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スマブラ解説本(洋書)で英語学習

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2019年2月24日
スマブラ解説本(洋書)で英語学習私の英語力の中では「語彙力」がイマイチなのは昔からですが、中でも「動作を表す動詞」や「状態を表す形容詞」は特に弱いです。物語系の洋書をたくさん読むことでこの辺りを解消できそうなのは理解しているのですが、私は日本語でもあまりフィクションの本は読まないので、英語でも「読みたい」という衝動にかられないのは仕方ないと思っています。

ただ、ゲームはそこそこ好きなこともあり、12月に購入したSwitchの「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」の解説本(洋書)をKindleで購入してみることにしました。タイトルは"Super Smash Bros. Ultimate: Unofficial Game Guide"です。各キャラクターの攻撃方法のみを解説している本で、正直な所「お金を払って読むような内容でなかったかも…」と思いましたが、まあせっかくなので読み進めることにしました。

スマブラは格闘系のゲームだけあって、動作に関する単語がたくさん出てきます。そういった単語は日常会話や仕事ではまず出てこないものばかりで、読み始めは何度も馴染みのない単語でひっかかり、その都度辞書で調べていました。さらに、辞書で調べてもイメージが湧かない単語もあって、実際にゲームでキャラクターを動かしながら理解を深めていきました。そのうちに同じ単語が何度も出てくるようになり、段々と読む速度が上がってきました。

以下、調べた単語の例です。

【 スマブラ(格闘ゲーム)関連の動詞 】
bash: 強く打つ、強打、belly-flop: お腹からどしりと落ちる、charge: 突進する、boast: (誇りとして)有する、clobber: こっぴどくぶん殴る、conjure: 魔法で(ある状態・物を)作り出す、crouch: 横たわる、culminate in: (連続攻撃の後)最終的に~となる、electrocute: 感電死させる、fling: 勢いよく投げる、haul: 強く引っ張る、head-butt: ヘッドバット(する)、heave: (重いものを)持ち上げる、hurl: 強く投げつける、impale: 突き刺す・刺し貫く、jab: (手、膝、とがったもので)素早く突く、juggle: 空中に投げ上げる、kneel: ひざまずく、lash out: 激しく襲いかかる、leapfrog: 馬跳びをする、lunge: 突く・突進する、levitate: (重力に反して)空中に浮遊させる、lob: 高くほうり上げる、outrage: 破る・犯す・憤慨させる、plant: 攻撃を打ち込む、pluck: ぐいっと引き抜く、poke: つっつく、pop: ポンと打つ、prep for: 準備する、pummel(pommel): ~をこぶしで続けて打つ、ram: 激しくぶつかる、recoil: 身を引っ込める、scoot: 走る・走らせる、shove: 乱暴に押す、slash: (刀などで)深く切る、slosh: ばちゃばちゃと飛び散る、smack: ピシャっと叩く、somersault: 宙返りする、stab: (刀などで)突く・刺す、stagger: よろめかせる、stomp: 足を踏み鳴らす、swipe: 力いっぱい打つ、swoop: (鳥などが空から舞い降りて獲物などに)飛びかかる、taunt: あざける・冷やかす・なじる、thrust: ぐいと押す・刺し通す、trample: 踏みつける・踏みつぶす、tug: ぐいっと引く、tumble: 倒れる・崩れる、yank: ぐいと引っぱる、zap: 急に強く打つ

【 スマブラ(格闘ゲーム)関連の名詞 】
backflip: 後ろ宙返り・バック宙、backhand(ed) punch: 逆手(手の甲)のパンチ、barrage: 弾幕砲火、battering: 殴打、bicycle kick: 空中で自転車をこぐように両足を動かすキック、cartwheel: 側転、chokehold: (背後から手を回すなどして)首を絞めつけること、double axe handle: クロスチョップ、foe: 敵、guillotine kick: ギロチンキック、handstand: 逆立ち、hilt: (刃剣の)つか、hit-box: 攻撃の当たり判定(ゲーム用語)、hook kick: 内廻し蹴り、hooking punch: フック、knockback: ダメージを受けて後ろに吹き飛ぶこと(ゲーム用語)、maneuver: 作戦行動、mortar: 迫撃砲、party propper: パーティ用のクラッカー、pogo stick: 棒の先のばねがついた一本棒で竹馬に似たホッピング、projectile: 発射体、protagonist: 主役・主人公、quill: (ヤマアラシなどの)針、roundhouse kick: まわし蹴り、sex kick: 空中戦で蹴りを入れている最中、蹴っている足が伸びていて、もう一方の足を曲げて蹴っている足の太ももの下に位置させるような蹴り、soaring axe kick: 天地キック、staff: つえ・こん棒、talon: (猛禽類の)つめ、tether recovery: ワイヤー復帰(ゲーム用語)、wind-box: 相手を動かす風のような当たり判定

【 スマブラ(格闘ゲーム)関連その他 】
a jolt of~: 強いショックの~、aura-imbued: オーラを吹き込んだ、corkscrew: らせん状の、ferociously: 獰猛に、glyph: 絵を使った標識、infinite: 莫大な、in tow: 引かれて、lengthwise: 縦に・長く、psychically: 超能力で、point-blank: (至近距離から)直射の、sapling: 若木、telekinetically: 念動により、thrice: 3倍・三たび

