貿易用語学習メモ

貿易用語(単語)の学習メモです。英文字3文字の意味など。
※このページの文章は2010年に自己学習用として作成されたもので、内容の信頼性、完全性は保証しません。


■ L/Cの種類
 - irrevocable: 取消変更不能、revocableは事実上存在しない。
 - confirmed: 銀行に信用不安がある場合に、より信用のある銀行に支払確約を取り付けた形のもの(連帯保証みたいなもの)、unconfirmed: 通常のL/Cはこれ。
 - payable at sight: 開設銀行がB/Lを提示したと同時に、書いては代金を支払う。

■ CFSチャージの意味
CFSチャージは混載便の時に発生する費用。CFSはコンテナ・フレイト・ステーションの略。LCL(Less than Container Load)サービスチャージとも呼ばれる。コンテナをコンテナヤード(CY)からコンテナ・フレイト・ステーションへ移動し、そこで貨物を取り出した後、コンテナに積載されているべき貨物のリストと実際の貨物個数、容積を確認して税関に届ける手続きが必要で、これらの作業のための費用を総称してCFSチャージと呼ぶ。
CFSチャージの費用計算例: 1立法メートル、または1トンで1単位2万円。または2立法メートルまたは2トンで5万円。または3立法メートルまたは3トンで最大66,800円。

■ 横持ちの意味
横持ち(Carrying from Storage to other Storage)。横持ちとは貨物を蔵置場所からほかの蔵置場所へ運ぶこと。ちなみに保税運送の手続きは必要ない。もとの場所と後の場所の倉庫会社が異なるような場合には、「横持ち料金」が発生する。

■ QPの意味
QP(Quotation Period): 見積り有効期限。

■ デバンの意味
デバン、デバンニング(Devanning): コンテナを開梱して、商品や貨物を取り出す作業のこと。

■ 貨物船の東京・横浜の停泊について
ヨーロッパ便については、東京(大井ふ頭)に入る。オーストラリア便は横浜(本牧ふ頭、山下ふ頭、大黒ふ頭)に入る。韓国便は両方。中国便は要チェック。一旦東京に入港し、CYに入り、それからトラックで保税輸送(外貨のまま運ぶ)されて横浜に行き、横浜で税関審査等行われるものもある。船が東京、横浜と2回停泊しないのは、停泊料金が高いため、2回停泊するとコストが高すぎてしまう。

■ ETAとETDの意味
ETA: Estimated Time of Arrival (到着予定日)、ETD: Estimated Time of Delivery (出発予定日)

■ DDPとDDUの意味
DDP(Delivered Duty Paid)は売主が目的地まで商品を送り届ける全てのコスト(輸入関税を含む)を負担する条件。DDU(Delivered Duty Unpaid)は売主が荷降ろししない条件で、輸入関税や通関手数料などは買主負担となる。

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貿易用語学習メモ
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中国コンテナ船サーチャージ(GBF,BAF,FAF,YAS,EBS)の意味と金額例
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