習を兼ねたカナダ(3.5ヶ月間の語学留学)とオーストラリア(7ヶ月間のワーキングホリデー)の滞在を終えた直後に廃棄してしまいました。今考えると、大変勿体ないことをしたものです…。

その英語学習も、もとはと言えば村上春樹のアメリカ滞在エッセイ『やがて哀しき外国語』を読んで、「英語が話せるとかっこいいなあ」と思ったことからスタートしました。英語を使って何かをしたいというような、明確な目標は全くなかったのですが、大学4年の夏休みに突然始めた英語学習は、20年以上経った今でも続いています。

あと、私は2011年から週末のランニングを開始しましたが、これのきっかけは村上春樹の著書とは直接関係なく、基本的には「冬のスキーを楽しむための体力作り」です。ただ、エッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』は、日本語だけでなく英語翻訳版(Kindle版)も購入してしまう程お気に入りの一冊です。

そんなこんなで、私の人生は村上春樹からかなり大きな影響を受けていると言えます。別に崇拝しているとか、そういった類のものではありませんが、私の頭の中に何人かいる「この人は凄すぎる」という人の中でも、トップランクに位置しているのは間違いありません。

その村上春樹が書いた『職業としての小説家』ですが、ちょっと前に紀伊國屋書店が独占販売的な事をやるということで話題になりました。確か『走ることについて語るときに僕の語ること』の中で、電子媒体としての音楽に否定的な記述があったのと、どこかのニュース記事か何かで電子書籍にも反対の立場のような事が書かれていたのを記憶していて(記憶が正しいか定かではありませんが)、「今回もその流れなのかな」と思ってしまいました。

私は紙の本よりも電子書籍の方が好きなのですが、『職業としての小説家』を読むと、あまり紙媒体、電子媒体にこだわらないような内容の事が書いてありました。大体、英語版については古いものから新しい物まで、長編小説についても電子書籍版がそろっています(日本語では長編小説の電子書籍版は、今のところ一冊もありません)。もしかしたら、日本語版の方は出版会社側の事情によるものだけなのではないかと勘ぐってしまいます。

内容としては、以前別のエッセイで読んだ内容と重複しているような所もありますが(本書内でもその事に触れてます)、いずれにしても村上春樹が小説家になったきっかけとか、長編小説の書き進め方とか、色々と興味深いこともあって、それなりのボリュームの本でありながら、あっという間に読み終わってしまいました。私も小さい頃にパソコンでゲームを作ったり、今でもホームページやブログという形でWebツールや文章を公開したりすることがありますが、村上春樹と自分とではレベルに「天と地」程の差があるにしても、「好きだから作品を作り続けられる」という点は、いずれにしてもとても重要だと感じました。

そういえば、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をまだ読んでないので、近いうちに読んでみようと思います。



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職業としての小説家
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火花 - 又吉直樹

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年7月23日
火花 - 又吉直樹話題の「火花」ですが、妻が近所の書店で買ってきたので読んでみました。

私は小説と言えば学生時代に太宰治を数冊と村上春樹をほぼ全冊読んだ位で、他はほとんど読んだことがありません。文学に関しては正直詳しくないです。そんな私でも非常に読みやすく、「次に何が来るんだろう」というワクワク感の中、どんどん読み進めてしまいました。読み終わるのに2日程かかりましたが、読む速度がゆっくりな私としては、異例の早さと言えます。

この本が出る前からピースの又吉はよくテレビで見ていましたし、お笑いのネタ的にも結構好きな芸人ではありました。テレビでも「読書好き」ということはやっていたので、「小説を出した」と聞いた時も、特に驚くようなことはありませんでした。

ネット上ではこの本がかなり前から話題になっていましたが、ただ、まさか芥川賞を取るところまで行くとは思いませんでした。私も「ピース又吉の作品」ということで興味はそれなりにあったものの、本を購入する所までは行きませんでした。しかし、今回の芥川賞受賞で、「これは買って読んでみないと…」と、完全に世間に流される形になってしまいました。

その「火花」ですが、ストーリー展開はもちろんのこと、人の表情・感情や周りの風景などの描写が、とてもうまいと感じました。時折、「あれ?」と思うような、少し強引な話の持って行き方を感じることもありましたが、後の文章を読んでいくに連れて、そのような心の引っ掛かりも「解釈」の中に消えていきました。さすがに、小説終盤の神谷さんの行動には「えっ!」と思ってしましたが、それでもその後の話のやり取りでうまく飲み込むことができました。