語彙力の無さにがっかりし続けて20年以上経ちますが、やはり語彙力を向上させるには本を読み漁るしかないと痛感しています。その上でゲームの解説本は自分にとっても比較的興味のある分野で、しかも日常会話や仕事では出てこない単語が多いので、勉強にも向いているかなと思っています。



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Super Smash Bros. Ultimate: Unofficial Game Guide (English Edition) 電子書籍: AresTheDog: Kindleストア
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ビートルズ英語読解ガイド

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2018年11月15日
ビートルズ英語読解ガイド私がビートルズのCDを初めて購入したのが高校生の時で、その後大学時代にビートルズのCDを全て購入して聞きまくっていました。一部の曲(Help!、Yesterday、Hey Jude、Let It Be等)については、歌詞を覚えてカラオケで歌ったりもしましたが、歌詞の内容まではあまり気に留めずにいました。

私が英語や英会話の勉強を本格的にやり始めたのが大学4年の夏でしたが、それ以降もビートルズの歌を聴いたり歌ったりはするものの、歌詞の内容まではよく理解していないままでいました。

先日のポール・マッカートニーのコンサートで、過去のビートルズのヒット曲を聴きながら、「そう言えばあまり内容を分かっていないな」と感じたこともあり、歌詞の内容を調べてみることにしました。そこで購入したのが「ビートルズ英語読解ガイド」という本です。

文法も交えて歌詞の内容を解説しているのですが、私がぱっと聴いて想像したイメージと違っていることも多く、日本語でもそうですが歌詞を理解するのは「難しい」と思いました。また、当時のCDに付いていた歌詞の和訳に、いかに誤訳が多いかということも理解できました。まあ、当時はインターネットも無く、情報が少ない中で歌詞のような抽象的な書き方の多い文章を翻訳するのは、相当難しかったのだと思います。

ちなみに私はポール・マッカートニーが活躍が目立つビートルズ中期~後期の曲の方が好きなのですが、残念ながらこの本で解説されているアルバムはSgt. Pepper'sまでで、ホワイトアルバム以降の曲はありませんでした。
【2018/11/15追記】ビートルズ後期の曲は、「ビートルズ作品読解ガイド」の方に収録されているようです。

この本の解説で面白かったのが、「ノルウェーの森(Norwegian Wood)」の記述です。英語のタイトルにあるようにWoodは複数形ではなく単数で、正しくは「ノルウェー製の木材」と訳さなければいけなかったようです。Wikipediaにも情報が載っていますが、当時邦題を付けた方が「意味を取り間違えた」ということらしいです。

最近はAFNラジオのアプリで聴いた曲の歌詞をYouTubeやWebページで調べて…、なんてこともやったりしています。こんな感じで色々な表現を理解していけたらと思っていますが、ネット上の和訳にも誤訳があるので間違って理解しないように注意が必要ですね。



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ビートルズ英語読解ガイド(POD版) (MyISBN - デザインエッグ社)
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コメント:ビートルズ英語読解ガイド
名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2018年11月18日
コメント:ビートルズ英語読解ガイドビートルズ後期の曲を解説している「ビートル作品読解ガイド」の方も購入しました。やはりこちらの方が個人的には馴染み深い曲が多いです。解説は相変わらず詳細で分かりやすいです。

この本の著者は基本的に作品の事を悪く言ったりしないのですが、さすがにRevolution 9については、「音楽ですらない。レコード四面(二枚目のB面)の1/3ものスペースをこのトラックに使ったレノン、使わせた小野、そして荷担したハリスンは、恥じるべきである」断じています。私もビートルズの中で聴かずに飛ばすのはこの曲だけです(曲でさえもない?)。

超入門 メジャーリーグの英語 副音声の方が10倍面白い

名前: 小川 邦久 リンク: https://kunisan.jp 日付: 2018年10月14日
超入門 メジャーリーグの英語 副音声の方が10倍面白い2015年にサンフランシスコで野球観戦する何カ月か前から、MLB(メジャーリーグ)の本を買って少しずつ関連の英語の勉強をするようになりました。以前はほとんど聞き取れなかった中継の副音声(英語)が、ここ最近70%位は聞き取れるようになってきました。先日、このブログで紹介したMLB.comのサイトで、リアルタイムで選手名が英語表記で分かるようになったのもかなり大きいと言えます。

「さらにMLB英語の理解を深めよう」ということで、Kindle版の「超入門 メジャーリーグの英語 副音声の方が10倍面白い」という本を買ってみました。この本にも多数の野球用語が掲載されているのですが、著者曰く「実況放送で頻繁に耳にしたり、アメリカのホームページや新聞で常に身にするような最小限の語句」が200個程あり、私はそのうちの半分程度しか知りませんでした。

ただ、実際に今日MLB中継を見ていたところ、10分程度の間にもこの語句の中から、Sweep(連戦のシリーズなどで全勝する)、Bite(打者が悪球に手を出す)、Cutter(カットボール=直球との球速差がほとんどなく変化するボール)などの単語が耳に入ってきて、やはり「かなり使える本」と感じました。

