英語が本当に苦手な人の英語学習法

製作: 小川 邦久

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14a.【2015年6月追記】その後の英語学習とTOEICスコア900点超え


 12年半務めたヨーロッパ系特殊金属メーカーを退職した後、日本の金属専門商社に就職しました。同じ「金属」繋がりではあるものの、メーカーと商社は役割が違いますし、使われる英語も違ってきます。ヨーロッパ系メーカーの時には、英語のやり取りはヨーロッパ本社のみが相手で、外部の人との英語のやり取りは皆無でした。それに対して、日本の金属専門商社では、色々な国の色々な会社の人とのやり取りがあり、メールはもちろんの事、以前よりも電話での打ち合わせや、翻訳・通訳の機会も多くなりました。また、世界各地の情勢や市況など情報にもアンテナを張る必要があり、メールニュースやネット上の英語の記事に触れることも多くなりました。いずれにしても、英語だけを取っても前職で培った経験を活かせる上に、さらなるレベルアップが必要な環境になりました。


 以前からやっていた海外ドラマや映画のDVDを使っての英語学習も継続していましたが、ここ数年の学習環境で大きな変化があったのはスマートフォンやタブレットの活用です。



 AndroidもiOSも英語学習アプリは山ほどありますが、個人的に気に入っているのは音声付きの例文がある英単語・英熟語アプリです。たとえば「ジーニアス英単語2200」、「英熟語ターゲット1000」などです。英単語や英熟語を単に暗記する方式は、個人的には「合わない」ということで、英語学習スタート当初から全くと言っていい程やっていませんでしたが、例文の中に学びたい英単語や英熟語がある形で、またそれをネイティブの発音で読んでくれるのであれば、話は変わってきます。もちろん、「100%覚えきれる」という学習法ではないですが、昔のように「出る単」で英単語の丸暗記をするよりは、効率的で楽しく学べるようになりました。


 また、電子書籍端末・アプリの代名詞である「Kindle」も日常的に使っています。以前は洋書を読むのにも、電子辞書を片手に単語を調べつつという形で、読み進めるのが大変でした。また、「洋書は高い」ということもあり、気軽に何冊も買えるようなものでもありませんでした。しかし、Kindleを使い始めた事により、今までよりも気軽に洋書を読めるようになりました。分からない単語が出てきても、それを長押しタップするだけで意味がでてきます。また、価格も手頃で置き場所にも困らず、読みたい本がすぐに読めるなど色々とメリットが大きいです。


 以前は洋書を1冊買うと、読み終えるのに半年〜1年など長い時間がかかっていましたが(集中力も持たなかったので)、今ではKindleのおかげで、ここ2年間で30冊以上の洋書を読むようになりました。洋書をたくさん読むようになったことにより、語彙や文法などに対しての「感覚的理解」がより進んだように思います。


 そして、5年半ぶりにTOEICを受験しました。今までのTOEICでは、事前に問題集を少しやる程度で受験していましたが、今回は本気で「900点を超える」ことを目標にし、試験の約2ヶ月前から、特にリーディングセクションの対策書を使って、TOEIC専門の勉強を進めていきました。試験3週間前から試験直前までは、TOEIC公式問題集3冊を全てこなして試験本番に望みました。そして、試験中は小手先のテクニックを使わず、リスニングでは「全部聞いてから回答する」、リーディングでは「全部読んでから回答する」という正攻法で行きました。


 結果は945点(リスニング495点、リーディング450点)で、TOEIC初受験から20年で初めて900点の大台を突破しました。直前のTOEIC対策にそれなりの効果があったのは確かですが、やはりここ5年半のDVDでのリスニング強化やKindleでの洋書多読によるリーディング強化の成果もしっかりと出てきたのではないかと思います。


 ただ、未だに海外ドラマ、映画、洋書で分からない単語や表現に頻繁に出くわします。TOEICではようやく900点超えのスコアを達成することができましたが、まだまだ英語力の鍛錬(特に語彙力強化)を続けていかないといけないと思っています。