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製作: 小川 邦久

3日目 2003年4月28日(月)モンテベルデで見たムカデ

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[ タコタルロッジ ]
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 昨晩早く寝たおかげで、朝の目覚めは良かった。昨晩の雲も上がって気持ちのいい朝だ。外の写真を数枚撮ったあと、朝食を食べに食堂に向かった。
 食堂の椅子に座ると、従業員に「昨晩は火口から赤い溶岩が流れるのが見えて、綺麗だったね」と言われる。私達は早く寝てしまったので、見ていないと言う。曇っていたのは夕方過ぎだけで、どうやら夜遅くには晴れたようだ。アレナル火山の最大の見所を、すっかり見逃してしまった。いっそのことずっと曇っていてくれた方があきらめがついたのにと、朝一からがっかりモードになってしまった。

 食事の後、8時半にツアーの運転手が迎えに来てくれた。10人乗り位のワゴン車に乗り込み、それから別のロッジで20代前半のカナダ人男女2人をピックアップ。このカナダ人はトロントから一緒にやってきて、2週間の予定でコスタリカに来ているとのことだった。やはり、彼らはちゃんとアレナル火山の夜景を見ていた。すごく綺麗だったらしい。
「昨晩ちょっと横になって、気が付いたら朝になってたよ」と言ったら、二人とも笑っていた。まあ、笑いが取れただけでも良しとしよう。

 しばらくがたがた道を進み、途中トイレ休憩で売店に立ち寄った。そこでは男の子2人が店番をしていて、お母さんは店内の椅子に座って赤ん坊をあやしていた。のどが渇いたのでボトルの水を買い、そのついでに大きい方の男の子の写真を撮る。しばらくしてお父さんらしき人もやってきて、ツアーの運転手と一緒に椅子に座って団らんをしていた。
 でも今日は月曜日なのに、なんで子供達は学校に行っていないんだろうと思い、お父さんらしき人に聞いてみると、時間をずらして学校に行っているとのことだった。コスタリカの教育水準の高さは有名だが、校舎の数が足らず、2〜3部制の学校も多いらしい

[ 道中の休憩所 ]
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[ アレナル湖 ]
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 またワゴン車に乗り込み、アレナル湖(Leguana de Arenal)を左手に見ながらぐるりと半周。アレナル湖が見えなくなったあたりから、道がさらに悪くなり始める。山の尾根沿いの道を行く感じだが、ガードレールがまったく無い。見晴らしはいいものの、落ちたらそのまま数百メートルまっさかさまだ。道のでこぼこも大きくなり始め、ローギアで進んでも車が大きく縦に揺れる。そんな中でもカナダ人二人はシートに横になって、まぐろのように熟睡していた。
 牛や馬や草原やコーヒー畑を横目に見つつ、昼過ぎぐらいにようやくモンテベルデに入った。まず、カナダ人宿泊のホテルに到着、それからこちらの宿泊場所のエリスロッジ(Elis Lodge)に到着した。寝室が2部屋ほどの小さなB&Bだ。

 モンテベルデは1951年に44人のアメリカ人クエーカー教徒が到着して発展させた町。彼らがこの地を選んだのは、サンホセなどの都市から離れていること、大地が肥沃なこと、それに土地が安く購入できたかららしい。当初は牧場を開拓し、酪農やチーズ工場で生計を立てていたが、後に自分達の所有する土地の一部を自然のまま残しておくことにして、これが現在の自然保護区となっている。ここでもキャノピーツアーや乗馬、トレッキング、バードウォッチングなど、自然をバックにしたアクティビティが人気がある。

 昼食を取ってすぐにウォークウェイズ(Walk Ways)という、ウォーキングツアーに参加。モンテベルデではケツァール(quetzal)という、中米の象徴とも言うべき尾の長い緑色の鳥が見られることが有名で、かなり期待しながらツアーに参加した。しかし、ロッジからトレッキングコースまでワゴン車で運んでくれた後は、ガイドのいない自由行動。2時間森の中を歩き、森の上から見下ろせる吊橋を何本か渡ったが、見た動物は中指ほどの大きさのムカデ1匹とスズメのような地味な鳥だけ。期待していたケツァールは見られなかった。変わった植物も見かけたが、説明なしではそのまま通り過ぎるだけで終わってしまう。やはり、こういうツアーはガイドがいる方がいいのだろう。

[ ウォークウェイズ ]
WMV形式動画(8秒/262kb)


[ インターネットカフェ ]
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 ツアーの後再びロッジに戻り、それから近所にあるインターネットカフェに足を運んだ。1時間あたり1,000コロン(約300円 / 1コロン=0.3円で計算)だったが、ダイアルアップで接続速度が遅い上、日本語フォントが全く使えない。コスタリカのさらに田舎のインターネットカフェで多くを期待してはいけないが、仕方なくアメリカのYahoo!でイチローと松井の大リーグ情報をチェックするだけにしておいた。
 インターネットカフェを出ると、空が厚い雲に覆われていて、いかにも雨が降りそうだった。案の定、ロッジに戻るとすぐ夕立になった。

 雨が上がってから夕食を食べに出かけ、その帰り道で突然「バチッ」という音がしてあたりが暗くなった。停電になってしまったのだ。ロッジに戻るとオーナーがキャンドルを用意してくれた。部屋でそのキャンドルに明かりを灯し、そしてモンテベルデの夜は更けていった。

※ ケツァールの写真は http://www.japancostarica.com/ より転用させていただきました。

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