他にも野球用語から転じて日常用語になったもの、球場で斉唱する歌の歌詞(アメリカ国歌、Take Me Out to the Ballgame)、メジャーリーグ観戦の基礎知識、有名選手の紹介(少し前に活躍した選手が多いですが)など、MLBを深く知る上での詳しい情報も多数書かれています。MLB中継やホームページや新聞の理解についても、こういった背景を知っているのと知らないのとでは差が出てきます。

この先もMLB英語の学習を進めて、100%とまでは言わないものの「ほぼ理解できる(95%以上?)」と言えるようにはなりたい所です。



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超入門 メジャーリーグの英語 副音声の方が10倍面白い
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スペイン語学習再開

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2018年7月15日
スペイン語学習再開先月から久しぶりにスペイン語学習を始めています。私は2000年にペルー一人旅、2003年に妻とコスタリカ旅行に行き、その前後でスペイン語を独学で合計6か月程勉強していますが、それ以来の本格的な学習再開になります。当時もペラペラに喋れるというレベルではなかったですが、現地で片言のスペイン語でコミュニケーションを取るようなことはやっていました。

以前勉強に使ったスペイン語のテキスト(英語で書かれています)をスキャンしたものと、テキストとセットだったカセットテープの音声をファイルに落としたものをAndroidタブレットに入れて、平日は通勤電車で勉強をしています。休日は練馬駅近くの外国語教室でマンツーマンのスペイン語レッスンも受けたりもしています。チリ出身の女性の先生に、基本的な会話やレストランやホテルなど旅行で使える表現など、分かりやすく教えてもらっています。

スペイン語は英語と比べて文法が難しいです。男性名詞、女性名詞の区別があり、それに合わせて冠詞や形容詞も変化します。動詞の格変化も英語の比ではない位パターンが多くて複雑です。反面、発音は日本人には比較的楽です。母音は基本的に日本語と同じで5つしかなく、子音も「R」も巻き舌(舌先を急速に震わせる)さえできれば大凡対応できます。カタカナ読みでもほぼ大丈夫です。

実は近いうちにサンディエゴ旅行を計画していて、その間にメキシコのティファナまで足を伸ばそうと考えています。ティファナの滞在期間はせいぜい半日程度ですが、その間にできるだけ多くスペイン語を使ってみようと思っています。

その後スペイン語学習をどこまで継続するかは不明ですが、遠い将来に南極旅行に行くという目標があって、前後のアルゼンチン滞在でもスペイン語が話せたらいいなと思っています。スペイン語のレベルを一時的にでもある程度まで上げておけば、一度忘れてしまってもゼロからスタートするよりは上達が早いということも期待しています。



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現代スペイン語辞典・和西辞典 改訂版
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AFN Pacificアプリ

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2018年6月10日
AFN Pacificアプリここ最近、朝夕の通勤時はAFN Pacificのアプリで、インターネットラジオ放送を聞いています。AFNはAmerican Forces Networkの略で、世界各地の駐留米軍向けの放送局です。日本では1997年までFEN(Far East Network)と呼ばれていました。

私の実家は米軍横田基地に近いこともあり、小さい頃からAMラジオのFEN放送はよく聞いていました。大学に入学して実家を離れてからも、ドライブ中にFENの「810KHz」に合わせることが多かったです。当時は英語のリスニングが全くと言っていいほどできず、日本を出たこともなく、英語の音声を「音」として聴いて、世界の遠くにある「アメリカの雰囲気」みたいなものを想像していました。

あれから20年以上が経過して、私自身もアメリカに何度か足を運ぶようにもなりました。今でもレンタカーを借りると、ラジオをAFNに合わせてしまうのですが、ニュースや広告やトークなどもだいぶ聞き取れるようになり、AFN Pacificアプリの利用も含めて、以前よりもAFNが身近に感じるようになりました。

AFNでは音楽を流している時間が多いのですが、1時間に1回、(一般)ニュース、経済ニュース、スポーツニュースが流れます。また、在留米軍やその家族に向けた公共広告(飲酒運転禁止、門限制度、国旗への敬礼など)や、基地内外でのアクティビティ(日本人との交流会、観光案内、学校見学会など)の放送もあります。

AFNは英語リスニングのトレーニングにもなりますし、今流行りの曲をチェックするのにも最適です。ここ最近はZedd, Maren Morris, Greyの"The Middle"を頻繁に聞きますね。



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AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント
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MLB.com公式サイトのテキストライブ中継の読み方(翻訳/和訳)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2018年5月27日
MLB.com公式サイトのテキストライブ中継の読み方(翻訳/和訳)大谷がロサンゼルス・エンゼルスに入ってから、メジャーリーグ中継を今まで以上に見るようになりました。家ではNHKのBS放送で観戦することが多いのですが、外出中はタブレットでMLB.com公式サイトのテキストライブ中継を見ています。DAZNもあるものの、SIMの通信量制限があるのでこちらは外出中に見ることはほとんどありません。