あと、「小ネタ」の散りばめ方は秀逸です。主人公と神谷さんの掛け合いなどは、本物のお笑い芸人にしか書けないように思えます。やはり、経験を多く積んでいる人の作品は、その内容にも自然と納得させられてしまいます。

芸術的にどうとか、難しい事はよく分かりませんが、一つの作品としてとても楽しく読むことができました。今回は作者自身の実体験を大きく活かせた内容ですが、次回作がどういう風になるのか本当に楽しみですね。



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火花 (文春e-book)
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自己流の株式投資

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年7月11日
自己流の株式投資今回の記事は株式投資をネタにしていますが、「必ず儲かる投資法」「大きく儲けるやり方」とか、そういった内容ではありませんので悪しからず…。

私が株式投資を始めたのは2003年からですが、当初から「買って、売って」を短期間に繰り返すスタイルは、自分には合っていないと思っていました。性格的にも、株価が下がると「もっと下がるのではないか」と不安になり売却、株価が上がると「もっと上がるのではないか」と買い足す…、なんてことをやって、結局大損を出してしまいそうなのが目に見えていたからです。また、サラリーマンをやりながらの株式投資なので、四六時中チャートとにらめっこをしていたら、本業の方に大きな影響が出てしまいかねません。

また、投資額についても、仮に株価がゼロになっても生活に直接的な影響の出ないレベルに留めています。投資額が大きければ利益が大きくなる可能性もありますが、逆に損失が大きくなる可能性も同時に発生してしまいます。株式投資は、リスクが伴うものであるということは十分認識しているつもりです。

私は株を購入したら長期間保有し続けるのを基本にしていて、配当や株主優待だけで満足という考え方でいます。この方法では短期間に大きく儲けることはほぼ不可能ですが、配当や株主優待だけでも銀行の預金の利子よりも随分と良い利率になるので、少なくとも銀行に全額預けているだけよりはメリットがあると思っています(株を長期間持つ前提だと、短期間の株価の上下はあまり気になりません)。

私が株を購入する時に重要視しているのは以下の点です。

1. その会社の商品やサービスを自分自身が利用していて、その商品やサービスを「良い」と思っている。
2. 借入金が自己資本に対して大きすぎない(貸借対照表をチェック)。
3. 配当がそれなりに出ている(株主優待がある場合には、価値を算出して配当にプラス)。

1.についてですが、これだけで購入できる株の銘柄がかなり絞られてきます。自分がその会社の商品やサービスを気に入っているかだけの判断です。でも、自分が気に入っている商品やサービスなら、少なくとも自分は利用しつづけるし、自分だけではなく他にも同じような事を考える人がいるのではないかという考えもあります。逆にいくら評判の良い会社でも、直接自分がその会社の商品やサービスを利用してない場合には、株を購入することはありません。

2.は貸借対照表の負債と資本の数字のバランスです。いくら好きな商品やサービスを提供している会社でも、借金が莫大な会社の株を買うのは怖いです。

3.は株を「塩漬け」にしておく人にとっては重要なファクターです。特に外食系の会社の株主優待は、自分にとって価値が高いので、少しプラス目に考えています。

あとは直近の株価の動きを参考にして、指値で「やや低め」の所を狙って株を購入します。ただ、実態に比べて株価が高いと感じた場合には、無理には購入しません。さらに大枠の考え方で、(大きなニュースなどで)株価全体が一時的に大きく下がった後は「何か株を買おうかな」と候補の銘柄の株価動向をチェックし、何もなく株価全体が高値安定している時にはあまり積極的に株を買うようなことはしません。

なお、株を手放すタイミングは、自分がその会社の商品やサービスが好きでは無くなってしまった時や、自分の株価期待値と実際の株価のずれが大きい時(急に期待値を上回る程株価が高くなったり、逆に思ったよりも株価が上がらないまま継続しそうになったり)などです。ただ、株の所有期間はほとんどの場合年単位です。

株式投資については色々な手法があるとは思いますが、私のやり方の特徴は、基本的に「主観」に重点を置いていること、参照する情報やデータが最小限であること、四六時中チャートとにらめっこする必要がないことなどで、つまりは「面倒くさくない」という点がポイントです。大きく儲けたいという人には全く向かないですが、株を購入した会社を「より一層応援していきたい」という気持ちにはなります。

