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パソコンによる会計ソフトを利用した記帳指導

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2009年11月5日
パソコンによる会計ソフトを利用した記帳指導今日は練馬西青色申告会で開催された「パソコンによる会計ソフトを利用した記帳指導」に行ってきました。

記帳については昨年のうちにWEB広告による収入が増えたことから、既に簡易簿記的なやり方を始めてはいました。「~的」と書いたのは、自分で簡易簿記関連の本を何冊か購入して、Excelを使って自分なりに記帳していたからで、本当に「誰からも突っ込まれない」ものかどうかはあまり自信がありません。今年の10月15日に正式に個人事業開業となったことから、新たに事業専用の銀行口座を開き、「現金預金出納仕訳帳」のシートを作りましたが、「できることなら青色申告の65万円の控除を得たい」ということで、近いうちに複式簿記を取り入れた正式な記帳に移行する予定でいます。

しかし、会計の素人には、複式簿記をゼロから習得するのは、時間もかかりますし、なかなか難しいものです。そこでパソコンの会計ソフトを用いた方式でやってみようというのが、今回の記帳指導に参加した目的です(ちなみに今回の講習会は税務署が正式に委託したもので参加無料です)。

合計5回開催される記帳指導ですが、税務署からのお達しで連日の受講は認められず、最短の間隔でも「週1回ずつ」ということになっています。今日はその1回目でした。1回1時間とあまり長くはありませんが、担当者と1対1で受講できるので、分からないところはすぐに質問できたりして、なかなか有用な講習会となりました。

今回は記帳に関する基本的事項の説明で終わりましたが、メモ代わりに今回新たに得られた知識を書いておきます。

・振替伝票の記入(起票)は省略して構わない。
 →特に1人でやる分にはこの作業(特に伝票を紙として作成する作業)は不要と思ってました。面倒なのでよかったです。代わりに会計ソフトに直接取引データを入れる形になります。

・経費ではない家事上の支出は「事業主貸」として資産計上。
 →どうやって処理するのかと思いましたが、資産として計上するんですね。というか、事業用の現金や預金から分けるという解釈ですね。

・預金利息などは事業以外の収入なので、「事業主借」として負債計上。
 →「後で家計に戻さなければいけないお金」ということで、「なるほど」と思いました。

・例えばネットワーク構築サービスで、「ルーター+作業費」を売上に上げる場合には、新たに購入したルーターは、「仕入」ではなく「材料費」などとして処理する。
 →「仕入」とすると、仮に使わなかった(または使えなかった)場合に棚卸の必要が出るため、とのことです。

・自宅マンションの一室をオフィスとして使っている場合、火災保険料を「損害保険料」として一部経費に計上できる。
 →あまり大きな金額にはなりませんが、知っておいて損はなさそうです。

・自宅マンションの一室をオフィスとして使っている場合、固定資産税を「租税公課」として一部経費に計上できる。
 →こちらはそこそこの金額になるので、今度の確定申告時にはしっかりと計算に入れたいと思います。

・売上から引かれた「源泉徴収」は、「租税公課」に計上せず、確定申告書の「源泉徴収税額」に含める。
 →「租税公課」に入れる方式は、「源泉徴収された上で、残りを所得として課税されるのは、二重課税にならないのか?」と思ってました。確定申告書の源泉徴収税額に含める方式なら納得できます。

・領収書があれば出金伝票は特に必要ないが、電車代などの領収書の出ない交通費は、メモなどを出金伝票の代わりにして処理できる。
 →今まで電車代は「領収書も何もなくても、社会通念上の金額(最短距離の料金)がわかればいいだろう」と勝手に思っていました。これからは日付、行き先、金額などをメモ書きして残しておきます。

あと、記帳内容とは直接関係ありませんが、「やよいの青色申告」でも毎日の記帳ができることを、今日初めて知りました。「~の青色申告」という名前から、「合計値から青色申告の計算書を印刷する」だけの機能だと勘違いしてました(よく考えると、そんな訳がないですよね)。もともと「弥生会計スタンダード版」を購入しようと思っていたのですが、私の場合には「やよいの青色申告」で問題なさそうです。これでソフト代が2~3万円浮きます。

さっそく「やよいの青色申告」の体験版をダウンロードしてみました。64ビットOSには非対応のようなので、デスクトップPCではなく、先日購入したネットブックの方にインストールして試してみようと思います。



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Windows 7 Starterのネットブック FRONTIER FRNU305

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2009年11月2日
Windows 7 Starterのネットブック FRONTIER FRNU305今後、外出先でパソコンを使う必要があることを見込んで、ネットブックを購入してみました。Windows XPとWindows 7 Starterのどちらにするか迷いましたが、近所のヤマダ電機で売っていた、FRONTIER(フロンティア)というブランドの「FRNU305」というWindows 7 Starterの機種に決めました。価格は34,800円でこれに18%ポイントが付いてきましたが(実質28,536円)、Windows XPのネットブックでもここまで安い機種は見かけませんでしたし、一応Windows 7シリーズということで「長く使えるのではないか」という期待を込めての購入となりました。