MLB.comのテキストライブ中継はキャッチャー目線で投球内容が画像表示されますが、それ以外は全て英語のテキストになります。情報の更新が非常に早いため、バッファー処理で映像に遅延のあるDAZNよりも先に結果が分かってしまうこともある位です。

MLB.comの公式サイトからチームとスコアが書かれている所をクリックすると、テキストライブ中継のページに行けます。現状では日本語は対応しておらず英語のみですが、単語の種類は多くないので、あまり英語が得意でない人でも、慣れてくればテレビの野球中継に近い形で試合をイメージすることもできます。参考になるかどうかわかりませんが、テキストライブの読み方(翻訳/和訳)を以下にまとめておきます。

■ 試合前(~試合中*)メニューと情報
Angels @ Yankees: ヤンキース対エンゼルス(ヤンキース本拠地にて試合)
LINEUPS: ラインアップ
MATCHUP: 対戦成績
LIVE: 中継
BOX: 出場成績
PLAYS: ハイライトプレー
FEED: 試合経過
VIDEO: 動画
FIELD: 球場データ

■ 中継
[ イニング ]
Top 2 1-2, 2 out: 2回表 1ボール2ストライク2アウト
Mid 2 1-3, 3 out: 2回表終了 (最終打者)1ボール3ストライク3アウト
Bot 2 1-2, 1 out: 2回裏 1ボール2ストライク1アウト
End 2 1-3, 3 out: 2回裏終了 (最終打者) 1ボール3ストライク3アウト

[ 選手 ]
RHP: 右投手(Right-Handed Picher)
LHP: 左投手(Left-Handed Picher)
Piching: 投手(現在投げている)
IP: 投球回数(Innings Piched - 1.2 IPなら1回2/3)
30P 18S: 投球30球中18ストライク
ERA: 防御率(Earned Run Average)
At Bat: 打者(現在バッターボックスに入っている)
On Deck(*): ネクストバッターズサークルの打者
In the Hole(*): 次の次の打者
2-3: 3打数2安打(今日の成績)
AVG: 打率
OPS: 長打率と出塁率を足した値
HR: ホームラン数

[ 一球速報 ]
Called Strike: (見逃し)ストライク
Swinging Strike: (空振り)ストライク
Foul: ファール
Ball: ボール
Ball in Dirt: (ワンバウンドの)ボール
Passed Ball: パスボール
Pickoff Attempt: 牽制球
MPH: 球速(マイル/時)
Four-Seam Fastball: ストレート(フォーシーム)
Two-Seam Fastball: シュート(ツーシーム)
Curveball: カーブ
Slider: スライダー
Sinker: シンカー
Changeup: チェンジアップ
Splitter: フォーク
Knuckle Curve: ナックルカーブ
85.1 MPH Slider: 球速85.1マイル/時のスライダー
Piching Substitution/Piching Change: 投手交代
Mound visit: 監督またはコーチがピッチャーマウンドに行く
Injury Delay: 怪我による中断(遅延)
In play, out(s): プレイ中、アウト
In play, no out: プレイ中、アウト以外(得点なし)
In play, run(s): プレイ中、得点あり

[ 結果 ]
STRIKEOUT: 三振
GROUNDOUT: ゴロでアウト
LINEOUT: ライナーでアウト
FLYOUT: フライでアウト
POPOUT: ポップフライでアウト
BUNT GROUNDOUT: バントのゴロでアウト
SINGLE: 単打
DOUBLE: 二塁打
TRIPLE: 三塁打
HOME RUN: ホームラン
WALK: フォアボール
HIT BY PITCH: デッドボール
FORCEOUT: 封殺
~ called out on strikes: ~(打者)が見逃し三振
~ strikes out swinging: ~(打者)が空振り三振
~ grounds out, first baseman Albert Pujols to picher Jaime Barria: ~(打者)がゴロを打ち、ファーストのAlbert Pujolsが捕球、投手のJaime Barriaに送球してアウト
~ grounds into a double play: ~(打者)がゴロを打ちダブルプレー
~ lines out: ~(打者)がライナーでアウト
~ flies out: ~(打者)がフライでアウト
~ challenged: ~(チーム)がチャレンジを要求
~ singles on a gound ball to left fileder Giancarlo Stanton: ~(打者)がレフトのGiancarlo Stantonに内野間を抜ける(転がる)単打を打った
~ doubles on a sharp line drive to left fileder Giancarlo Stanton: ~(打者)がレフトのGiancarlo Stantonにライナー性の二塁打を打った
~ homers (2) on a fly ball to right field: ~(打者)がライトに高い飛球のホームラン(シーズン第2号)を打った
~ to 2nd: ~(走者)が二塁に進塁
~ to 3rd: ~(走者)が三塁に進塁
~ scores: ~(走者)がホームに進塁して得点
~ steals (3) to 2nd: ~(走者)が二塁に盗塁(シーズン3盗塁目)

■ 試合後メニューと情報
WRAP: 試合結果
BOX SCORE: 出場成績
PLAYS: ハイライトプレー
VIDEO: 動画
W Green(3-0): 勝利投手 Green(3勝0敗)
L Johnson(2-2): 敗戦投手 Johnson(2勝2敗)
SV Chapman(10): セーブ Chapman(10セーブ)