ちなみにですが、私の2003年からの投資実績は、一応プラスにはなっています。プラス分は全て旅行や買い物で消えていますが…。



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ペヤングソースやきそば販売再開

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年6月14日
ペヤングソースやきそば販売再開昨年末に虫の混入騒ぎで販売停止まで追い込まれた「ペヤングソースやきそば」。私達の世代では「四角い顔」のコマーシャルで、長年定番の商品でした。

そのペヤングソースやきそばが、6月8日に販売再開となりました。私が購入したのは、それから3日後の6月11日。発売当日は「売り切れ続出」のような報道がありましたが、それから3日後の時点では、近所のコンビニエンスストアで普通に購入できました。

以前は蓋が凹凸のあるプラスチック製で、蓋の角に空いた穴から湯切りを行う形になっていました。現在のパッケージは、蓋のデコボコ感が印刷された蓋(実際には平坦)になっていて、それを剥がすと湯切り用のフィルムがパッケージに貼ってあり、以前よりも安全に湯切りができるようになっています。

味の方は、多分以前と変わらないと思うのですが、湯切りのタイミングを間違えたのか、少々薄味になってしまいました。それでも、軽くお腹を満たすには、十分な味と量でした。それ以外、中身についてはいつもと変わらず、特筆すべき点はありませんでした。

工場の方も大きく改善されたようなので、品質面では安心なのではないでしょうか。今後もカップ焼きそばの定番として頑張ってほしいです。



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ペヤング やきそば 120g×6個
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最近牡蠣(かき)にハマってます

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2015年4月25日
最近牡蠣(かき)にハマってますここ最近、牡蠣(かき)を食べる機会が増えています。きっかけは、フラッと入ったOstrea(オストレア-新橋)というオイスターバー。ここで食べた生牡蠣のセットが非常に美味しく、同じ「生牡蠣」でも取れる場所や種類によって味が全く異なるということが分かりました。

その後、かき小屋(新橋)、北海道厚岸(日本橋)という店に行き、どちらも牡蠣をたらふく食べました。

私が牡蠣好きになったきっかけは、大学3年の北海道ドライブ旅行です。それまでは魚介類全般がダメでした。

厚岸(あっけし)を運転している時にちょうどお昼になり、たまたま入った料理店で、牡蠣フライ定食が「お勧めメニュー」となっていました。「せっかくなので食べてみよう」ということで注文したのですが、今までに食べたことのない味と食感で「ものすごく美味しい!」と思いました。それまでも牡蠣フライは何度か食べた事があったのですが、スーパーで売っているような物は、独特の味やザラザラするような食感があって、あまり好きではありませんでした。しかし、厚岸の牡蠣フライは味や香りが新鮮で、食感もザラザラ感は全くなく、中身は逆にクリーミーで、とても美味しく食べることができました。

それから牡蠣フライは好物になり、スーパーの牡蠣フライでも普通に食べられるようになりました。その数年後に生牡蠣を初めて食べて、こちらもすっかり好物になってしまいました。これがきっかけで、刺し身や寿司など、他の魚介類も「美味しい」と感じるようにもなりました。

牡蠣については食べる他にも、牡蠣の本も読んだりして知識を深めています。これからも色々な種類の牡蠣を食べて、味や香りだけでどこ産の牡蠣か当てられる位になれると嬉しいです(道のりは長そうですが)。

ここ最近食べた生牡蠣、牡蠣料理の写真をアップしておきます。

Ostrea(オストレア)の生牡蠣セット
[ Ostrea(オストレア)の生牡蠣セット: 産地で味が違います ]

かき小屋のお通し
[ かき小屋のお通し: 一斗缶のような容器に酒蒸しの牡蠣とムール貝が入ってます ]

北海道厚岸の生牡蠣セット
[ 北海道厚岸の生牡蠣セット: マルえもんという品種のサイズ違いのセットです ]

北海道厚岸のカキのグラタン
[ 北海道厚岸のカキのグラタン: 直前にバーナーで表面を炙ってくれます ]

北海道厚岸のカキのルイベ
[ 北海道厚岸のカキのルイベ: 凍ったままの状態で食べます ]

北海道厚岸のカキフライ
[ 北海道厚岸のカキフライ: 現地の物同様で大粒です ]





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世界の牡蠣事情 2005ー2010 世界14カ国、あなたの知らない牡蠣のすべて
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