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丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2012年3月11日
丸沼高原スキー場→転倒→骨折今年に入ってすぐ、正月に子供とサッカーをやっている間に肉離れを起こして全治3週間。治ったかと思った直後に風邪をひいて気管支炎を併発し、症状は重くなかったものの、完治まで約6週間かかりました。おかげで今シーズンは昨年末に家族と行った「たんばらスキーパーク」だけだったのですが、「体調も良くなったし、そろそろスキーに行こう」ということで、いつものビッグホリデーで丸沼高原スキー場のツアーを予約しました。今回は1人でのツアー参加でしたが、まさか自分の身にアクシデントが起こるとは思いもよらず…。

昨日の朝、出発予定時間は7:30でしたが、色々と準備の遅れがあったらしく、20分ほど出発が遅れてしまいました。その後、関越自動車道の渋滞に巻き込まれて更に遅れました。途中のパーキングでトイレ休憩の後、引き続き渋滞があったのですが、運悪くここでまたトイレに行きたくなってしまいました。トイレ休憩時にちゃんとトイレに行った上に、そこでは水分を取らないように心がけていたのですが、身体がようやく活動しはじめたからか、とにかく我慢できないほどにまでなってしまいました。高速を降りて「どこかで止まらないかな」と思ったタイミングで、別の人が「運転手さん、次のトイレ休憩はまだですか?」と言ってきました。運転手は「このまま丸沼高原まで行きます」と言っていましたが、まだ1時間程度かかってしまいます。結局、「トイレに行きたいので、どこかで止めてください」ということになり、緊急でコンビニの前で止まることになりました。私もその人に同行して、コンビニのトイレで用を足すことにしました。「助かった…」とその時は思いました。

丸沼高原スキー場に到着したのは12:15程でした。すぐにスキーウェアに着替えて、センターハウスのレストランでメンチカツカレーの昼食を取り、それから早速コースに出ることにしました。ちなみに、丸沼高原スキー場に来たのは約20年ぶりで、その時のイメージは「カレーに肉が入ってなくて美味しくない」というスキーとは関係のないものでした。しかし、今回のメンチカツカレーは結構美味しく食べられました。

丸沼高原スキー場: センターハウスと駐車場
[ 丸沼高原スキー場のセンターハウスと駐車場 ]

丸沼高原スキー場は群馬県内でも比較的規模の大きいスキー場で、標高も高いところにあることから(特にゴンドラ頂上駅付近)、雪質にも恵まれています。コースについてもなだらかな初級者向けから、30度を超える上級者向けまでひと通り揃っています。

まずはしっかりと準備運動をして、それから第1リフトに乗り、さらに第5リフトに乗り継ぎました。天候は雪で視界もイマイチでしたが、雪質はそこそこで普通に楽しめる感じでした。滑りの調子も悪くありません。そこから「日光白根山ロープウェイ(ゴンドラ)」に乗って、ゴンドラ駅頂上からベースまで滑走するつもりでした。

丸沼高原スキー場: センターハウス前のゲレンデ
[ センターハウス前のゲレンデ: 天候がイマイチでした ]

丸沼高原スキー場: 日光白根山ロープウェイ
[ 日光白根山ロープウェイ: ここから一気に頂上に行くことができます ]

丸沼高原スキー場: 標高2000mの標柱
[ 標高2000mの標柱: ゴンドラ頂上駅のそばにあります ]

しかし、ゴンドラ頂上駅を降り、しらねコースを滑り始めてすぐのところ(20度位の中斜面)で、左にターンするのに右足に体重を少し乗せるタイミングで、右足のスキーが突然かかとから外れてしまいました。あっと言う間もなく、ブーツのつま先が雪面に突き刺さり、右足のすねの下部に全体重がかかる形で前転してしまいました。この衝撃で左足のスキーも外れました。すぐに起き上がろうとしたのですが、右足首に非常な痛みを感じて、動くことができませんでした。通常の打撲なら数分程度で痛みが治まるのですが、何分経っても痛みが収まりません。「これは骨折かな…」という想像が頭をよぎりました。とりあえず、コースの脇まで這いつくばりながら何とか移動して、ブーツのバックルを全部外して、じっとするようにしていました。

しかし、10分以上経過しても痛みは全く引きませんでした。「これは待っていても治らない」と判断し、痛みのある中、ブーツのバックルを留め直して、両足ともスキーの板を履きました。痛みが激しく右足に体重をかけられない状態でしたが、右足を宙に浮かせた状態でも痛みが激しかったため、左足だけスキーを履いて滑るのは止めておきました。

運悪く頂上付近で怪我をしてしまいましたが、途中で休憩を何回かはさみつつ、全長4000m、標高差600mのコースを何とか滑りきりました。左足のかかとに体重を乗せる形での、ボーゲン&横滑りでした。