* PC版サイトのみ表示



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ドイツ語-英語辞書アプリ

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2017年9月13日
ドイツ語-英語辞書アプリ先月のドイツ出張の際、スマートフォンとタブレットにドイツ語-英語辞書アプリを入れておきました。辞書とは言っても本格的なものではなく、名詞の性(男性、女性、中性)や動詞の活用がチェックできるのと、例文が出るのとで、「これだけで十分」ということで選択しました。日本語のものではなく、わざわざ「ドイツ語-英語」にしたのは、日本語で同じようなアプリが無かったことと、英語でも意味がわからない単語はドイツ語で調べることはないだろうという理由です。このアプリですが、現地でもしっかりと活躍してくれました。

大学の時にドイツ語が1年間必修だったことに加え、ドイツに行くのは13回目、さらにお隣のオーストリアにも10回行っており、これだけ何回もドイツ語圏の国に行っているにも関わらず、ドイツ語が「喋れる」と言えるレベルまで到達していないのが残念なところです。でも、現地ではタクシーやレストランなどで、知りうる限りのドイツ語を使用するようにはしています(レストランでビールやワインを注文するのには困りません)。ドイツ語に限らず、現地の言葉を少しでも話すと、場が和やかになるのはどこの国も一緒です。

数年前までスペイン語を勉強していた時期があって、ペルー旅行やコスタリカ旅行ではそれなりに使っていました。ただ、スペイン語についても「喋れる」と言える域までは達しておらず、一人旅で何とか生きて帰ってこれる「サバイバル・スペイン語」程度のレベルでした。スペイン語については、もう10年近く触れていないので、ほとんど頭から抜けてしまっています。

他にも韓国語のハングル文字やロシア語のキリル文字について、発音だけはわかるようにしています。韓国語では日本語っぽい単語、ロシア語では英語っぽい単語などは、ある程度理解できたりするので、これだけでも結構重宝したりします。

話をドイツ語に戻しますが、現地に行く度に「日本に帰ったらドイツ語を勉強しよう」と思ったりするのですが、日本に帰るとなかなか時間も取れない上にモチベーションが下がって、結局また次回ドイツに行く直前まで何もしない…、の繰り返しです。ネットを使ったドイツ語レッスンなども考えたりしてますが、腰を上げるのがなかなか難しかったりしますね。



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英語教育について雑記

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2017年6月10日
英語教育について雑記今から10年以上前の話ですが、私は「日本人の英語力は劇的に向上していく」と予想していました。インターネットの普及、洋画DVDで日英の字幕機能、ニンテンドーDSの英語学習ゲームなど、英語を学習するのに便利かつ楽しみながら学べる環境がどんどん整っていったからです。YouTubeでも海外の動画を無料で見られますし、Skypeで格安の英語レッスンも受けられますし、発音、文法、間違いやすい表現等、インターネットで簡単に検索もできます。ただ、学校での英語教育があまり変わっていないせいもあってか、残念ながら現状と自分が考えていた「劇的に向上」というレベルとでは、かなりかけ離れてしまっています。

今も昔も英語でコミュニケーションを取れるような人は、学校での授業や受験勉強の他に自分なりに英語を勉強している人がほとんどです。そういった意味でも、学校での英語の授業だけでは「コミュニケーションツールとしての英語」が学べないと言われてしまうのは仕方ありません。最近はどうなのかわかりませんが、英文を文末から翻訳させたり(いわゆる翻訳癖)、変な発音を聞かされたり言わされたり(カタカナ発音癖)など、悪い癖を擦り込まれたりすると、「コミュニケーションツールとしての英語」を学ぶ上で大きな障害となり、これを取り除くのに大変な手間がかかります。

先日、「2020年度の大学入試でセンター試験が廃止され、英語は民間試験を活用して、4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価する形になる」という報道がありました。グローバル化が進む中、学校の英語の授業でもコミュニケーション能力を重視する方向で舵を切ることになったようです。テストを変えただけでどうなのか、という意見もありますが、今までの中高の英語教育が事実上「大学入試のため」ということを中心に行われてきたことと、それだけでは英語でコミュニケーションができる人を何十年もの間ほとんど輩出できなかった事を考えると、ゴールの方を抜本的に変えるというのはそれなりに効果があるのではないかと期待しています。中学校や高校の教師や教材の方が追いつかない可能性も出てきますが、これに向けてしっかりと勉強すれば、大学入試にもコミュニケーション能力にもプラスに働いてくるのではないでしょうか。英検やTOEFLなど外部の試験を使うというのも、テストに係る人的リソースが限られている中では、これでいいのではないかと思います。

