コンテナヤード(CY)から乙仲さんまでの物の流れコンテナヤード(CY)から乙仲さんまでの物の流れをまとめてみました。※このページの文章は2010年に自己学習用として作成されたもので、内容の信頼性、完全性は保証しません。 1) コンテナヤード(CY)内でクレーンを使って船からコンテナを下ろす。コンテナは20フィートと40フィートの2種類。コンテナは4段積みの高さまで上げられる。コンテナ1台の積載重量は20t程度。本来もっと積めるはずだが、日本の道路交通法の関係で、これ以上の重量だとトラックで運べなくなってしまう。ちなみに20フィートのコンテナ自体の重量は2t程度、40フィートは3tちょっと。 2) CYにて税関検査。通常は書類審査のみだが、たまに実物の検査をすることがある。 3) コンテナ用のシャーシを付けた乙仲さんのトラックに、そのままコンテナごと乗せる。ただし、CY内の大型のクレーンやフォークリフトなどを利用して、高く積まれたコンテナから取り出す作業が必要なため、事前に予約が必要。 4) 乙仲さんの倉庫でコンテナを開けて、混載された物を取り出し(デバン)、倉庫に保管する。ちなみに、空になったコンテナは、再びトラックでCYに返す。 5) 乙仲さんの倉庫から物を取り出し、トラックに積んで客先に配送。乙仲さんのトラックを使うこともあれば、別の運送会社のトラックを使うこともある。
・貿易用語学習メモ ・コンテナヤード(CY)から乙仲さんまでの物の流れ ・中国コンテナ船サーチャージ(GBF,BAF,FAF,YAS,EBS)の意味と金額例 ・B/LとExpress B/Lの違い ・B/L修正の手順例(日本に輸入で本船が現地出港済みの場合) |