サンフランシスコのんびり家族旅行
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2015年8月12日(水曜日) サンフランシスコ・ジャイアンツの青木を応援


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[ 朝食のターキーサンドイッチ ]
 朝、4時半位に目が覚める。日本から持参したタブレットでネットをチェックしたり、昨日空港のインフォメーションセンターでもらった地図で市内の公共交通機関の経路を調べたりした後、6時半にシャワーを浴びる。8時に宿を出て、近くの食堂のような所で朝食を取ることにする。注文したのはターキーサンドイッチでサラダも付いて約9ドル(約1,125円)。妻はフレンチトースト、息子はチーズバーガー。さらにコーヒー2杯と牛乳1杯にチップ15%込みで約40ドル(約5,000円)と、朝食からかなりの出費となった。ただボリュームはかなりのもので、家族全員が満腹を超えるような状態だった。


[ 止まれ(STOP)標識兼バス停 ]
 再び宿に戻った後、トイレを済ませて宿を出た。宿から歩いて3分ほどのバス停で43番のバスに乗り、10分程の所にあるフォレストヒル(Forest Hill)で地下鉄に乗り換える。ちなみに、サンフランシスコでは、「止まれ(STOP)」の標識がそのままバス停になっていることが多く、初めての人だと「バス停はどこ?」となってしまう。

 行き先はサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地であるAT&T Park。もちろん、野球観戦が目的で、事前にStubHubという二次流通の電子チケットサービスでサンフランシスコ・ジャイアント対ヒューストン・アストロズのチケットは購入済み。中でも日本人選手の青木を近くで見たいということで、レフト側の外野指定席にしておいた。通常1枚あたり30ドル程度(3,750円程度)だが、StubHubでは1枚あたり19.88ドル(2,485円)で購入することができた。


[ Tの番号のトラム ]
 フォレストヒルから"T"の番号の地下鉄(トラム)に乗ると、そのまま地上に出て、AT&T Parkのすぐ近くの駅まで行ける。地下鉄の中でもジャイアンツの帽子をかぶったり、Tシャツを着たりしている人をちらほら見かけた。


[ AT&T Parkのゲート ]
 AT&T Parkに到着。試合開始の12時45分までは2時間ほど時間があったので、まずは球場の周りをぐるりと探索。ジャイアンツのグッズショップがあったので中に入ってみた。青木は2015年にジャイアンツに移ってきたばかりということもあってか、ユニフォームやTシャツで"AOKI"の名前の書いてあるものは見つからなかった。ここでジャイアンツのTシャツ1枚と帽子を1つ購入した。

 入場は海沿いにあるバックスクリーン付近のゲートから。かばんの中身をチェックされた後、レフト側の外野席に向かった。外野席は背もたれのない長いベンチのようになっていて、席番号の刻印がされた小さな金属プレートが等間隔で取り付けられている。購入したチケットの席は左中間の一番深い所。日本から「青」「木」とプリントしたA4の紙を持参したが、この文字の大きさでは青木が観客席側を見ながら守備位置に付く時でも気づいてもらえなそうだ。


[ AT&T Park内の通路 ]
 まだ試合開始まで時間があったので、球場内の売店が並ぶ通路を歩いてみた。喉が渇いたので飲み物を飲もうと思ったが、売店のコーラが6.5ドル(813円)、アルミ缶に入ったビールが10ドル超(1,250円超)と、日本の球場に比べるとかなりの高額であることにびっくりした。ソフトドリンクもビールもサイズが特別に大きいわけではなく、日本のものとあまり変わらない。売店の他に自動販売機もあって、こちらでコーラの500ml(?)ペットボトルが3ドル(375円)だったので、とりあえずはこれで済ますことにした。あとは塩味のポップコーン(3.75ドル=469円)を購入。


[ AT&T Parkのバッスクリーン ]
 天気は雲ひとつ無い快晴で、日差しが顔や腕の皮膚に突き刺さるような感覚がある。そんな中、スマートフォンで写真を取り、球場内のWi-Fi(無料)に接続してFacebookにアップしたりしながら、試合開始を楽しみに待っていた。


[ レフトを守る青木 ]
 青木は3日前の試合で頭部に死球を受けて途中交代しており、前日の試合では検査のために出場していなかった。しかし、今日の試合では、スタメン発表に青木が打順1番レフトで出ることが発表されて安堵した。家族一同、日本人以外のメジャーリーグ選手に詳しくないこともあり、青木が出るのと出ないのとでは、楽しみが全く違う。

 球場全体の観客席がほぼ埋まった中、試合が始まった。青木は日本の衛星放送で見ていた通りに、レフトの守備位置にいる。


[ バッターボックスの青木 ]
 1回裏、青木の初打席はショートゴロだった。3回裏の2打席目はショートフライだった。4回の守備で、フェンス際でフライをキャッチするファインプレーがあったが、その時に先日の死球の時の後遺症と思われるめまいを感じたらしく、そのまま別の選手と交代になってしまった。結局「青」「木」のA4用紙に気づいてもらうことはなかった。

 試合中に6ドル(750円)のレモネードを購入。しばらくしてからトイレに行き、席に戻る途中の売店で、"AOKI"の文字の入ったTシャツを発見した。一瞬迷ったが、結局購入してしまった。32ドル(4,000円)とかなりの出費だが、実際に現地で購入した物のみやげ品としては悪くないだろう。試合中の出費はこれだけで、朝食がヘビーだったこともあり、昼食無しでも家族の誰もお腹が空かなかった。

 試合は、アストロズのラスマス(Rasmus)とラウリー(Lowrie)のソロホームラン2本で、アストロズの勝利で終わった。ジャイアンツの打線はいいところが無かったが、打順3番のポージー(Posey)が打席に入ると、毎回観客席から大きな歓声が上がっていた。


[ AT&T Parkの外野席 ]

[ わた菓子売り ]

 息子が西武ライオンズのファンクラブ会員ということもあり、西武ドームにはよく一緒に足を運ぶものの、やはりメジャーリーグと日本のプロ野球では、観客席の雰囲気が全く違う。周知の通り、メジャーリーグではラッパや太鼓を使った応援は無く、応援歌やチャンステーマのようなものも無い。観客が一斉にジェット風船を飛ばしたり旗を振ったりすることも無い。ただ、客席からのやじやブーイングが選手によく届く。ジャイアンツの熱心なファンが、センターを守るアストロズのラスマスに向かって、執拗にやじを飛ばしていて、ラスマスもそれに対して嫌々ながらの反応を見せていた。


[ コカ・コーラ瓶のオブジェ ]

[ AT&T Parkのバックスクリーン裏側 ]


[ ベイブリッジ ]
 試合後は日焼けで顔や腕がヒリヒリしてしまったが、今回の旅行のメインイベントの一つが終わってとりあえず一安心。まだ、日が暮れるまではまだ時間があったものの、時差に体が慣れきっていないということもあり、市内観光などはしないで、そのまま宿に戻ることにした。


[ ホール・フーズ・マーケット ]
 トラム、地下鉄を乗り継いで、宿の近くの停留所で下車した。そこから近くにある、ホール・フーズ・マーケット(Whole Foods Market)という、オーガニック食品をメインに扱ったスーパーで今日の夕食と翌日の朝食を調達することにした。サンドイッチやベーコン、チーズ、フルーツ、牛乳、水などを購入。全部で約65ドル(約8,125円)だった。


[ 夕食のサンドイッチとフルーツ ]
夜はサンドイッチとフルーツのみ。サンドイッチだけでもすごいボリュームで、これまた満腹以上になってしまった。

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