肝心の学校の英語の授業の方は、教師のレベルアップの必要もあります。英語が「ある程度できる」というラインで「TOEIC730点」というのがありますが、中学の英語教師の約8割がこのレベルに達していないという報道もありました。まずは教える立場の人間としてはこれ位の点数はクリアしてほしいものです。今すぐでなくても、教師の方も勉強を続けてレベルアップをお願いしたいです(部活の顧問などもやらされて大変でしょうけど…)。TOEICで少なくともこの程度のスコアが取れないようだと、英語の基礎がしっかりと身に付いているとは言えず、間違った英語を教えてしまうリスクもあります。上記の通り、間違った英語教育のせいで変な癖が付くと、「コミュニケーションツールとしての英語」を学ぶ上で、かえって障害となってしまいます。
※「TOEICができても英語ができない人がいる」というのは確かにありますが、逆に大学卒業レベルの人で「英語ができてもTOEICができない」というのはまずありません。あるとすればその人が本気でテストを受けていないか、その人に対して「英語ができる」と評価している人の英語のレベルが低く、英語ができる・できないの評価が正当にできていないかのどちらかと思われます。あと「TOEICができても英語ができない人」でも、「TOEICも英語もできない」人より素地は間違いなくあるので、それなりの学び方をすれば「英語ができる人」になれる可能性は高いです。

「別に全員が英語を使うわけではないから、全員が全員英語を学ぶ必要はない」なんていう意見もあったりします。ただ、それを言ってしまうと数学や古文や世界史や、他の教科だって同じことになってしまいます。私は「小さい頃から英語を学ばせる」というやり方にはあまり賛同しないのですが、これは方法論もなく「若いうちに始めれば自動的に英語が身につく」というような、誤った認識に対してのスタンスになります。ただ、英語に限らずスポーツや音楽など何でもでもそうですが、年齢が若いうちから始める方が身につきやすいというのは間違いありません。「コミュニケーションツールとしての英語」を学べる環境が整っているのであれば、それを早いうちから使わない手は無いと思います。逆に現状の英語教育のやり方の延長で小学校低学年や幼稚園・保育園から始めても、結果は変わることは無いだろうと思います。

いずれにしても、英語を知っていると視野や世界が広がりますし、職業の選択の幅も広がります。生々しい話では、給料や昇給の面でも差も出てくるケースも多いです。日本国内でも外国人が増えているのと、少子高齢化で「日本だけで完結する」のが今後さらに難しくなっていくこともあり、これからも英語に触れる機会が高まることはあっても低くなることは考えづらいです。その中で「全員が英語を学ぶ必要はない」という考えからスタートしてしまうと、日本の国力を下げてしまうことにも繋がりかねないとさえ思っています。

あと、「将来的に翻訳や通訳は『AI』が行うので、英語の勉強は不要」という意見も散見しますが、これについても意見しておきます。従来の単語・熟語レベルの変換をベースとした翻訳サービスやソフトのアプローチとは根本的に違い、AIでは人々の実際のコミュニケーション(ビッグデータ)をベースに、ニュアンス的なところや意訳までもカバーできるようになるでしょうし、恐らく「この言葉にはこの説明を追加した方がいい」とか「人が感動する表現」とかを総合的に判断するような、非常に高いレベルの翻訳や通訳サービスが出てくることも想像できます。観光・交通・役所などのサービスをはじめ、映画やテレビ番組の翻訳・通訳や、仕事の上でも一般的な製品情報や契約文章などの翻訳は、下手に英語をできる人に任せるよりも、AIの翻訳・通訳サービスを使う方向に移行していくのかもしれません。

現状のネット翻訳サービスでも以前よりは大分精度が高くなりましたが、それでも相変わらず誤訳が多く、訳文が正しいのかどうかはチェックがどうしても必要になります。そのチェックにはある程度以上の英語のスキルが必要になるので、結局翻訳を依頼する人が英語力ゼロではチェックが不十分で危うい感じになってしまいます。日本の会社では今だに「英語はできるけど、商品やサービスの知識がない」「商品やサービスの知識はあるけど、英語ができない」という2つのグループに分かれてしまっているような話をよく聞きます。この人達同士でもうまくコミュニケーションが取れておらず、翻訳や通訳が不十分であることに互いに気づいていないというケースも多いようです。商品やサービスの知識を持った人が直接英語ができれば、こういったトラブルを根本から防ぐことができます。

それでも、将来的にはAI翻訳・通訳が色々な分野に入ってくる可能性は高いと思いますが、AIでの翻訳、通訳でも100%完璧という訳ではなく、エラーが完全にゼロになるということはありえません(人間が恣意的にエラーを発生させる可能性も含みます)。そういったエラーについて、例えば医療の最先端のような、人の命に係るような場面では誰が責任を取るのかという問題があります。また、AIの翻訳・通訳はネット上にあるサーバーにデータを与え、サーバー側での膨大なデータからの計算のもと、結果が帰ってくるような流れになりますが、先端材料や防衛に関する事など機密情報を含むような打ち合わせに、第三者に情報をあずける形になる翻訳サービスを入れていいのかというのもあります(実際にネット翻訳を禁止にしている会社もあります)。こういった場面では、基本的に担当者が直接英語でコミュニケーションする必要は残ります(しかも、高いレベルの英語能力が必要になります)。そもそも、命に関わったり、機密情報に関わったりしないような場面でも、海外とコンタクトや打ち合わせをする際にいちいち通訳や翻訳を介すのでは、その分余計に時間とコストがかかってしまいます。あと、バーでビールを飲みながら、スマートフォンやタブレットの通訳アプリを使って気心が知れるようになる…、というのもまず無いでしょう(100%無いとは言い切れませんが)。

