ショッピング系サイトの終了(Googleの品質ガイドライン違反)名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2011年8月14日
2008年のKUNISAN.JPショップを皮切りに、アマゾン、バリューコマース、楽天等のアフィリエイトのページを作成してきました。その多くがAPIサービスを利用して、PHPのプログラムでページを大量に生成するものです。データはキャッシュの場合を除いてリアルタイムにデータベースから取得するため、一度作ってしまえば更新の必要がなく、数十万ページが動的に更新するような形になっていました。一時期はこれでかなりの額の収入があって、2009年の10月に開始した個人事業の中核の事業ともなっていました。
しかし、Amazon Product Advertising APIの度重なる仕様変更に加え、昨年末に実施されたYahoo!サーチのGoogle化によるアクセス数の大幅減があり、毎月の収入は半分程度まで減ってしまいました。これに加えてGoogleの「大量生成型ページ」のペナルティ化があったり、その後も私の手持ちのサイトにとって不利となる検索アルゴリズムの変更が追加されていったものと思われます。結果、KUNISAN.JP全体の1日あたりの閲覧者数はピークの8000人/日から2000人弱/日と1/4以下にまで落ち込んでしまい、アフィリエト収入に至っては、ピークの1/5程度まで下がっていしまいました。 「収入が下がったのはアクセス数が下がったため。アクセス数が下がったのはGoogleの検索結果順位が下がったため」ということは明白なので、先日Googleウェブマスターツールより、サイト再審査のお願いを出してみました。すると、帰ってきた答えがこれです。 「サイトが Google の品質ガイドラインに違反しています」 どのページがどのような違反なのか、具体的には書かれていませんでしたが、「アフィリエイトページの大量生成」は間違いなく品質ガイドラインに反しています。「やはり、これが原因でアクセス数が落ちていたのか…」とはっきりと理解できました。 しかし、「収入を伸ばすためにアクセス数を上げたい」→「アクセス数を上げるために違反ページを削除する必要がある」→「違反ページは収入頭の大量生成されたアフィリエイトページ」→「違反ページを削除するとアクセス数が増えても収入が増えない」ということもあり、「どうしようかな…」ということになってしまいました。ただ、「以前の収入レベルならまだしも、現状の収入レベルなら、ここからさらに半減してもあまり痛くない。アクセス数が増えれば、代わりにクリック報酬型の広告収入が増えるかも知れない。大量生成されたアフィリエイトページは、いずれにしても先が無いのだから、アクセス数を増やすことをベースに、自前コンテンツのホームページやブログを多くの人に見てもらうことを優先して、それ以上のことは後になってから考えよう」という結論に達しました。 そして、本日削除したページは以下のとおりです。 ・KUNISAN.JPショップのサーチ機能以外全て ・学び舎サーチ ・駅近君 ・KUNISAN.JPサービスモール 先日、別タイプの大量生成型ページである「町の噂DB」と「有名人DB」も削除してるので、全部合せて25万~30万ページ程を短期間に削除した形になります。 現在残っているページは、旅行記や体験記など固定コンテンツのもの、計算機能などのあるツール系のもの、そしてこのKUNISAN.JP(ブログ掲示板)という感じになっています。本サイトトップページの下の方を見ると一覧が出てきます。 今は本職がサラリーマンで、新規ホームページの作成まで手が回りません。ただ、このブログだけはコツコツとコンテンツを積み重ねていきたいと思います。ここでKUNISAN.JPの「コンテンツ重視宣言」を出したいと思います。 Web管理関連記事(リンク一覧): SPF、DKIM、DMARCの設定とネームサーバー(DNS)設定のトラブル / さくらレンタルサーバーのアクセス履歴をPHPで表示 / PHPで画像のアップロード(さくらレンタルサーバーのPHPでImageMagick) / KUNISAN.JPサイトのメンテナンス(2018) / Webサーバー引っ越し(さくらインターネット スタンダード)とHTTPS(常時SSL)化 / ...(記事連続表示)
最近の記事: 尿酸値を下げる薬を飲み始めました / Googleから居住者証明書を求められて / プチリバーシ - プチコン4でシンプルなオセロ風ゲーム / プチエアホッケー - プチコン4でシンプルなエアホッケーゲーム / 今までに行ったことのあるスキー場まとめ(2024年) / ムカデ四匹対戦ゲーム - プチコン4でCOM対戦型ゲーム / 富士見パノラマリゾート(2024年2回目) / よませ温泉スキー場 / ガーラ湯沢スキー場(2024年3回目) / SPF、DKIM、DMARCの設定とネームサーバー(DNS)設定のトラブル
■ ホームへ
|