ちなみにFRNU305のスペックは以下の通りです。

CPU: インテルAtom N280(1.66GHz)
OS: Windows 7 Starter
メモリ: 1GB
HDD: 250GB
ディスプレイ: 10.1インチワイド(1024x600)LEDバックライト
ネットワーク: 10/100Base-TX 無線LAN IEEE802.11b/g
本体サイズ: 266x188x31mm
本体重量: 1.28kg(バッテリー含む)
外部ポート: D-subx1、USB2.0x3、カードリーダー
バッテリー持続時間: 約3.5時間

メモリが「1GB」で、しかも「メモリ交換不可、増設不可」というのが気になりましたが、私が求めていたホームページの閲覧やテキストエディタでの編集、辞書ソフトの利用程度では、メモリ上限に届くようなことはなく、いたってサクサクと動作してくれました。

インストールしたソフトは、Microsoft Security Essentials(無料のウィルス対策ソフト)、OpenOffice(無料のOfficeパック)、FFFTP(無料のファイル転送ソフト)、EmEditor(無料のテキストエディター)、EBWin(無料の辞書データ閲覧ソフト)、と全て無料ソフトです。これだけでも色々な種類の作業ができてしまうものです。

私にとっては2台目のPCで「サブ機」としての利用を考えていたので、機能的には申し分ありませんでした。ただ、メイン機とするには、やはりスペック不足は否めないと思います。

例えばYouTubeの動画を閲覧するにも、「HQ」なら何とか見ることができますが、「HD」だとコマ送りのようになってしまいます。Media PlayerもWMA形式の音楽の再生や、640x480程度の動画の再生なら問題ありませんが、DVD程度の解像度の動画再生にはかなり無理があり、フルハイビジョンのAVCHD形式に至っては、映像がスローモーションのようになってしまう上に、音声が再生されませんでした。あと、外付けの光学ドライブを取りつけても、DVDの再生はできないようです(外付け光学ドライブは購入していないのでチェックできてませんが)。

以前、「Windows 7 Starterは、アプリケーションを3つまでしか同時起動できない」と聞いていましたが、これはWindows 7発売前の段階で撤回されたようで、ちゃんと5つ、6つ起動させることも可能でした。私が使うようなソフトなら、この程度の起動でも動作の上では全く問題ありません。

同じヤマダ電機の中でも、大手メーカーのネットブック(Windows 7 Starter)に比べて3~4割も安いので、思わず店員さんに「何か隠れた欠点でもあるんですかね?」と聞いてしまいましたが、店員さんは「ネットブックとしては十分な性能だと思いますよ」と言っていました。今のところは欠点らしきものは見当たらず、性能にも非常に満足していますが、あとは故障なく何年も持ってくれれば完璧だと思います。ちなみにFRONTIERは日本の会社(山口県にある株式会社KOUZIRO)のブランド名ということは知りませんでした。



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KUNISAN.JP個人事業化

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2009年10月26日
1997年に「タスマニアへの道標」で個人ホームページの制作を開始し、2002年には独自ドメイン「KUNISAN.JP」を取得して、今までどんどんコンテンツを膨らませていきました。そして、2009年10月15日に練馬西税務署に行き、「KUNISAN.JP」を正式な屋号として個人事業の開業届を提出しました。

長年、KUNISAN.JPのトップページ("http://kunisan.jp/")は、リダイレクト状態("http://kunisan.jp/kuni/"へ自動的にジャンプ)でコンテンツはありませんでしたが、今回の個人事業化を機会に「事業案内」を掲載するようにしました。

KUNISAN.JP事業案内:
http://kunisan.jp/

KUNISAN.JPでは、当面以下の4つの事業を中核として活動します。

1.WEBコンテンツ事業
2.パソコンサポート事業
3.ホームページ制作事業
4.翻訳事業

まず、WEBコンテンツ事業ですが、「ホームページ上に広告を掲載することで報酬を得る」といういうもので、現状ではこれが収益の中核を成しています。特にウェブサービスを利用した仮想ショップ系サイトの収益が高いのですが、この状態がいつまで続くのかは正直なところ分かりません。将来的に収益が倍になることもあれば、逆に半分以下になる可能性もあると思います。半年先位までは急にダメになることもないとは思いますが、2~3年後となると全く読めません。ただ、「稼げるうちに稼いでおく」という発想で、コンテンツやサービスの拡充は続けるつもりではいます。この事業の良いところは、いったんホームページを作り込んで軌道に乗ってくれば、あとは何もしないでも自動的に収入が入ってくるところです。家賃収入や本や音楽の印税収入と似ているところがあるかもしれません。あと、趣味の延長で楽しみながらコンテンツを作成できるのも良い点と言えます。