まあ、AIの発展で仕事を奪われると言われているのは通訳業、翻訳業だけではなく、セールス、コールセンター、会計、運転手、銀行員など多岐に渡ります。「AIが発展するから英語教育はいらない」というのも、これを言ってしまうと英語以外でも「AIがあるからXXはいらない」と色々なことについて言えてしまいますし、将来的にAIがいつどの程度のレベルまで発展するのか、AIと人間とがどのように関係性を構築していくのかが分からないうちに、英語教育の要不要まで論じるのは「ちょっと飛びすぎている」という印象を持っています。

英語教育に持論がある人は非常に多く、それぞれが違った意見を持っているので、あまり色々な事を書くとそれだけ批判の対象にもなりかねませんが、とりあえず自分の経験をベースにバラバラと書くとこんな感じになります。もっと詳細まで書けば軽く本一冊分くらいの文量になりますが、ここでは「週末の独り言」ということでこの程度に留めておきます。



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発音の重要性(イギリス英語とアメリカ英語の発音と訛り)

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2017年6月1日
イギリス英語とアメリカ英語の発音と訛り今年の1月から始めたYouTubeでの英語のリスニング学習は、今でもしっかり続いています。勉強というよりも、楽しみながら見ているので、通勤電車でも時間を忘れて「もう着いちゃった」ということも多々あります。

今週はイギリス英語についての動画を集中的に見ています。ここ最近、公私ともイギリス人と話すことが多かったので、もうちょっと詳しく知っておこうと思って見るようにしました。イギリス英語についてはアメリカ英語と発音が異なるのはもちろんですが、イギリス国内でも色々な方言があって一様でないことはよく知られています。

自分としては標準的なイギリス英語であれば「アメリカ英語に比べて聞き取りが難しい」と感じることは無いのですが(もちろん、何でも完璧に聞き取れるという訳ではなく、あくまで比較です)、リバプール訛り(Scouse)やマンチェスター訛り(Mancunian)の英語の動画を見た時には、「これが同じ英語か…?」という程発音の違いに驚きました(カタカナではうまく表現できないので、興味がある方はYouTubeで"Scouse"や"Mancunian"で検索してみてください)。

こういった訛りはノンネイティブが聞き取りづらいのはもちろんですが、イギリス人にとってもその地方の訛りに慣れていないと聞き取りづらいようです。「訛りは個性である」という考え方もありますが、その一方で相手に理解されやすいようにわざわざ訛りを矯正する人も多いそうで、極端なところでは、弁護士や銀行員などは訛りがあると採用されづらいという傾向もあって、そういう職業を目指す人は特に自分の訛りを相当気にするようです。

「アメリカ英語に比べて」と書きましたが、私が初めて海外旅行に行ったのがロサンゼルスで、その後の英会話やリスニングの勉強(当時はカセットテープやCDを使っていました)や映画やドラマでもアメリカ英語が中心だったので、どうしても私の中では英語というとアメリカ英語になってしまいます。"have"の最初の母音の発音は、いわゆる「アとエの中間」のようにやりますし、"aluminum(アルミニウム)"は「アルーマナム」のように発音、"car"の母音を伸ばす部分は舌を巻いて発音します。ちなみに、イギリスでは"have"の最初の母音は「ア」に近いですし、"aluminium(綴りも違います)"は「アルミーニアム」のように発音、"car"の母音を伸ばす部分は舌を巻きません。

ただ、英語学習を始めたての時に1年ほど通っていた英会話教室ではイギリス人の先生が多かったのと、カナダの英語学校に3ヶ月半ホームステイしながら通ったこと、オーストラリアに7ヶ月ワーキングホリデーで滞在していたことなどもあり、それぞれ標準的なイギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語であれば、聞き取りのレベルはアメリカ英語と大差ありません。喋る方については日本語訛りが出るのは仕方ないとして、標準的なアメリカ英語の発音をベースにしてきました(カラオケでビートルズを歌う時だけは、少しだけイギリスっぽい発音を心がけたりしますが)。

「訛りは個性である」というのも間違いではありません。日本人なのに、わざわざ「日本語訛りを完全に消す」ということまでは目指す必要もないです。ただ、イギリス国内でさえそうであるように、訛りは聞く人によっては「聞きづらい」ということがどうしても出てきてしまいます。せっかくこちらが一生懸命喋っているのに、強い訛りのせいで相手が半分も理解してくれないかもしれません。例えば仕事の上でも、海外に電話をしたものの、こちらの訛りのせいか相手の聞き取り能力不足かで話を理解してもらえず、「メールで文章を送る」と言ってメールアドレスを教えてもらおうとしたところ、今度は相手の訛りが強くてアルファベットさえもうまく聞き取れない…、ということも起きてしまいます。アルファベットの発音など、短い音でも結構な訛りが出たりするものです。

