中小企業のIT管理
社員教育 - マニュアルやガイドラインの作成
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[2008/6/12更新]

 新入社員入社時に会社のIT関連のルール(ガイドライン)や、業務の流れに沿ったアプリケーションの操作をまとめたマニュアルを用意しておくと、一貫した教育を行うことができる上、既存の社員のITレベルの底上げにも繋げることができます。

今、必要な情報セキュリティマネジメント―企業戦略の検証から社員教育まで
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 マニュアルやガイドラインについては、作成した後「あとは読んでおいて」という形では実効性が薄いと言えます。新入社員が入社するような場合には、ちゃんとIT担当者が説明する時間を作った方がいいでしょう。また「1回の説明で全部覚えてもらう」ということを期待しないことも重要です。「マニュアル渡して、その上で内容を説明して、何割かでも理解してもらえればいい」という気持ちでいた方がいいでしょう。同じ質問の繰り返しを受けたとしてもイライラしたりせず、ちゃんと説明しましょう。ここで「この前も同じ事を言ったのに!」などという態度を見せると、ユーザーが質問したいのに質問する気をなくさせてしまい、トラブルを抱えたまま業務の非効率化にもつながってしまう可能性があるからです。


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