続いてパソコンサポート事業ですが、自宅のある練馬区を中心に出張サポートを行うつもりでいます。パソコンのトラブル解消から、パソコンのセットアップや部品交換、ネットワーク構築、周辺機器取り付けの他に、プライベートのパソコン講習なども考えています。今はまだサービス内容や料金体系等を含めて準備段階で、11月~12月中に正式にサービスを開始しようと思っています。

ホームページ制作については、以前にも某会社や某非営利団体からの依頼を受けて仕事をしたことがあります(いずれも規模の小さなものでした)。自分一人でホームページを制作する分には今のスキルで特に問題はないのですが、今後は分業化が進む可能性も考えられるので(ある部分は外注したりなど)、他の人にも作業がしやすいようコーディングを「WEB標準」に沿ったものにする必要があります。私が今まで作ってきたホームページは「ホームページとして閲覧できればいいや」的な、ある種いい加減なコーディングなので、これを機会にちゃんと勉強しなければいけないと思っています。ホームページ制作については、依頼があればすぐにでも請け負うことはできますが、正式に事業として開始するのは来年春位になると思います。ホームページ制作そのもの以外にも、SEO対策やカウンセリングなどもこなせればと思っています。

最後の翻訳事業については、「KUNISAN.JP翻訳サービス」で既に開始した他(まだ注文ゼロですが…)、翻訳会社とのフリーランス契約で請け負う予定でいます。翻訳会社とは今のところ2社接触していて、書類審査はどちらも合格、そのうちの1社は先週末にトライアルにも合格して、正式にフリーランス登録されました(もう1社はトライアルの結果待ちです)。いずれにしても、工業系・技術系文章の英日&日英翻訳に特化しています。

今後は会計・納税やWEB標準の学習など、準備しなければいけないことが多々ありますが、1年以内にはある程度軌道に乗せられるようにしたいです。最初は「何でも屋」的に色々なものに手を出しつつ、その中で収益性の高いものについては拡張し、低いもの(または無いもの)については切り捨てていきながら、全体としての形を整えていけたらと思います。将来的に事業が軌道に乗ったところで、法人化も視野に入れていくことになると思いますが、まあ、あまり先のことはそんなに考えないようにします。まずは「(休日以外)毎日忙しくする」ことが目標です。

そういうことで、私の方で何かお手伝いできることがあれば、気兼ねなくご連絡ください。



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住民基本台帳カードと電子証明書の取得

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2009年1月24日
住民基本台帳カードと電子証明書の取得確定申告を自宅のパソコンから行える「e-Tax」。実は2007年の医療費が10万円を超えたことから、昨年の確定申告時に既にe-Taxソフトウェアの申し込みとインストールは完了していたのですが、住宅ローン控除だけでも控除額の上限に達していたため、結局医療費控除を受けることはできませんでした。そのため、作成したデータは送信されることなく終了してしまいました。

今年は納税でのe-Tax再挑戦になります。e-Taxソフトウェアの更新が完了した翌日の1日20日に、早速確定申告書のフォームにデータを打ち込んでみました。データの入力は比較的すぐに完了したのですが、作成した書類が「送信可能」になりません。

よくよく調べてみると、書類送信前に「電子証明書」で署名する必要があることが分かりました。しかも電子証明書は市区町村で行っている「公的個人認証サービス(手数料500円)」以外は高く、さらにこのサービスを受けるためには役所で「住民基本台帳カード(ICカード)」を発行(手数料500円)してもらう必要があるとのことでした。

ということで、昨日会社を休んで練馬区役所に行ってきました。区のホームページには「申請から交付まで1~2週間かかることがあるが、場合によっては即日発効可能」という旨の、何だかよくわからない文章が掲載されていました。しかし、実際には30分程度で住基カードの発行は完了し、続いてパスワードの設定と電子証明書の登録をして終了しました。申請から交付までは1時間程度でした。

「カードリーダーはうちにあるから、あとは電子署名をするだけで確定申告の準備は完了だ」と思ったのですが、手持ちのカードリーダーが住基カードを認識してくれません。またまた調べてみたところ、住基カードは「公的個人認証対応」のカードリーダーライターでないと読み取ってくれないことが分かりました。手持ちのものはSuicaやEddyカードしか読み取ってくれないタイプのものでした。仕方がないので急きょアマゾンで公的個人認証対応のカードリーダーライター(日立製)を購入しました。2000円ちょっとの出費です。

そして本日カードリーダーライターが到着。確定申告書類の電子署名にも成功しました。あとは2月16日の申告期間開始を待つばかりです。

それにしてもe-Taxの手続きは非常に面倒です。初回e-Tax利用時に最大5000円の控除が得られるということですが、カード発行等の手数料とカードリーダーライターを合わせると、最低でも3000円ちょっとの出費になります。たかだか2000円弱のためだけにこれだけの苦労をするのは割に合わないかも知れません。

パソコンの操作にそこそこ精通していないと、e-Taxの利用はかなり厳しいと思います。ただ、1回手順を踏んでしまえば後は楽になると思うので、次回以降に向けての学習ということで仕方なく納得しています。



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