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『中小企業のIT管理』
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ソフトウェアの管理 - メールソフト

[2009/1/23更新]

　個人のパソコンではWindows付属のOutlookExpress(WindowsXPなど)やWindowsメール(WindowsVista)を利用するのが一般的ですが、これらのメールソフトでは、データがPC上に保存される形になるため、バックアップの際には色々と面倒になります。

すぐわかる はじめて学ぶ インターネット&メール入門 パソコンでもスマホでも使える

　サーバー上にデータを蓄積させるタイプなら、バックアップを含めて管理が一元的になります。そのようなソフトとして、Lotus Notes Domino ＋ Lotus Notes ClientやExchange Server + Outlookなどの組み合わせがあります。これらのソフトの導入には専門的な知識が必要となるため、中小企業の場合には外注先に頼むケースが多いです。導入作業は外に任せるとしても、一部の管理（ユーザーの追加、削除)については社内でできるようにしておくと、ランニングコストを抑えることができます。Exchange ServerやDomino Serverのトレーニング(講習会)に参加するとか、管理関係の入門書を購入するなどすると理解を深められます。トレーニングはコスト的に多少高くつきますが、ユーザーが入れ替わる度に外注にユーザー登録変更お願いするよりは、トータルで安く上がるケースが多いようです。