フィンランド&エストニア家族旅行日記
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製作: 小川 邦久
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8日目 - 2009年8月24日(月曜日) 晴れ
再びヘルシンキ
エストニア フィンランド
エストニア最終日。ゲストハウスのダイニングで、スウェーデンから来たという老婦人と朝食で一緒になった。8月28日まであと5日間ここに滞在するらしい。この老婦人はもともとエストニアで生まれだが、ソビエト時代に避難民として船でスウェーデンに渡り、今もスウェーデンに暮らしている。両親はカナダのトロントで生活していて、たまに会いに行っていたとのこと。人ごとではあるが、大変な時代を過ごしたんだなと思う。

老婦人の話を聞いていて、何となくではあるが私が中学生当時に学校の授業で使っていた地理の教科書を思い出した。この教科書は直接的な表現ではないものの、ソビエト型社会主義を賞賛するような意図があることを、中学生当時の私でも感じることができた。民主主義と社会主義を比較して白黒付けるようなことはしていなかったが、使っている文章や写真が偏重していて、今考えても「教育現場は政治的に中立な立場でなければいけない」という原則からも外れていたように思える。例えば、北朝鮮の説明には近代的なビルや地下鉄のカラー写真を使っているのに、同じページ内の韓国の説明には貧相な農民が重そうな木製の荷車を引いたモノクロ写真を使っていた。ソビエトの集団農場政策も、「こんなすばらしいシステムが世の中には存在する」と言わんばかりの紹介だった(もちろん綺麗なカラー写真付きで)。この教科書を編集した人達(あと、学校でこの教科書を使うと決めた人達)は、ソビエト崩壊の時に何を思ったのだろうか。

10時ちょうどにタリンを出るフェリーに乗り、お昼前にヘルシンキに到着。それからトラムに乗ってヘルシンキ中心部に向かい、トラムを降りてスーツケースをガラガラと引いた後、「GLOホテル」で早めのチェックインした。今回の旅行の最後の一泊ということで、少々値が張るものの「高級ホテル」のカテゴリに入るところを事前に予約しておいた。
GLOホテルは、外装から内装までホテル全体が黒色もしくは焦げ茶色をベースとしており、私が以前から想像していたような、いかにも北欧らしいデザインと言える(私の想像する「北欧らしさ」が、正しいものなのかどうか良く分からないが)。ただ、機能面よりもデザイン面を優先した設計が目立つ。ベッド周りの木材がマットレスの側面より外側に出っ張っているため、ちょっとした拍子に脛などをぶつけてしまいそうだ。実際に息子がベッドの上で転がって遊んでいたら、マットレスから落ちた拍子にこの木材の角にお腹が当たってしまい、痛さで大泣きしてしまった。あと、バスルームの洗面台の位置が子供には少々高すぎる。うちの子は4歳でも背が高い方なので何とか顔が届いたが、欧米の子供でも3歳以下ではまず届かないだろう(部屋には子供用の踏み台も用意されていない)。ついでに、部屋の脇にあるデスクの椅子が重すぎるせいか、床に擦ったような大きな傷が付いていた。私の持っているガイドブック(Lonely Planet Finland)には「黒色のトイレットペーパー」と書いてあったが、これは不評で変更されたのか、普通の白色のトイレットペーパーだった。
まあ、それ以外の部分では快適だったし、ヘルシンキ中心部にあるので場所的には非常に便利ではあった。客層もエグゼクティブクラスっぽいスーツを着た人たちが多く、私たちのような小さな子供連れの客については、もともとあまり考えられていなかったのかも知れない。
大きなベッド
[ 大きなベッド ]

デスクとチェア
[ デスクと重い椅子 ]
テンペリアウキオ教会の中
[ テンペリアウキオ教会の中 ]
ホテルでしばらく休んでから、トラムに乗ってテンペリアウキオ教会に向かう。ここは天然の岩山をくり抜いた教会で、1969年に完成したフィンランド現代建築の一つ。中に入ると、男性合唱団が英語の歌を歌っていた。

その後、妻は一人で買い物に出かけ、私と息子は適当にトラムに乗って、しばらく外の景色を眺めるつもりでいた。しかし、30分ほどしたら息子はすっかり眠ってしまった。その後トラムは終点まで行き、そこから折り返してホテルのそばに戻るまでにもう30分あったが、息子はまだ眠り続けていた。このままトラムに乗り続けていてもしょうがないので、眠ったままの息子を抱きかかえながら、トラムを降りてホテルに向かった。
それから息子はすっかり目を覚まし、妻も買い物を終えてホテルの部屋に戻ってきた。
1時間ほどしてまた街に出た。しばらくぶらぶらと歩いた後、ヘルシンキ中央駅の南にある「Morrison's Grill & Green」というところで食事をすることにした。今回の旅行2日目にトナカイ肉を食べたオメナプー(Omenapuu)の近くだ。本旅行最後の夕食は、妻がサーモンサラダ(13.5ユーロ=約1,823円)で私はサーモンバーガー(12.4ユーロ=約1,688円)とサーモン尽くし。サーモンを食べられない息子は、好物のポテトフライを頬張った。
サーモンバーガーの味はというと、ほぼ想像通り(ハンバーガーの肉の代わりに、サーモンを揚げたものを挟んだような味)で特筆すべきことはないが、ボリュームがあって美味しく食べられた。
サーモンバーガー
[ サーモンバーガー ]



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