ツアーは、サントドミンゴ教会(Iglesia de Santo Doming)からスタート、この建物はインカ帝国時代には太陽の神殿=コリカンチャ(Qorikancha)と呼ばれる太陽の神殿で、スペイン人の征服により上部が取り壊されて教会を建ててしまった。しかしその後大地震があり、上部の教会はもろくも崩れ落ちてしまったが、下部のインカ時代からの土台はびくともしなかった。「剃刀1枚通さない」と言われる、インカの石材建築だが、確かに石と石の隙間に剃刀を入れるのは不可能なように思える。そんな昔によくそのような技術があったものだ。
[ Qorikancha ]
[ Plaza de Armas ]
続いてアルマス広場(Plaza de Armas)そばのカテドラル(Catedral)。ペルーの教会では、キリストが血だらけになって十字架に張り付けられた像を多数見ることが出来る。ヨーロッパの教会では見ることの出来ないような、血なまぐさいものだ。リマには首の切断されたキリスト像なども見ることが出来るが、この残酷性は文化の違いで言い表せるものなのだろうか。