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コンドルは飛んでゆく
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製作: 小川 邦久

6日目 その(2) 2000年5月3日(水曜日)墓地跡


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[ Goldsmith Workshop ]
 遊覧飛行の後、バスで墓地跡へのツアーに出た。墓地跡に行く途中、陶芸工房と金精製現場を観光した。金の精製は重労働。まず金鉱石を粉砕機で砕き、左の写真の様に丸い岩にシーソーのような板を付けたものの下に置き、その岩を揺らしてすり鉢のように石を細かくしていく。粉のようになったら皿の上に取り出して、手で揺すり密度の大きい金が皿の底にたまっていく。この金を取り出して水銀と混ぜて布でこすとアマルガム(金と水銀の合金)ができる。これに熱を加えて水銀を蒸発させると純度の高い金を抽出できる。バケツいっぱい約30kgの鉱石から、たった1gの金しか取れないらしいが、一応これでも割にあうのだろう。

 墓地跡に着いた。砂漠の所々に日よけのような屋根があり、その下に本物の骸骨が放置されている。中には頭蓋骨に髪の毛のついたものや、子供のもの思われる小さい骸骨もあり、非常に生々しい。ツアー参加者の一人が気分が悪くなってしまったが、悪路でのバスの揺れに加えてこのような風景ではとても新鮮な気分ではいられないだろう。それにしても、どの骸骨も非常に保管状態がいい。ガイドの話だとナスカ地方は雨が全く降らない砂漠地帯で、昔は屋根がなくそのまま放置されていたらしい。ところがラニーニャ( 南米大陸西沖の太平洋の海水温が以上に下がること。エルニーニョの逆)など最近の異常気象の影響で、1年に1〜2度雨が降るようになってしまったため、屋根をつけるようにしたとのこと。またこの墓地を荒らす者が出てきたため、現在ではガード2人が勤務しているが、日が暮れると家に帰ってしまう。さすがに夜は怖くて誰も近寄れないか?



[ Cementerio ]

 バスに乗り込み、この墓地跡ツアーで一緒だったイスラエル人女性グループと話した。彼女たちは大学卒業後の長期休暇できているとの事で、約3ヶ月の日程で南米を旅行しているらしい。このうちの一人に「どれぐらい休みを取って来てるのか」、と聞かれて「2週間」と答えると、予想した通り「そんな短い休暇で来たの?」と言われた。同じ事を日本人に言うと必ず「そんなに休みを取って会社大丈夫か?」と言われるのとは対象的だ。ペルーで会った欧米人は短くても1ヶ月程度、長い人では1年以上も旅行している。一応「日本人は忙しいから、1週間の休みだって取れない人が多い」と説明した。
 ただこれをそのまま受け止めて、「日本は休みが取れない国なんだ。他の国はいいよな」なんて思ったりはしない。長期旅行をしている欧米人の多くは無職の身であるか、旅そのものが仕事であるフリーライターなどである。欧米では日本よりは休暇は取りやすい環境にあるが、仕事につけば彼らも結構忙しく、何ヶ月も旅行に出るなんてことはやらなくなる。ただし、日本人のように短期間で無理やり詰め込みの旅行というのもやらない。彼ら曰く「それでは休暇を取った意味が無い。のんびりできないではないか」

 ナスカの全ツアーが終了。午後1時半のリマ行きのバスに乗ったのだが、ツアーが押してしまい、昼食を取らずにバスに乗り込んだ。その後軽食は出たのだが腹は満たされず。リマに着いたのが8時でもう暗くなってしまい、外出はあまりしたくなかったので結局一日まともに食事ができなかった。


[ Michelle Inn ]
 またリマ到着初日に泊まったホテルに戻ってきた。キッチンにホテルのオーナーのおばさんと友人が座って雑談していた。このうちの一人が少し英語を話せた。
「どこから来たの?」
「日本から」
「スペイン語は話せる?」
「少しだけ(un poco)」
 あとはどこに行っただとか、何を見てきただとか、そういう話をした。しばらくしてから若い男性が階段を下りてきた。コロンビア系アメリカ人の学生でカルロスと言い、ペルーにはウィルスの調査で来ていて、数日後にジャングルに入るとのこと。主にデング熱の研究をしているとのことだった。詳しい病状は知らないが、名前だけ聞いてもあまり関わりたくはない病気だ。それにしても両親がコロンビア人だけあって、スペイン語は完璧、うらやましい限りである。カルロスとは1時間ほど話して、部屋に戻った。

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