私自身は日本人なので、日本語訛りの英語は聞き取りやすいのですが、経験的に特に北米では日本語訛りの英語は、聞き返されてしまう率が高くなると言えます。聞き返されてしまう回数を減らすには、日本語との母音の違いや、アクセントやイントネーションの違いも意識して英語を発音する必要があります。私がカナダに滞在していた時期にも、あまり発音を意識しないで喋っていると日本語訛りになってしまい、相手に聞き返されて発音を正すということもよくありました。

あまり発音を気にしすぎて全く喋らなくなってしまうのは本末転倒ですが、ある程度以上のレベルの英会話を目指すのであれば、相手に理解されやすい発音を意識することが必須です。とりあえずは、標準的なアメリカ英語、標準的なイギリス英語に近づけられれば、大凡どこの国でも聞き返されてしまう率は低くなり、コミュニケーションもスムーズにできるようになります(ドイツ人、中国人、ロシア人などのノンネイティブの英語話者でも同様です)。もちろん、南アフリカに長期間住むのであれば南アフリカ英語、ニュージーランドに長期間住むのであればニュージーランド英語を身に付けるに越したことがないのは言うまでもありません。

文法についても「初心者は気にしすぎる必要はなし。でも、ある程度のレベル以上のコミュニケーションを目指すなら重要」なのですが、このあたりもまた機会があれば書くようにします。



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Crash Course Astronomy - YouTubeで天文学&英語学習

名前: 小川 邦久 リンク: http://kunisan.jp/ 日付: 2017年4月21日
Crash Course Astronomy - YouTubeで天文学&英語学習今年の2月から英語学習を兼ねて、YouTubeで英語の動画をほぼ毎日見るようになりましたが、ここに来て"Crash Course Astronomy(天文学)"にハマってしまっています。

https://www.youtube.com/watch?v=0rHUDWjR5gg

ハッブル望遠鏡の制御プログラムを担当したというPhil Plait氏による解説の動画で、ユーモアを交えた分かりやすい解説に、時間を忘れて見続けてしまっています。コース全体で47本の動画があるようですが、今のところ天文学の基礎から始まり、天体観測、惑星のところまでで、全体の4割程度見終わりました。

惑星の解説については、水星から土星まで見終わったのですが、水星に関する動画が一番興味深く見入ってしまいました。

私は小学生の頃に望遠鏡で天体観測をしましたが、金星、火星、木星、土星はよく観察したものの、水星だけは肉眼でもほとんど見る機会がありませんでした。太陽に近すぎて、早朝や夕方の地平線近くでしか観測できないためです。あと、水星は月を少し大きくしたような外観の天体で、写真で見る限りあまり興味をそそるものではありませんでした。

Crash Course Astronomyの解説では、水星の公転周期は87.97日、自転周期が58.65日とあり、この数字をパッと見ただけでは何とも思いませんでした。しかし、水星の自転周期は公転周期のちょうど2/3であり、水星が太陽の周りを1周すると、水星の裏面と表面がちょうど逆向きになる計算です。つまり2周でもとの向きに戻るので、「水星の1日」は太陽2周分の約176日ということになります。 

また、水星の公転軌道は楕円状になっているため、公転速度(太陽から離れるほど遅くなる)と自転速度(一定)で、水星から見た太陽はゆっくり東から西に動きながら、あるポイントで動きが止まって東に少し戻り、それからまた動きが止まって西に動くように見える時間が存在します。

私が小学生の頃は、本に「水星の自転周期は約88日(公転周期と同じ)」と書いてあったと記憶しています(まだ私が小学生の頃は、一部の本に古い情報が残っていました)。仮にこの自転周期の場合には、地球に対する月と同じで、常に同じ面が太陽側に向かっているということになります。月が地球に対して同じ面しか見せないのは偶然やミステリーではなく、「潮力」の影響によるものということは知られていますが、水星は1周ごとに表、裏、表、裏…、と向きを変えるというのには驚いてしまいました。

ところで、Crash Course Astronomyの最初の動画に、科学の進歩に関する言葉が紹介されていました。

UNDERSTANDING THAT OUR UNDERSTANDING MIGHT BE WRONG IS ESSENTIAL, AND TRYING TO FIGURE OUT THE WAYS WE MAY BE MISTAKEN IS THE ONLY WAY THAT SCIENCE CAN HELP US FIND OUR WAY TO THE TRUTH.

うまい翻訳は難しいのですが、つまり「自分の考え方は間違っているかもしれない」と考えることが必須で、それに加えて「間違っている可能性のある考え方」を見つけ出そうとする試みがあって初めて「科学によって真実に導く」ことが可能になるということです。

テレビドラマやアニメで科学者役の人が「科学で説明できないことはない」のようなことを言ったりしますが、現実には科学で説明しきれない現象は腐るほどあります(そもそも、世界は「万能な科学理論」に従って動いているのではなく、逆に世界で起きていることを客観的に数式や理論で表現しようとするのが科学です)。ただ、一歩ずつ一歩ずつ観測を重ねていったり、時には根本から考え方を変えたりしながら科学は発展しつづけています。

残りの動画は、ビッグバン、中性子星、重力、時間…、と深い話題も多そうなので、今から見るのが楽しみです。



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