まだ帰りのバスまで時間があったのですが、とても滑ることができる状況では無かったため、とりあえず服を着替えて、ケンケンをしながらセンターハウスの救護室に向かいました。そこで靴下を脱ぐと、くるぶしのそばが腫れ上がっていました。担当医がそこを触り、足首を少しひねると、ものすごい痛みがありました。「これは高い確率で骨まで行ってるね…」とのことで、足首を固定して包帯で巻く応急処置を施してもらいました。ただ、足の歪みや変形は見られなかったので、「多分骨がずれるところまでは行っていないと思う。ただ、帰ったら必ず病院に行ってください」とのことでした。ちなみにここの診療費は2,000円でした(保険対象外)。

応急処置は完了したものの、スキー板やブーツなどの荷物を持って歩ける状態ではなかったため、センターハウスのスタッフの人に手伝ってもらいつつ、荷物を宅配便で自宅に送ることにしました。丸沼高原スキー場のスタッフはやさしく親切な方ばかりで、本当に助かりました。

帰りのバスは渋滞も無く、比較的早い時間に新宿まで着くことができました。もともと、ここから電車で石神井公園まで帰るつもりだったのですが、ケンケンのやり方がまずかったせいか、左足のかかとまで痛くなり始めたので、仕方なく新宿からタクシーに乗って帰ることにしました。自宅までのタクシー代は4,580円でしたが、両足がダメになるよりは…、と自分に納得させるようにしました。

今まで20年以上スキーをしてきましたが、ここまでの大怪我は初めてのことです。右足のスキー板が突然外れた理由ですが、ビンディングのかかとの部分に雪が付着して固定が不十分だったのか、スキー板が10年以上使っているものなのでビンディングの締め付けが緩くなっていたのか、視界が悪い中でコース上に見えないこぶがあったのか、それとも複合的な要因なのか…、と色々と考えたりもしましたが、今となってはよく分かりません。とにかく、今は右足の治療に専念しつつ、来シーズンはスキー用品一式を新しいものにして、スキー復活を果たしたいと思います。





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コメント:丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)
名前: マークスかつこ リンク: http://ameblo.jp/kdcosmetics 日付: 2012年3月11日
くにさん。 左足でず~と滑るなんてすごいですね!
骨折?!にも関わらす、ブログのコメントもすごいです@@;

お大事に。。。

コメント:丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)
名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2012年3月11日
ありがとうございます。まだ骨折は確定ではないですが、高い確率でヒビか何かは入っていると思います。

当初、「スキー板とブーツを片足分担いで、左足1本で滑る」というのを考えていたのですが、ブーツを脱ぐのも痛くて大変だったのと、あまり片足で滑るのは慣れていないこともあって、「一番安全」と判断した「左足かかと荷重のボーゲン」で降りるようににしました。まあ、何らかの形で救護を呼ぶのが、一番安全だったのでしょうけど。
コメント:丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)
名前: yuapu リンク: http://blog.livedoor.jp/yuapu/ 日付: 2012年3月12日
なんと・・!
相当痛かっただろうと思いますが、とりあえず足の回復ですね。。
お大事になさってください。

それにしても突然スキー板が外れるとは恐怖ですね。あと右足が雪面に刺さらずに滑り落ちていればダメージは少なかったかも知れませんが、運が悪かったですかね。。
コメント:丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)
名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2012年3月12日
確かに、雪面が固くてブーツが刺さらないか、粉雪で雪面に刺さってもずれるかすれば症状が軽かったんでしょうけど…。まあ、色々と悪い条件が重なってしまいました。

まあ、慌てずに回復させるようにします。
コメント:丸沼高原スキー場→転倒→骨折(スキーで初の大怪我)
名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2012年3月12日
近所の整形外科医でレントゲンを撮ったら、くるぶしのところの骨に大きなヒビが入ってました。骨がくっ付くまで約1ヶ月、全治2~3ヶ月とのことです。全治まで結構かかるんですね…。
アトミック製ビンディングのリコールについて
名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2014年2月8日
当時使っていたスキー板は「ATOMIC arc respection(2002年購入)」というものでしたが、この板に付いていたビンディングが、リコール対象品の可能性があることがわかりました。アトミックのビンディングのリコールに関しては、アトミックのホームページに詳細が載っています。

アトミック製ビンディングのリコールについて
http://www.atomicsnow.jp/ski/news/Entry/2407.html

当時使っていたスキー板のビンディングの形状や購入年、それに「スキーが突然かかとから外れる」という症状から、「リコール品だからそうなったのでは?」と思いましたが、スキー板は既に処分済みで、アトミックの担当者からも現物を確認しないと判断ができない(同じ形状のビンディングでも仕様が異なるものがあるため)ということは言われました。

当時、「運が悪い」という所で思考停止してしまい、深く考えたり調べたりせずに板を処分してしまった自分が悪いのですが、今更ながらもっと納得行くまで原因を調べるべきでした。

なお、1998~2002年前後にアトミックのスキー板を購入された方(または中古でアトミックのスキー板を購入された方)は、ビンディングがリコール品の可能性があるので、アトミックのホームページで詳細を確認するようにしましょう。

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